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関東では風薫る五月ですが、やっと桜が咲き始めた北海道へ。桜の時期の道南巡り。それから、努めてにしん蕎麦を求めてみました。

1日目 新千歳空港〜小樽〜札幌

2日目〜江差松前

3日目〜函館大沼〜函館空港

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新千歳空港から高速道路を走り、小樽へ。小樽はレトロな建物が多く、JR小樽駅駅舎もまた昭和9年の歴史的建造物。ランプがすばらしいとのことです。運転中にパチリ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

堺町本通りを歩いてみます。北一ガラス関連の建物が多い。あいにく店内は撮影禁止。なんでやろ。

ガラス工房を見学。休憩中のところも。ショップを見てみますが、私の購買欲は起こらず。

お菓子屋さんがこんな土蔵の中に。一軒は六花亭。休憩がてら寄ってみます。あいかわらずコーヒーサービスあり。「雪やこんこ」は、その場で黒いクッキーでクリームチーズをはさんんだもの。250円。ほんものの厚めのクリームチーズケーキサンドで、かなりおいしい。

「雪やこんこ」はおみやげでも。こんなクリームチーズ、常温で大丈夫と思うものの、お土産用はホワイトチョ コでした。ちょっとがっかり。それほど「生雪やこんこ」はおいしかったのです。

堺町本通りは修学旅行生、中国人でにぎわっていました。

こんなかわいいオルゴールやさん。というか、ネコやワンコや。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは小樽運河方面。小樽倉庫bPにて醸造所見学させていただきます。案内料は無料です!小樽ビールは、びっくりドンキーの社長がドイツからビールマイスター(正式名称忘れる)を呼び寄せ、麦芽100%主義を守り、本場ドイツの伝統製法にのっとってビール作りをしています。小樽ビールは、町興しではなく、水を求めてこの地ではじめられたという。この最高ランクのビールマイスターを持つ人は日本ではここだけ…、という説明。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツ人の彼の先祖のお屋敷というか醸造所は地上4階地下3階。電気のない時代、この高低差を生かしてビールが上から下へと各過程ごとに作られ下ろされていたとのこと。途中、栄養たっぷりの麦芽ジュースをいただきました。ビールの種類によってビアグラスも使い分けるべき。レストランにはお客のジョッキキープあり。ビールは敏感なので、揺れ、時間で味が変わるので、ここで飲むのがお勧め…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小樽観光船乗り場、運河プラザ。運河プラザでは、風鈴の人気投票に参加。

北海道最古の鉄路「手宮線」跡。

蝦夷蕎麦
蕎麦めぐり。駅近くの「藪半」さんへ。蝦夷蕎麦は、おぼろ昆布と海苔。群来(くき)にしん蕎麦はとろろいもがたっぷり。郡来とはにしんが大量に海面に押し寄せ、海がオスの出す精子で真っ白になる様のこと。豊かな海、豊漁を想像させるものだったのでしょう。店の外側、店内、歴史を感じさせる造りになっています。中は子どもの節句のかざり、その奥は蔵の中のようです。
群来(くき)にしん蕎麦 かぶとの飾りの後ろから土蔵のよう
街の店の看板もレトロ

ここにも手宮線。

北のウォール街へ。

日本銀行旧小樽支店金融資料館
寿司屋通り

昆布やさんが私費でやっているという案内所。民営の小樽案内所にて。

近江、松前、加越能、越後商人が小樽を形成。樽僑ということば。

移動中、偶然、重要文化財旧日本郵船へ。こちらは中心地から少し離れています。明治39年建築の、近世ヨーロッパ復興様式。

北海道は戦災の被害が少なかった、1990年代バブリーな時期に繁栄しておらず新しい建物に代える余裕がなかったからこそ、今このような建物が残っているのでしょうか…。

小樽の町の中心部を離れると、ほとんど観光客はおらず。

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さらに車で移動。にしん御殿小樽迎賓館(旧青山別邸)は祝津三大網元のひとり、青山政吉と娘、政恵が立てた豪邸。入場料1000円。こちらはさらに小樽中心地から離れ、貸切状態で館内見学。

小樽迎賓館、1階はレストラン。この右側が旧青山別邸。 天井

観光タクシーで来ている人を見かけるが、入館しなかったようです。

小樽迎賓館入り口広間の天井には

道内画家の作品が。

古い箪笥
館内には係りの人がおらず、心ない人がいるようで、引き出しが盗まれているところも。
二階から枯山水庭園を臨む 屋敷外から建物を撮影 中庭
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札幌すすきの方面へ。よさげな居酒屋さんを探します。交差点では客引きの男衆が、親切で案内?をしてくれます。でも、そんな店の前にはまた客引きの人が立っているのです。そんな店はだめ。
勘で北の酒蔵さんへ。付き出し、にしん漬け(なんと漬物が主体)、アスパラガスバター焼き、行者にんにくお浸し、浜防風の酢味噌和え、じゃがバター塩辛添え。じゃがバターに塩辛は今定番らしい。
メローかま焼き。どれもおいしい。

かすべ唐揚げ、生牡蠣。

かすべは煮こごりが最高と横のテーブルから薀蓄あり。かすべ唐揚げも一口大に食べやすく揚げてあってカリカリポリポリ、おいしい〜。

このお店でかすべの煮こごりはメニューにあがったことがないそうです。

これがすすきの。しめはラーメン。魚だしです。お願いして半ラーメンにしていただきます。

戻る途中、ゼップサッポロやすし善がありました。

夜中、はたはたの飯寿司を食べました。

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