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朝食バッフェ。ワッフル、パンケーキ、スモークサーモン、トマト、豆乳、トマトジュース。オムレツ、フルーツ、マンゴーヨーグルト!

朝7時45分から観光開始。人での多い京都観光。空いている時間に行動するのがポイント☆

ホテルの内庭

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京の北、鷹峰三山(鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰)を見渡す景勝の地、光悦寺。開園時間午前8時からなので朝動ける人にはお勧め。2番のりでした。。

元和元年(1615)徳川家康公が本阿弥光悦翁に野屋敷として土地を与える。一族縁者をはじめ、種々の工芸にたずさわる多くの職人と共に住居を構え、工芸集落を作る。光悦翁の没後、寺として日蓮宗光悦寺となり今日にいたる。光悦翁は茶道においては一流儀に偏することなく奥義を極める。三巴亭茶席、大虚庵茶席、徳友庵茶席、、騎牛庵茶席など聚落を形成している。

    苔のふかふか絨毯の上の楓
  鷹峰三山左から
鷹ヶ峰、間の山を飛ばし鷲ヶ峰
天ヶ峰

光悦寺から永観堂へ向かう。若宮神社の前はイチョウが美しい。

永観堂です。HPではプロのカメラマンによる紅葉、雪化粧の様子が見られます。紅葉みかえり阿弥陀が有名です。入り口から紅葉真っ盛りです。京都の寺は紅葉の時期拝観料を上げ、評判がよくありません。

外の塀から 拝観料を支払って堂内へ。  
  紅葉の赤い葉と赤い実が美しい  

堂内をぐるっと回ってくると、多宝塔が見える。みかえり阿弥陀はただ今工事中で見えず。

りっぱなイチョウの木があり、地面には黄色い葉がびっしりと。翌日のTVではこちらの様子を伝えていました。なお、こちらは夜のライトアップも有名のようです。

ふつう、松の葉は2本ですが、こちらには3本なる三鈷の松があり、願い事が叶うとのこと。午前中であれば売店でいただけるとのことで寄ってみるとありました。ついでに、みかえり阿弥陀の写真も拝みました。

途中、縁切り寺を発見。人との縁だけでなく、いろいろなものから縁を切れるとのこと。神頼み。

河井寛次郎記念館へ。自身が日本各地の民家(主に飛騨高山)を参考にしつつ、独自の構想のもとに設計し、昭和12年(1937)に建築したもの。作陶をはじめ、木彫り、文章を通して表現したものははげしく表現したものが多く、一方、建築、調度品、蒐集品では日々の生活に素を尊んだしずかな精神を見ることができる。

釉薬を使いこなしていたといわれる河井寛次郎、いろいろな色を生み出しています。

作品作りの部屋をガラス越しに見ます。ろくろは掘りごたつ式、このようなところに工夫が見られます。

窯です。間口から奥行きどうなっているのか、こんな大きな窯があります。そして手前には火の神様であるのでしょうか。

窯は階段状になっており、このような列が5,6も並んでいます。いまだに器が入っています。

自宅の2階も独特のセンスが光っています。掘りごたつの大きなテーブル、一人分のこたつ(京都は寒かったのでしょう。)火鉢、行灯。木製品はどれも質感がどっしりとしています。自宅、作業場の中央には中庭が広がり、立派な藤棚は目を楽しませたはず。そして、同じように2階の玄関の上は吹き抜けになっているのですが、その吹き抜けはこれまた中庭状態で、ぽっかりと部屋に穴があいた状態になっています。これは寒かったり、暑かったり不便な部分もあったでしょうが、どこからでも景色を楽しめられたはず。

中庭の丸い石は、故郷安来のものだそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

修学旅行生も多く、なんとなくつられ参道をぶらぶら。八坂の塔です。変身舞妓あるいはなんちゃって舞妓さんがたくさんいます。修学旅行生たちはほんものと思っていたみたい。よく見ればそうであるかそうでないかわかります。ポイントは、カメラ、るるぶ等のガイドブックを持っているかどうか。また本物が出現する時間、場所も決まっているとのことです。

清水寺にでました。JPの移動店が出ていました。紅葉の時の清水寺という写真ですが、見事に真っ赤です。昨日、今日と回ったところに比べると、こちらはまだ早いのでしょうか…。

昼は軽めに関西風うどんで。

古門前近辺の古美術店界隈へ食器を見に行きます。

有名なてっさい堂、小さな細い店舗の中、びっちりと皿が積み重なっています。てっさい堂は栗原はるみさんの本でも紹介されていました。骨董です。高価です。下三桁はコンマ、−の表記です。ほとんどが15,-以上。豆皿(PDF)というたいへん小さな皿もぎっしり。昔は塩を盛ったということですが、現代では、チョコを載せたり、あるいはアクセサリーの載せたりと。観山堂へ。こちらは高価なものもおいてありますが、ある程度の大きさもあり、求めやすい。なかなかいらっしゃらないというおかみさんもいらして、おすすめされる。「このお皿の大きさは何にでも使えて重宝します。」など。なお、お求めやすいものは骨董ではありません。↓購入のもの。左の2点は直径10センチほどのもの。右のものは14〜15センチほど。おかみさんお勧めのサイズ。

四条河原町方面に抜けると、偶然、魯山人展をしていたので入ってみる。歿後50年。

―「自然美礼賛一辺倒」の言葉とおり、自然を師として敬愛した魯山人の作品はいずれも雅趣に富み、のびやかな美と鋭さが共存しています。本展覧会は、何必館・京都現代美術館の多くの所蔵品の中から厳選された代表作約120点を、「陶」「書」「刻」「茶」「花」「食」「季」の7つのテーマに分け展観。さらに取り合わせに工夫し、「使う」ことでいっそうの輝きを放つ魯山人の新たな美を引き出す。生涯をかけて日本の美と食を追及した魯山人のこれまでにない本格的な展覧会。―

ホテルにいったん戻ります。

エスプレッソマシンは、左のきらきらとしたコーヒーの粉の入ったものをセットしコーヒーマークのボタンを押すとエスプレッソが出ます。

お風呂も立派です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の夕食へ。祇園歌舞練場手前の川上です。大正15年生まれの店主は数ヶ月前に勇退されたとのこと。1階はL字のカウンター席。ネギのようでもありうどのようでもあり、春菊、松の実、菊と。八寸は、秋っぽいですね。たたみいわし、栗、銀杏、いくら。

  柚子の生麩入り白味噌仕立て
鳥取の松葉ガニ。既に現地で茹でられています。 かにみそ 椀だねは蕪蒸し
鮑、エビ。肝ソースで。 炊き込みご飯、赤だし。 みかん、りんごコンポート
今夜もおいしかったです。白ワイン一杯で酔いました。
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