暗黙のうちに岩手に行くことにしていました。日本三大麺巡り。あるいは、子どもの時からの社会科の授業ででてきたリアス式海岸を見るために。 9月の連休を利用し3泊4日の旅。一つの県で3泊するとは珍しいのですが見どころがたくさんあるので充実の旅になりました。
東北新幹線、一関で降り、レンタカーで平泉〜高田松原〜浄土ヶ浜〜田老(1泊目)〜鶯宿温泉(2泊目)〜盛岡(3泊目)〜花巻〜盛岡で新幹線で横浜に戻る行程です。
芭蕉が訪れた地のようです。「『句に破れて山河あり、城春にして草青みたり』と、笠うち敷きて、時の移るまで泪を落としはべりぬ」と句碑があります。12世紀奥州藤原清衡・基衡・秀衡の栄華と義経の自害に思いを馳せたのでしょうか。
彩り豊かな義経像は天和3年(1683年)仙台4代藩主伊達綱村が義経をしのんで建てたもの。323年前の木造が現存?323年前義経を偶像化した人物がいたとは。歴史のロマンを感じます。
以前はこの建物内に金色堂が入っていたそうです。でもその前はなんと金色堂は雨ざらし状態だったとか。日本のものでこれほどきらきらなものはあまり無いらしく、当時の中国、朝鮮半島から伝わったものなのでしょうか。世界遺産に登録願いを出しているそうですがどうなりますことやら。
2日目。翌朝はバイキング。洋食、和食あり。東北だけに漬物が豊富。海藻ものもあります。ご飯の進む野菜の煮物もたくさん。
その後、そのホテルから海そばに出られそうなので訊いてみるとカートで行けるということで(自動車不可)、365円で借りて敷地内の岬突端のほうまで行ってみることに。
唐傘松展望台から。展望台の下は崖になっています。樹が育ち過ぎて視界を遮られます。