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柳田教授を(と)訪ねる
山梨ワイナリーツアー
【新宿から特急あずさで甲府へ】新宿8時02分発
甲府駅9時42分着 駅ビル物色中。信玄餅揚パン! ちっともおいしそうに見えない。
値札前にパンを置いて撮影したため値段がわからずネットで調べる。
ネットのパンには黒蜜ジャムがくっきり見えておいしそう。216円。
【山梨大学柳田教授を訪ねる】
山梨大学ワイン科学研究センター 入口横にワイン畑 センサーのようなもの
会議室の壁には
テイスティングデスク
シャンデリアは葡萄 工場内
ブドウの枝を取り除く機械   取り除かれた枝はこちらへ
山梨大学生命環境学部ワイン科学研究センター農学博士柳田藤寿氏 コンプレッサーはブドウをつぶす 高価な機械類
    酸度を測るだったか
  味覚センサー 古いワイン作りの道具
ローラーが中に 山梨大学工学部附属
発酵化学研究施設
 
少し傾度下がります 貯蔵庫 1952年ものから
エアコンで15℃に 甲州ワイン  

ワインにはグルタミン酸等の旨味成分を加えてはだめ

酒税法違反となる

亜硫酸塩=酸化防止剤

ここにあるのは試験醸造所免許で、売ってはいけない

ワインの市場

メルシャン25%、サントリー25%、以降サッポロ、マンズ、アサヒビール

日本にはワイナリー260社、3年で60社増える

平成30年以降ラベル表示厳しくなる

ストーリー付きの戦略が必須

ハイボールでウィスキーが足らなくなる

ハイカラ(ハイボール+唐揚げ)で売り出す

古っぽい、コレクションなのでしょうか

 

ポートワインの話

発酵途中にアルコールを加えると発酵が止まり、甘さが残る

赤玉ポートワインが有名

建物入口 生徒の研究対象がワインだなんてうらやましい
【甲府駅近くのD&Departmentのレストランへ】ランチ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野菜サラダ(蒸し焼き)と野菜ラグーのパスタ、飲み物はソフトドリンクの他にワインも選択可能で、もちろんワイン

今日のガレットは
生ハムとジャガイモ
平飼い卵と生ハムガレット 木製品のお皿
エスカレーターで降りながら
1Fの売り場を眺める
地元の野菜が並ぶ
バターナッツやトマト
イチゴ、大根

赤かぶ、ルッコラときれいな色のトウモロコシ
値段は山梨プライス

が、買う時間がなかった。

【勝沼醸造へ】
木塀は葡萄の模様   勝沼醸造
暖簾 2階の説明スペース  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

常務からの説明

消費年間一人当たり2.5リットル、ワイン4%、ビール50%

産地の風土性

日本ではワインが飲むものでなく、語るものになってしまっている。

山梨県内での売り上げがトップ…山梨県人はそれほど飲んでいるのだろうか、実は県内で購入され持ち出しされているだけの話。神奈川藤沢メルシャンが国産ワインを作っているが、それは輸入されたブドウで作っているという地の利。勝沼が本物を作っている。日本にはワイン製造会社280社あり、山梨には80社強存在、勝沼には大手32社。ワインは量を作るものではない。

日本のワインは720mlだが、世界基準の750mlにしないと輸出できないため、750mlを作っている。

勝沼醸造のブドウはマスカット、ベーリーA、甲州 。

仏教と共に甲州ブドウは伝わった、薬師如来は片手にブドウを持つ、僧行基が発見したなどと言われている。
甲府盆地西斜面は1日の寒暖差が激しく、ブドウに選ばれた土地。

ブドウで酒を作りたい…ブドウ+米糀で作った酒で乾杯、献杯していた過去あり。

2012年甲州豊作、

2001、2002年非売運動、メルシャン大手裏切る、

ジャパンプレミア甲州、サントリーが翌年賞を取る

食べるためのブドウ…シャインマスカット

甲州ブドウ…ワイン用に切り替えよう(買い取り価格200円!/1キロ) 以上聞き書き。

テイスティング横の展示 ワインを味わうスペースの
小川を挟んでワイン畑が広がる
カード1500円で購入し
1000円分テイスティング可能
アルガブランカクラレーゼ アルガブランカイセハラ  
テイスティング用マシン アルガーノモンテ 飲み終わる頃には
誰もいなくなっていた
アルガーノ露是(ロゼ) 正面

勝沼醸造テイスティング用ワインリスト

1→3→7→4を試飲しました。

 

勝沼醸造はレストランテ「風」を経営しており、評判のおいしさとのこと。

【丸藤葡萄酒(ルバイヤート)へ】
エントランスアプローチ    
  ラベル貼りは手作業  

今年できあがった売店の建物

新しいのに、古い趣きのたたずまい

扉のガラスもレトロ感あり

梁があり天井が高い

こちらは無料試飲できる、その種類も多い

今日の有料試飲は1種類のみ(ドメーヌルバイヤート2010)で500円はとにかく濃い

 

購入したかったのは大瓶、これなら料理用にもどんどん使えます。

無料試飲のワインがこんなに   有料試飲は開けたてでした

ブドウ摘みのかごもディスプレイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中央葡萄酒に向かうつもりが…

【MGVs(MATSUZAKA GREEN VINE YARDS)へ】
今年からワインを売り出した おしゃれなワイナリー入口の飾り  
時期的にハロウィンです    
  ワイン陳列、白グループ 赤、ロゼグループ
Kは甲州 バッグや ミニカー
シャベル、長靴 社長手作りのワインサーバー、ボトル空っぽの部分には窒素充填
半導体の会社がワイナリーをはじめた
熟成スペース   瓶詰めしたワインセラー
  骸骨が座っている  
 
ブドウコンベヤー 毎日ブドウ液をかき混ぜる  

マスカット・ベーリーAを試飲500円

雑誌にも取り上げられている

 

 

 

 

 

というわけで、時間切れで中央葡萄酒には立ち寄れず。

【ルミエール、併設のレストランゼルコバへ】
夕方5時20分到着 正面 ワインテイスティングサーバー
1台300万円だったか…、かける3
ショップ    
登録重要有形文化財 ルミエール旧地下発酵槽 ブドウが発酵してぶくぶく泡立つ
木田社長の説明で地下へ   ワイン樽
ひとつの石蔵には10トン入る、それが10個分(使用しているのはひとつ)  

石蔵和飲マスカットベイリーA2015

国の登録有形文化財に指定されている石蔵発酵漕で醸造したワイン。この石蔵発酵槽は、1901年に花崗岩の石材で造られたもので、一度に約10dの葡萄をつぶし発酵をすることができる。竹製スノコを濾過装置等に使用し、石の天然冷却効果を利用した他では類を見ない発酵槽。

マスカット・ベイリーAから造られるこのワインは、石蔵発酵漕で醸造後、更にオーク樽で熟成させる。ふくよかなイチゴの香りとやわらかなタンニンを含んだやさしい味が特徴。また、石蔵発酵槽で造られたワインはその特殊な製法により、良好な色調と複雑で個性的なワインとなる。(HPより)

木塀は、ワイン樽の再利用板なので、湾曲している。

 

せっかくワイナリーに来てもらっても食事することがないということで、レストランを作ったとのこと。

ショップ横で、ディナーへ

メイン魚・肉両方が入るコースしかない。

 

それぞれのお皿に合うワインも書かれていた。

  甲州スパークリングワイン カボチャのポタージュ
干し巨峰入り
マコモダケ、赤ワインベーコン
黒ニンニクピューレ、赤唐辛子添え
スペルト小麦のニョッキ
柚子とそばの芽の香り
甲斐サーモンのポワレ
きのこ豊かなバターソース
富士山麓牛のロースト
ベアルネーズソース
焼きたてアップルパイとルミエールブランデーと巨峰のアイスクリーム添え ゼルコバの木
この後石和温泉駅へ向かう

1週間ほど前に急遽誘われ日帰り山梨ワイナリーツアーに参加。

5時過ぎに起床し、6時半には家を出て、新宿駅集合。山梨大学から石和温泉駅まで柳田教授によるご案内、運転。立ち寄るワイナリーではVIP対応の説明をいただいた。帰りは八王子でグループと別れ23時に帰宅。地図を見たら、こちらのほうが断然近かった。

これまで訪ねたワイナリーは長野ばかりで、私の中では長野がよいと思っていたが、フロンティア山梨は勝るのか。どちらがよいというものでもなく、それぞれのワイナリーのはず。十勝ワインの売り上げは山梨についで2番目ということで十勝ワインにも着目しないと、ですね。傘と合羽を持参したけれど、結局どちらも使わずにすんだ。

次回は近くのワイン民宿に泊まり歩きながらじっくりワイナリーを回りワインを購入したい。

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