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2008年、今年もあと数日、寒い中横須賀めぐりです。京急線、横浜から28分で横須賀中央駅到着。高架の駅改札からYデッキで行きたい方向にすんなり移動。駅で「JR横須賀駅〜横須賀中央駅」のガイドパンフレットをいただいて横須賀中央通へ。西友、さいか屋がメインのスーパー、デパートのよう。
カレーの街よこすか、マスコットキャラクター スカレーちゃん。かもめの水兵さんかな。横に玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、お肉がはべっています。海軍カレーで町興し10周年。

←京急横須賀中央駅ビルです。
歩道、ベンチにはブロンズ像がいくつか飾られています。ジャズをイメージしたものです。しばらく歩きR16号にぶつかり左折。右手に米海軍基地入り口が。一般人は施設内に入ることはできませんが、年に数回イベントで開放することもあるとか。この中に軍関係の人々、家族が住み、小中高、大学まであるとのこと。
一本裏のどぶ板通りに入ります。以前、この通りにはドブ川があり、その上に厚い板を敷いてあったことから、大正時代からこう呼ばれるように。戦後は駐留軍相手のアメリカナイズされた飲食店街として繁盛。現在はスカジャン(横須賀ジャンパー)、ネイビーグッズを売る店もあります。
→どぶ板通りのレストラン。入り口メキシコ人形、奥にサンタ、2階に鉄人28号。
米軍施設への入り口。 どぶ板通り、スカジャンを売る店。 バーの外側には
小泉孝太郎来店の写真。
夕闇以降賑やかになるのかな。どぶ板通りを抜けていくと、すぐそばが汐入の駅。本日は「軍艦めぐり」体験します。ダイエービル裏の乗船場を確認し、そばのヴェルニー公園を散策します。
ヴェルニー公園、幕末期に横須賀製鉄所の建設に尽力し、横須賀発展の基盤をつくったフランス人技師ヴェルニーと、時の勘定奉行小栗上の介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)の功績を称えた胸像のあるフランス庭園様式を取り入れた公園です。11月にはフランスの品種を中心としたバラが咲くとのこと。現在はこの寒い中、噴水がさらに寒さを感じさせます。そして湾内に停泊する軍艦、軍艦。これから見飽きるほどの軍艦を見ることになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥にはヴェルニー記念館も。(今回行かず、写真もなし。)その手前におしゃれなカフェ。外を眺められるようにガラス張り。夕暮れ、夜の景色がよさそう。
出航の時間が迫ってきたため、軍艦めぐりの列に並ぶ。1200円。前便は団体客があり、満員だったようですが、いい具合の空き具合。なお、数日前にインターネットで予約済み。
本日風がないため穏やかな海。遠く千葉県側が望める。実は風の強い日は見晴らしがよい。
いちばんお勧めの時間帯は夕暮れ。日没の時間に日米の軍艦が笛を鳴らす。日本はテープだとか。あれだけ自衛隊、音楽やってるのに。本日の日没時間を教えてくださる。16時33分。
原子力軍艦1艦が入ってくるとそれだけで横須賀の人口は9000人膨れ上がる。

軍艦めぐりのチケット売り場。日焼けねーさんが切符を売っています。 前便が戻ってきました。 降りる人たち。上に行くのは寒いし、45分も立ち続けなければならない。

軍艦めぐりにはガイドがついて説明をしてくださいます。乗船早々、時計の針で方角を表して説明します、とのこと。なるほど。
また2階の人に、「軍艦に乗っている人が手を振って、

振り返して、両手を振って海に落ちてしまったら、この先はアメリカなので『助けて!』ではなく『Help!』と叫んでください。」とても楽しい。

黒いゲートはドック入り口。潜水艦2艦は日本のもの。 マケイン号?ジョン・マケインの父親から命名。 修理の人のためのホテルシップの船は自力で走るためのエンジンルームなども部屋にあて、押したり曳いてもらわなければ動けないとか。
船についている数字。2桁、3桁、4桁で目的が分かれる。 地上10階建の高さ、
海面下も同じ高さ。
ジョージ・ワシントン号。戦闘機は着岸する前に全て厚木基地へ飛び、1機も見当たらない。
ただし数日前に見学ショーがあり、1機あり。珍しいとのこと。 消磁所。金属でできた船の磁気を取るため海上にぽこぽこある。 住友造船所。右側の船は完成。クレーンの幅は32m。スエズ運河の幅と同じ。
車を運ぶ船。6000台運搬可能。後ろの建物はニッサンの追浜車両倉庫。10000台収容可能。 その隣のお城みたいな建物は横須賀のゴミリサイクルのためのもの。 明日には出航待ち?
マスト下方に六角形の板(レーダー)があるのはイージス艦。長浦港。こちらは軍艦以外の船も入港可能。万国旗。 奥の船、船体にラインが描かれています。老朽化し、ミサイルなどの標的となり最後の役目を果たす。 荒井堀割水路を通り抜ける。人工で掘り、6mの深さ。切り離した島は吾妻島。右側ガイドの男性。
吾妻島は日米所有。使用詳細について機密事項。 南極砕氷船しらせ。しらせ隊長が命名した南極のしらせ山からとった名前。御勤め果たす。 45分楽しかった。 こちらの眺めは都市景観100選に選ばれた横須賀芸術劇場周辺の景観。
ハニービー チーズバーガー630円。 チリバーガー960円。
アメリカンバーガーの店、ハニービーへ。カウンターが長い。チーズハンバーガー、チリビーンバーガーをオーダー。店内暗く、他にお客さんもいたためフラッシュなしで撮影。ハンバーガーのパテはビーフ100%でおいしい!ケチャップ、からしをはさみ食べます。チリビーンズは金時豆のような。ぴりりと辛い。チリバーガーにもパテ。おいしー。
1ドル90円という貼紙あり。鉄板でバンズ、パテを焼く。テレビで取材されることも多い店、その時登場するご主人は、背中側でミニルーレット機で遊んでいました。
三笠桟橋まで歩き、猿島へ渡ります。ちょうど10分ほどの待ち時間で出航。15分、往復1200円。あっという間の到着。埠頭を新たに建設中。

東京湾に浮かぶ唯一の自然島。自然の宝庫で、縄文、弥生時代の生活の跡が見られる。また明治初期に作られた日本では珍しいフランス積みれんが造りのトンネルや、砲台跡など歴史的建造物が残る。

海辺では夏の海水浴や磯釣り、バーベキューを楽しめる。
観光誘致をめざしているのか、埠頭付近大規模改修中です。

住居跡。1分で釣り場。便利であったに違いない。 急な階段を下ると洞穴があり、
更にその下に海。
展望台は立ち入り禁止。 小さな海水浴場。 帰りの船。約1時間の滞在。
猿島から戻り、そばの「記念艦三笠」海そばであるが、しっかりコンクリートで固められている。住所の番地もあり。入場料500円。シルバー割引なしは珍しい。
みかさは日露戦争で大活躍した戦艦。イギリス製。東郷平八郎元帥指揮。ロシアのバルチック艦隊を撃沈。3階建て以上の建物をぐるぐる回ったようで疲れる。艦内、歴史おたくが思った以上に多く、連れに熱く語っている光景を何度も目撃。それもその連れがまじめに聞いていて質問を返したりしている。
  大砲が鎮座。 本艦戦歴、旅順・黄海・日本海海戦など。
6畳ほどのパントリー。
お偉いさん用のキッチンかな。
蝋人形もいます。 戻り道、駅近くの居酒屋で1杯、2杯。しあげ明太茶漬け。チューブで絞り出した形状の明太子、家にある冷凍明太子と同じかも。

まる1日を費やした横須賀ぶらぶらの旅。近くてもきちんと訪れることのなかった横須賀のこの地区。

たくさん歩きました。歴史も勉強しました。

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