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<1日目>11月下旬、3泊4日香港へ。久しぶりの海外です。今回はHISインターネットのパック、燃料サーチャージ込み、無料観光コースの代わりに有料5,000円観光を付けます。 往きのフライトは午後3時25分成田発のため横浜11時半に出発。渋滞もなく無事、酒々井SAへ。少しですが日本を離れるので、うどんを食べます。昆布だしです。駐車場経由成田空港に到着。
今回はキャセイです。遠くのゲートなので早めに移動。定刻通り離陸。5時間ほどのフライト、機中で映画「僕の彼女はサイボーグ」綾瀬はるか主演を見るが途中で熟睡・・・。ワインの飲み過ぎ。(戻りの飛行機では運転のため飲酒できないので。)熟睡後、再度、同じ映画を見るが、最後まで見られず。
香港の空港でもまた港内電車移動。
クリスマスの飾りつけです。無事香港に入国しHISの方の迎えで楽チンホテルまで移動です。一行15人ほど。私と娘以外は別のホテルで降ります。バスの中では現地添乗員さんが両替もやってくださいます。なんと成田空港の三菱銀行よりも良心的、1香港ドル13円ちょっと。ここで替えればよかった。

ホテルに夜9時頃、到着。今夜は宿の近くで夕飯をとります。香港の夜は賑やかのようだし、ホテルが下町っぽい?ところ、レストランもまだまだやっています。お客がたくさん入っているお店へ。どれもおいしい。カニ炒めは片栗粉のあんにくるまれていて熱い!

そして、今回の旅でずっとでてきた、先の尖っていない箸の使いづらいこと。おまけにプラスチックだから箸の使い手の日本人でも掴む、かき出すことの難しいこと。175香港ドル。2,275円。(1ドル13円計算)

エビの雲呑麺 肉団子麺 野菜炒め
蜆のスープというが浅利です。 カニの葱炒め。65ドル。 お店の外観
<2日目>朝起きて窓からの景色。10階の部屋。
今日は8時40分から2時まで観光ツアー。 ガイドのアマンダさんがフロントに迎えにきてくださる。ツアーはあと二人、総勢4名のこじんまりとしたグループとのこと。
最初の目的地、ビクトリアピークに到着するまでの間、他のオプショナルツアーの内容、お土産いろいろを勧められる。オプショナルツアーはその日の”夜景と北京料理”(5,000円)、足裏マッサージ(300香港ドル)を申し込む。
九龍側から香港島へ、海底トンネルならぬ海中トンネルを通ります。1972年 に私費で造られ、その後政府が買い取ったもの。古いものは料金が安いというのは香港の慣わしで、この通行料は10香港ドル。たくさんの人が利用するので渋滞気味。トンネルの中は風水を取り入れて六角形。

←香港理工大学、と書いてある。

バスは山を上り、ビクトリアピークへ。金融都市としての香港とは別の顔、観光都市としての香港、そのいちばんのスポットです。もともとイギリスの植民地であった時に、当時のイギリス人の総督?マクドナルド氏が暑くて暑くてたまらない、ということで、涼しいところを探させて住んだとのこと。

以降、高級住宅地に変貌したそうです。香港は函館に似ていると感じたのはイギリス人の居留地であったことにあるのかもしれません。函館でどこにいても函館山が見えたように、香港ではこのビクトリアピークがよく見えるというのも似ています。

ビクトリアピーク展望台です。
↑太平山というフレンチレストラン。
→朝食代わりのマフィン。
展望台から眼下の景色を眺めます。映画「慕情」ウィリアム・ホールデン主演。ここでロケが行われました。映画音楽も有名です。帰ったら、もう一度観よう。

↑トラムの線路。ちょうどトラムが入ってきました。
標高が少し上がっただけで寒いです。半袖で大丈夫と思ってきた香港、勘違いしてしまいました。ちょっとファッショナブルな地元の人、コートやブーツやらはいています。


バスで上ってきましたが、下山は名物のトラムに乗ります。続々と下からトラムで上ってくる人たちと入れ替わるように下山。
約8分ほどで下まで。かなりの急勾配もあります。途中複線になったりしながら行き交います。山側、海側の景色が全く異なります。
上っていく電車です。↓

下山し、迎えのバスに。少し乗りまた下車。今度は香港名物の2階建て電車に乗ります。乗車区間わずか2区間ほど。2香港ドル。名物なので2階まで上がります。急な階段です。その後、香港一長いエスカレーターへ。ここはセントラルと富裕層の人たちの住む山側を結ぶもので、朝の通勤時間帯は下り、朝10時半以降は上りの一方通行になります。勾配のある土地ならではのものです。
その後、近くの香港一古いというお寺へ。おまけのような観光スポット?でしょうか。
熱心に参拝する人も。
わずかにバスに乗り、海そばの香港コンベンション&エギジビションセンターへ。何の形?やはりここでも風水。亀の形です。こちらの1階で飲茶のランチです。
金紫荊です。数々の賞も取っているとのことで入り口付近にはたくさんの賞状が飾られています。そして全面窓ガラスで、先ほど外で眺めていた景色をそのまま見ながらの食事です。
チキンとチャーシュー。 青梗菜。こういうふうに
盛るとおしゃれ。
チャーハンと雲呑麺。
春巻。 翡翠皮のエビ餃子。 叉焼饅。
エッグタルト。(正しくはエッグパイ。)
人気です。かなり甘さ控えめ。
いろいろな乗り物に乗る!というテーマも盛り込まれているようで、今度はフェリーで、香港島から九龍へ移動。1等でも2.2ドル。10分おきに運行されているとのことで、すぐ乗ります。先ほどの亀の形の建物をじっくり見つつ、遠くにビクトリアピークを眺めつつ。釣りをしているのは漁民の人?

フェリーを降り、免税店まで徒歩移動。ここで解散。そして夜景ツアーはこの場所に集合とのこと。免税店の中を見て、近くのハーバーシティショッピングセンターを見学。

MUJIはブランドになっています。
最上階まで行くとテラスがあります。タクシーでホテルに戻る。30ドルほど。休憩と仮眠。

集合の前に、娘が行きたいという女人街へ。金魚街を抜けるのですが、ほんとに金魚、熱帯魚などを扱うお店がひしめいています。このように袋詰めにされています。やはり金魚も風水によいとのこと。
女人街とは、女性の
好きそうな雑貨、コピー商品等を売っているところです。屋台のため午後から夜遅くまで開いており、値切って買います。 留許山でマンゴージュースなどを買いながらぶらぶら。何を買おうか悩んでいるとさくらのようになって次々とお客が並ぶ。香港ではドラえもんがはやっている?セブンイレブンではキャラクター使用しているよう。
ナイトツアーの集合へ。25人ほどのグループですが、時間前に全員集合。まず夕飯を食べてから夜景堪能へ。クリスマスのビルのイルミネーションがかわいいというか派手というか鮮やかです。香港では出前一丁がはやっている?タクシーの後ろには出前ぼうやのクッションが置いてあります。
北京料理「鳳城皇宴」日航ホテル前 ハム、ザーサイ、きゅうり漬け 卵スープ
スペアリブの酢豚 白菜貝柱あんかけ 卵炒め。謎の甘い果物?
北京ダックを切り分ける。 北京ダックと蒸した皮 チャーハン
8人掛けの円卓。知らない日本人たちと。このレストランは団体客が多い。無料観光ツアーからこのツアーに参加した人も多く、お疲れ気味のようです。
オイスターソース焼きそば。 杏仁豆腐。

7時10分までに夕食を終わらせ、夜景鑑賞へ。
2ヵ所回るとのこと。まずジャンボレストランの外観です。ここから船に乗り、奥の宮殿のようなレストランで食事を取るスタイルです。カジノで富豪になった人が経営している店ですが、今はあまりおいしくないとのことでレストラン自体ははやっていないとのこと。オーナーは一夫多妻が認められているときに結婚したとかで、第4夫人までおり、孫もたくさん。いちばん小さな子は12才。80才を越えているとのこと。
夜のツアーは、46才のガイド、シュウ(粛に草カンムリを付けた字)さんで、いろいろおもしろい話をしてくださいます。今、香港の人口は増えているとのこと。香港の男性が中国の女性と結婚しているから。香港人女性は立場、性格が強い?バレンタインデーは男性が女性に贈りものをする日。中国人女性は抜群のプロポーションで人気とのこと。
今夜は水曜日の夜。ちょうど香港島の競馬場オープンの日で、道路も混むとのことです。バスの窓から競馬場が見えます。緑の芝、たくさん馬が見えます。この競馬場を見下ろすところに幾棟ものマンション群。憧れの住まいに違いありません。

朝訪れたビクトリアピークからの眺めです。一粒で二度おいしいビクトリアピークです。
夜9時半過ぎホテル着。10時に足裏マッサージの人が部屋に来るので大急ぎで準備。
足30分、全身30分。最高に気持ちのよいマッサージでした。
<3日目>今日は自由行動です。食事の回数が限られるため、地下鉄に乗り行きたかったお店まで。切符10.5ドル。購入の仕方をわからずにいると、券売機には誘導の人がいて教えてくれる。地下鉄でそのまま香港島の中環駅へ。朝早くからやっている陸羽茶室です。ビジネスミーティングをやっているおっちゃんたち、大きな声でしゃべっています。近くには銀行がたくさんあるのでそこに勤めている人たちでしょうか。
本場の飲茶?斜め掛けしたおばちゃんたちが飲茶を運んできます。言葉がわからないので、ひとつひとつ蒸籠を開けてもらって頼んでいきます。お茶がジャスミンティで何杯でも飲んでしまいます。ステンレスのティポットは抜群の保温力です。ガイドブックの写真を示し、蓮の葉にくるんだ炒飯を頼む。2、3分後に運ばれてきます。速い。合計247.3ドル。

裏手、ポッティンジャーストリートに行ってみます。石畳の坂道。アクセサリー、裁縫道具が多いとのことですが、時期的にクリスマス商品ばかり。
10時半の開店を待ち、H&Mにすんなり初入店。30分ほどウィンドウショッピング。H&Mにはトイレがありません。日本もそうなのでしょうか。


香港の渋谷と言われる?銅鑼湾駅に移動。
スタバ、GOD(雑貨店)、スーパーを回ります。スーパーで調味料を物色しますが、豆板醤が見当たらず。XO醤やその他の珍しいものはあるのに。

タイムズスクェア前。 ロクシタン。見るだけでも楽しい。 クロエ。

今回の旅はスイーツ、それも中国スイーツを食べる目的がありました。結局、ペニンシュラ、フォーシーズンズには行けませんでしたが。

銅鑼湾駅反対側にタクシーで移動。20ドルほど。ワールドトレードセンターを目指します。

満記甜品。12時開店のはずが、1時に行くと半分シャッター。 あきらめていると、 すぐ開いて、オーダー! 餅団子はできないとのこと。残念。(クリック) マンゴー最高!
4品で90ドル。
右のてっぺん丸く尖ったビルが国際金融センターのビル。
しばし東角ラフォーレでショッピング。再び中環駅方面、国際金融センターにタクシーで移動です。約30ドル。こちらの55階では無料で景色を公開しています。
ビル低層階はショッピングセンターになっています。中央にはこんな観覧車の飾りが。インフォメーション、金融センターコンシェルジュに訊きまくり、厳しい審査(写真付き身分証明書が必要。娘はパスポートのコピー携帯のためすんなりOK。私は日本の免許証、滞在ホテルを申告しやっとビジターカードを手に入れます。)後、55階へ。
透かしてみます。 写真ではわかりませんが、 透かし絵、写ります。
女子高生たちが見学に。 ここからもビクトリアピークが
見えます。
55階。反射しているのは自分の姿。VISITORの札を下げています。
中環駅から油麻地駅へ移動。上海街で台所用品散策です。合羽橋のようなところでしょうか。以前だったら買いまくっていたのでしょうが、購買欲低めです。火鍋(2種類の味の鍋が同時に
食べられる境目の板が波打っている)もありました。とりあえず、予定のセイロを大きさ別に3種購入しました。65ドル。安い!包丁やさんもあります。 再び女人街へ。最後のショッピングです。
最後の食事は、ホテルの前の店へ。楽です。もちろん結果オーライ、おいしい店です。 野菜炒めを頼むと、また同じ野菜。中国ブロッコリー。にんにく、ピーナッツたっぷり。 メニュー。出前一丁だけでこんなに種類があります。
麻婆豆腐ご飯。ほっ。 きのこと牛肉のスープ。ぐつぐつしています。えのき茸多い。 お粥は鮑、鶏肉入り。ほっ。
合計160ドル。

結局、お腹いっぱいになり出前一丁オーダーできず。食べている横のテーブルでは、ひとりのおじさんが友人と談笑しながらせっせとワンタン作っていました。


3日目も無事に終了です。ホテルの部屋には瓶のオープナーなないのでひたすら缶ビール。青島ビールの缶です。香港のコンビニ、セブンイレブンでは2個でいくらいくら、という割引があり、青島ビール1缶では10ドル、2缶では11.5ドルです。
今夜は、明日の下調べ不要のため、ビールを飲んでぐっすり就寝です。TV、衛星のNHKが見られず。

<4日目>朝7時40分ホテルのフロントにHISの迎えあり。気温13℃。寒い!到着時は空港からの道が真っ暗で見えませんでしたが、帰りは島から島へ橋を渡りつつ空港に向かうのがわかります。HISでは余った香港ドルを日本円に替えてくださいます。1香港ドル=11円くらい。ガイドさんがキャセイのカウンターまで送ってくださる。
空港内で台湾料理の店に。タンタン麺。こってりでおいし〜い。黄色い麺は香港で初めてかも。 雲呑麺。合計125.4ドル。
さすがに空港は割高。
機内食。
魚のたれは鰻のたれの味と同じ。
帰りは4時間ほどのフライト。席ががらがらと空いていたので移動しゆったりと座ります。
映画「ウォーリー」を見る。3時半成田着に30分ほど早く到着。荷物を受け取るターンテーブルでは麻薬犬が登場。
食べることに重点を置いた今回の旅、あまりものを購入せず。ビクトリアピークで自分の名前の花文字を書いてもらう。娘はこれをTVで見ていて、欲しかったとのこと。私の名には、DRAGON(権力)、BIRD(幸福)、Mountain(安泰)、HEART(愛情)、TURTLE MONEY(財運)が含まれているとのこと。喜ばしい限り。
楽しかったなーーー。あれほど食べた中華料理。こうして旅をまとめていても炒飯、麺が今食べたくなります。再見!
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