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「見えない目撃者」 2015年 製作国:中国/韓国 原題:THE WITNESS 監督:アン・サンフン 出演:ヤン・ミー、ルハン

3年前に事故で視覚を失った元警察官候補生のシャオシン。ある雨の夜、彼女は乗っていたタクシーが何かにぶつかった衝撃を感じ、轢き逃げ事件だと直感するし、警察へ。一方、報奨金目当ての若者が目撃したと警察に行くのだが、信じてもらえず。2人は犯人に狙われていく。亡くした弟のように接するシャオシンに心を開きはじめる若者。ふたりで犯人に立ち向かうのだが。韓国映画ぽいな、と観ていたら、やはり共同映画だったようです。若者の男はアイドルかな。犯人の男は韓国人俳優かな。言語は中国語。

「ミケランジェロの暗号」 2010 My Best Enemy オーストリア

裕福なユダヤ人画商の息子ヴィクトルは、使用人の息子で兄弟同然に育ったルディに、幻のミケランジェロの素描を父が所有していることを明かしてしまう。 ナチスによるユダヤ人迫害が厳しさを増す中、ルディはナチス親衛隊の一員となり、ヴィクトルの一家は収容所に送られる。本物はどこに。ヴィクトルがルディに成りすましたり、ヴィクトルはスマート。一方、ルディは欲丸出し。しかし、それぞれは徹底的に相手を傷めつけない。ナチスの話でも陰鬱な場面がほぼなく、楽しく見られる。婚約者が一途なのもいい。

「ミケランジェロ・プロジェクト」 2013年 製作国: アメリカ 原題: THE MONUMENTS MEN  監督: ジョージ・クルーニー 原作 ロバート・M・エドゼル、ブレット・ウィッター 出演:ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ビル・マーレイ

第2次世界大戦終戦少し前、数々の美術品を救った「モニュメンツ・メン」の活躍の実話。戦争の経験がない7人の男たちで結成された年配者の多い特殊部隊が危険な前線へ。彼らの任務はナチスが略奪した美術品(ミケランジェロの聖母子像をはじめ)を取り戻すこと。後退するドイツ軍は美術品をヒットラーの命令により燃やし尽くしていきます。美術品が隠されていると思ったら黄金の山だったり、あるいはソ連軍との時間の争いだったり、トピックスがあります。

「ミザリー」 1990 アメリカ

雪山で事故に遭遇したベストセラー作家(ジェームス・カーン)を助け出したNo.1ファン(キャシー・ベイツ )。身動きの取れない作家は彼女のロッジで看護を受けるが、あれっ、おかしい、と思い、ホラー映画と気付く。人里離れたロッジ、電話は中がからっぽ。キャシー・ベイツがすごい。どこか他の映画で見たことがあると思い、「フライド・グリーン・トマト」の無能なかわいらしい主婦と気付く。役者です。

「見知らぬ乗客」 1951 監督:アルフレッド・ヒッチコック

アマチュア・テニス選手ガイ・ヘインズ(ファーリー・グレンジャー)は、ワシントンから故郷メトカルフへ帰る途中、列車の中で青年ブルノ・アントニー(ロバート・ウォーカー)が接近してくる。彼は、ゴシップ記事により、ガイが、モートン上院議員の娘アン(ルース・ローマン)と恋仲でいることを知っており、自分の父を殺してくれるならガイの妻のミリアムを殺すという交換殺人を提案する。ブルノは精神病のよう。が、ブルノは遊園地の草むらでミリアムを殺してしまう。ガイは疑われ、刑事の尾行を受けることになる。ガイの試合当日、ブルノはガイのライターを殺人現場に置いていこうとする。ガイは必死に試合をすすめ、敵に辛勝して尾行刑事をまき、ブルノを遊園地に追った。2人はメリーゴーランド上で対決し、あわてた刑事の一弾が係の男を倒したので、突然急転をはじめたメリーゴーランドの上での格闘がはじまる。木馬の蹄に挟まれるシーン、男の子が台座から落とされそうになるのをガイが助け馬車の椅子に起き、メリーゴーランドならでは展開。最後、回転木馬は心棒から折れて崩壊し、ガイは外へ放り出され、ブルノは下敷きとなって息絶え、その手の中にはガイのライターが握られており、ガイの疑いが晴れます。ブルノの屋敷の豪邸ぶり、遊園地の様子など当時のアメリカ、味があります。

「ミス・ギャングスター」 2010 韓国 Twilight Gangsters

街を歩けば「おばあさん」と呼ばれるジョンジャ、ヨンヒ、シンジャの仲良し3人組。死別、離婚を乗り越え、ぎりぎりの生活。ハワイ旅行に行くという大きな目標のため、元気に集団万引きをし、やっと目標金額が貯まり、旅行の代金振込みのため銀行に。が、銀行強盗が現れ、手続きが完了していなかったためせっかくのお金を無くしてしまう。実はメンバーの一人は、子どもの治療費のため犯罪を犯し、獄中にいた時、その子をハワイに養子に出され、その子をさがすため、それももう彼女の余命はわずか…。彼女たちが考えたことは、自身が銀行強盗を企むこと。そして訓練をし、実行へ。どうなる結末。男の友情物語は数多くあるが、おばちゃんたちの友情物語は珍しく、ホロリ。

「ミス・シェパードをお手本に」 2015年 製作国:イギリス 原題:THE LADY IN THE VAN 監督:ニコラス・ハイトナー 出演:マギー・スミス、アレックス・ジェニングス

ロンドンの路上に止めた車で暮らすミス・シェパードは違法駐車で立ち退きを命じられる。そんな彼女に親切心からベネットは自宅の駐車スペースを提供するが、臭いは、自分勝手だは、で振り回されて。元気だった母は老人ホームに行き、ミス・シェパードは十数年そこにい続け自分らしく息を引き取って。

「Mr & Mrs. Smith」
殺し屋だというのをお互い偽って結婚した二人のミッションは相手を殺すこと…。アクション、ラブストーリー、どちらにも中途半端な映画でした。

「ミスター・ノーバディ」 2009 監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル

科学の進化により細胞が永久再生される不死の世界となっていた2092年。最後の“死ぬことのできる”人間であるニモは、118歳の誕生日を前に人生を振り返る。

が、人生の場面で、こうだったら?それともこうだったら?があって、難解。

「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」 2015年 製作国:イギリス/アメリカ 原題 MR.HOLMES 監督:ビル・コンドン 出演:イアン・マッケラン、 ローラ・リニー、マイロ・パーカー、真田広之

名探偵、シャーロック・ホームズが過去の未解決事件に再び挑むミステリーとのことだが、過去の事件は解決されていなかったのか。解明したものの、その後の対応が不適格で女性を自殺に追い込んでしまった過去。一方、「父を覚えていませんか。」と言っていた日本人男性の過去の言葉…、返信の手紙には、同じ過ちを踏まないようにしたということ。山椒、ミツバチびいきの流れ。どうしてミツバチが死んでしまうのか。今の環境問題?手袋?と考えますが。

終わりかけ、どきどきします。そして、全編、老境に達したホームズ。名探偵でも物忘れ、認知症。少年と海でぷかぷかの映像が美しい。

「Mr lady Mr Madame」  La Cage Aux Folles II 1980

昔見ておもしろかった記憶があり、なんとなく予約リストに入れていたら送られてきました。レナトとアルバンの仲睦まじさがみどころかな。

「ミスティック・リバー」 
遊びの仲間の少年3人のうちの1人デイブが誘拐されて4日後解放。数十年後ジミーの娘のケイティが殺され、刑事のショーンが事件を解決するのだけれど。父親は愛する者のためなら何でもできる、っていうことが言いたかったのかな。

「ミステリーズ 運命のリスボン」 2010 フランス/MISTERIOS ポルトガル DE LISBOA/MYSTERIES OF LISBON 267分

解説: 『三つの人生とたった一つの死』などの巨匠ラウル・ルイスが監督を務め、ポルトガルの文豪カミロ・カステロ・ブランコの小説を映画化したミステリー。19世紀、動乱期のヨーロッパを舞台に、ある少年の出生の秘密をたどりつつ激情や野心に駆り立てられた人々との出会いを映し出す。4時間半の壮大な物語をつむぐのは、『美しき棘』のレア・セドゥーや、『ゼロ時間の謎』のメルヴィル・プポー。豪華で絵画のように美しい幻想的世界に魅了される。 シネマトゥデイ(外部リンク) あらすじ: 19世紀前半、王政派とリベラル派による内戦が勃発していたポルトガル王国で、名字のない14歳の少年ジョアンはすくすくと育っていた。彼はディニス神父(アドリアーノ・ルース)に保護され、孤児院で暮らしている。ある日、ついにジョアンは今は伯爵夫人となった実母のアンジェラ(マリア・ジョアン・バストス)と念願の対面を果たすが……。

昨年、70歳で逝ったラウル・ルイス。日本では作家の映画やカルト映画の花が咲いた80年代「ロック公国ジャゾン3世」がいきなり公開されたものの、その後は晩年の「見出された時 『失われた時を求めて』より」「クリムト」を除くと映画祭や特集上映等の限られた機会での紹介にとどまってきた。これはいかにも惜し過ぎる。死の間際まで新作の準備を進めていたという多作の鬼才の端正なのに突飛で奇っ怪、けれども決して小難しかったりはしない世界は一度、体験してみるともっと知りたい、はまりたいと希求させる妖しい磁力に満ちているのだから。  その意味で19世紀ポルトガルの大河小説を原作とする本作はルイス界への扉を開ける絶好の機会といっていい。  両親を知らず苗字もなく修道院で育った少年。彼の出生の秘密を握る庇護者の神父。その彼にもあるいくつかの秘密――。時代も国境も超えて繋がる人の数奇な運命が波瀾万丈のメロドラマを編み上げる。許されぬ恋、親子の確執、兄弟のそれ、不義密通、決闘、スキャンダル。めぐりめぐってマトリョーシュカ人形状に出てくる出てくる秘密と謎、回想に回想がつらなって誰が誰やら――の4時間半がいっきに飛び去っていく。筋の起伏にのみ込まれつつふと気づくと長まわしのキャメラの優雅な動きの中、幽かに揺れたりゆがんだりしているフレームの周辺部、微妙に遠近が誇張された人物配置と、映像美のそこここに奇妙がぼこぼこと蠢(うごめ)いている。そんな実験性。その妙味。筋を先取りするように登場してくる少年の紙製の人形劇に、はたまた彼の死の床の夢に総てを収斂させるのかと、答えの出ない謎を仕掛けてほくそ笑む鬼才、そのスリリングな挑発に乗ってみたい。(川口敦子

「ミスト」 2007
嵐の過ぎ去った後、謎の霧が湖面に浮かぶ。父子は町のスーパーに買出しに行くのですが、あっという間に霧が町の中心まで覆い尽くし、視界のない霧の中には謎の凶暴生物?それらも恐いが、閉じ込められた人々の中には宗教狂いの変人がいてパニックに陥った人たちを煽動していきます。結局、人類がいちばん恐いと思わせたかったのか。ヒーローなのにその先を諦めてしまうとは…。すっきりしない。

「ミス・ブルターニュの恋」 Elle s'en va 2013年/フランス/113分 監督:E・ベルコ 主演:C・ドヌーヴ

レストランを経営するベティは19歳の時、ミス・ブルターニュに選ばれた。夫が亡くなり、再婚せず、愛人一筋だったのが、その愛人に裏切られたことを母から知らされます。母とやり合い、店もつぶれそうで、営業中ふらりと気晴らしにひとり車を走らせ、たばこを求め遠出になります。見た目老婆のひとり旅、変な男に声をかけられたり、誰にも相手にされなかったり、駐車場で迷い涙が止まらなくなり家具店で休ませてもらったり。仲がよくない娘ミュリエルから、ベティの孫シャルリミュリエルの義父の家に連れていくよう頼まれます。承諾したベティはシャルリを遠路会いに。そこからまた運転。使えなくなったカード、差し止め。倒れ、シャルリを迎えに来る娘の義父は冷たい偏屈男。シャルリのたっての願いでベティは同行することになります。老いは誰にでもやってきます。人生は続く…のです。

「ミス ポター」 2006 USA
あのかわいいピーターラビットの作者の伝記です。格式ある家庭に生まれた女性がどのように出版にこぎつけ、恋をしていったかというお話。ポッターはファミリーネーム。ファーストネームで呼び合うのははしたない。印刷所に行って「色をもっと薄くしてください。」というのはソフトな色合いを求めたからでしょう。本の大きさ。小さいです。それらは彼女の意見でそうなったのでしょう。そして読者は世界中に。
見終わって、何も残りません。母親との確執、出版のいきさつ、初恋、絶望、自然保護活動。等分に描かれて結局ぼやけてしまいました。

「道-白磁の人-」 2012 日本

山梨県出身で、1914年に韓国に渡り、荒廃した山々の緑化に尽力する浅川巧(吉沢悠)は、日本に植民地化されている韓国を疑問に思い、平等に接する。兄・伯教(石垣佑磨)や美術評論家・柳宗悦(塩谷瞬)とともに白磁をはじめとする朝鮮工芸品の研究紹介に務める。仕事上の同僚チョンリム(ペ・スビン)との親交。実在の人物のようですが、脇役が軽く、老け役も馴染めず。吉沢悠のほぼ復帰作なのでしょうが…。

「密告」 1943 La Corbeau

フランスの片田舎、ある医師を中傷する匿名“カラス”の手紙が町中の人に送られる。医師は密告の通り悪者なのか。カラスは誰なのか。人々が惑わされる。怪しい人がたくさんいるのに、絶対、この人は正義の人、みたいな人がおらず。

「ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル」 2011 アメリカ MISSION: IMPOSSIBLE - GHOST PROTOCOL

MI1以来ぶり、2、3を飛ばしての鑑賞。派手なアクションが多いだけにCGにちょっとしらけます。爆撃のように追ってくるクレムリンの爆発ありえない。プロットを使いたいための無理やりな場面設定、ドバイ超高層ビルをスパイダーマンのように上り、ロープが足りないからと遠心力を使って開いている窓から飛び込もうとし、砂嵐では偶然もっていたゴーグルが活躍し、100m下床に車でダイブし…。ショーン・コネリー世代の007で育った私にはついていけません。007でも核テロから世界平和を守る話がもはやありましたが。 人物を認識できるコンタクトレンズ、景色と同化するスクリーン、高い所も登れる吸い付きグローブ、見たモノを瞬時にコピーするコンタクトレンズは、こんなものあったらよいシリーズです。

「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」 2015 MISSION: IMPOSSIBLE ROGUE NATION  監督:クリストファー・マッカリー 出演:トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、アレック・ボールドウィン

『ミッション:インポッシブル』の第5弾。スパイ組織IMFに所属する腕利きエージェントが、仲間たちと協力して暗躍する無国籍スパイ組織撲滅というハイレベルのミッションに挑戦します。観たらそれっきりで何も残らず。ヒロインがきれい。

「ミッション:8ミニッツ」 アメリカ 2011 SOURCE CODE 監督:ダンカン・ジョーンズ出演:ジェイク・ギレンホール 

コルター・スティーヴンス大尉は列車内で目覚める。自分がなぜここにいるのかわからない。目の前の女性が親しそうに話しかける。「貴方はショーンよ」と。 その後、突然、列車が爆破する。今度は狭く薄暗い部屋で目覚めた。モニターに映る女性大尉が話しかけて来た。そして、スティーヴンスにミッションが課せられる。 シカゴでテロによる列車爆発事故が発生、乗客全員が死亡した。そのテロ犯を突き止め列車が爆破されるのを阻止するのが、ミッションだと言う。 死後も活動する神経回路と8分間の記憶、この脳の2つの現象を一体化したプログラムで、わずか8分の間に列車に戻り仕事をする。これを数回繰り返し行うと言う。 スティーヴンは自分は死んでいるのか?と思う。そして、次第に思い出すのは、アフガニスタンの戦場でヘリを操縦していた記憶でこれが最後なのだ。 ミッションを繰り返す中、ラブストーリーもあります。感動のシーンも・・・。死ぬ前に父へ謝りたいことがあったと、ある手を使いコンタクトをとる涙のシーン・・・。 そして、爆発寸前の列車内でのストップモーションのシーン。乗客一人一人が映し出される。胸が締め付けられ涙が出そうになった。 そして、場面は変わりとてもショッキングな映像が映し出される。ビックリしました。この思いもよらなかった映像が一番印象に残っています。 再び場面が変わり、ラストシーン、今度は真っ青な空に銀色に輝く大きな"球体"クラウド・ゲート"が、そして・・・・・・。

「ミッシングID」  2011 アメリカ ABDUCTION

「トワイライト」シリーズでブレイクしたテイラー・ロートナー主演のサスペンス・アクション。ある日突然巨大な陰謀に巻き込まれ、謎の組織から命を狙われる身となってしまった高校生が、決死の逃亡を繰り広げながら自らの出自に関わる謎に迫っていくさまを描く。監督は「ボーイズ'ン・ザ・フッド」のジョン・シングルトン。スポーツ万能の高校生ネイサンは、近所の幼なじみカレンと学校の課題に取り組んでいた時、誘拐被害児童一覧サイトの中に自分の子ども時代の写真を発見する。そして様々な疑問が膨らみ始めた矢先、自宅に謎の2人組が現われ、両親が殺害されてしまうのだった。カレンと共に辛くもその場から逃げ出したネイサンは、執拗な追跡をかわしながら真相へと迫っていくが…。

「ミッシング・サン」 2015年 製作国:アメリカ 原題:MEADOWLAND 監督:リード・モラーノ 出演:オリヴィア・ワイルド、ルーク・ウィルソン

家族旅行の最中、サラとフィルの息子・アダムが忽然と姿を消した。必死の捜索も空しくアダムが見付からないまま1年が過ぎ、小学校教師のサラはひとりの少年にストークするようになり、授業もまともにこなせないようになり。出口のないまま終わります。

Carla Bruni「ミッドナイト イン パリ」 2011 Midnight in Paris スペイン・アメリカ 監督:ウッディ・アレン

待ちに待ったウッディ・アレン新作。ぶつぶつウッディ・アレンのつぶやきで映画が始まった、と思ったら、この映画主役のオーウェン・ウィルソン。彼女とその両親とカリフォルニアからパリへの旅行中。父親の仕事に便乗してのちゃっかり旅行。こよなくパリを愛するギル(オーウェン・ウィルソン)はこのままパリに住みたいと願うほど。社交的な彼女についていけず内にこもるギルは、まるでいつもの自作自演のウッディを見ているよう。

そんなギルは深夜、パリの街で迷子になり、旧型プジョーに招かれ、社交クラブへ。そこは1920年代の芸術家たちが生きているパリにタイムスリップす。 ジャン・コクトー主催のパーティー、コール・ポーターがピアノと歌を披露し、そこでフィッツジェラルド夫妻と出会い、ヘミングウェイに引合わされるという展開。ピカソの愛人で、モディリアニとも交際していたアドリアナにギルは夢中に。夜な夜なギルは1920年にタイムスリップを繰り返します。さらにアドリアナとドガやゴーギャンのいた1890年代にタイムスリップし、アドリアナはその時代に残ることに。ギルはいくら昔が憧れの年代でもその時代は選択しません。

ギルは、目指していた小説を書くこと、自信のなさから諦めようとしていましたが、過去の人たちから多くの教えを受け、自分らしく生きていくことを決めます。どうして今の彼女、ぞっこんだったけれど、共通の価値観、大局では異なり、小さなことでは合う、それがインド料理のナンが好きなことっていうことでは笑えたけれど。そして、ほんとうの人生のパートナーを見つけます。

サルコジ元大統領の元妻Carla Bruniが出演していると話題になったそうです。ロダン像の解説をしていた女性でした。

 

「ミッドナイト・エクスプレス」 アメリカ 1978 脚色:オリヴァー・ストーン(アカデミー受賞)

トルコからアメリカに帰国しようとした矢先、空港で麻薬不法所持の罪でトルコ刑務所に投獄されたアメリカ人旅行者ビリー・ヘイズ。いつ釈放されるかしれず地獄のような獄中生活が続く。数年経ち、恋人が面会にくる。その後、脱走し、ギリシャ経由でアメリカに。実話だけに恐ろしい。公開も観ましたが、当時もセンセーショナルでした。当時トルコ国内での上映は禁止されましたね。(2013年9月3日wowowにて鑑賞 日本時間9月8日早朝、2020年オリンピック、パラリンピックはマドリード、イスタンブールを破り日本開催決定)

「ミツバチの羽音と地球の回転」 2010 鎌仲ひとみ監督

2010年9月15日横浜情文センターにて、上映後監督講演あり。

スウェーデンー祝島 エネルギーの未来を切り開く人々

上関原発に反対する地元の人々vs中国電力の戦いに密着するドキュメンタリー映画。孝くんというUターン小さな子どもの父親はひじき採り、地元農産物の通販手伝いで生計を立て、抗議活動する、その勇姿、ことばを中心に回る。中盤、化石資源エネルギーに頼るのをやめたスウェーデンの様子を伝え

る。風、太陽、波、森林。スウェーデンの人々は日本のほうがそれらのエネルギー源を豊富にもっているという。日本も同じ道をたどれないものか。電力事業が寡占独占されている日本において、電力会社、原発関連企業を民の力で封じ込めどうにか転換させていくことはできないのだろうか…。

「みつばちの大地」 監督:マークス・イムホーフ 2012年 ドイツ・オーストリア・スイス合作 91分 原題:MORE THAN HONEY

黄金色のはちみつから生命の未来が見える 緑豊かな大地と多くの生命を支えるミツバチを描き 人の暮らしのありかたを考える、傑作ドキュメンタリーの贈り物。

大昔からミツバチは花から花へ花粉を運び、地球上の生命を育んできた。人間もその恩恵を受けており、毎日の食卓を彩る野菜や果物など、私たちが口にしている食物の1/3はミツバチによって受粉されている。しかし現在、ミツバチが大量に死んだり、失踪したりする現象が世界中で起きている。ミツバチはなぜ消えたのか?祖父の代からミツバチに親しんできたスイスのイムホーフ監督がアメリカ、ドイツ、中国、オーストラリアなど世界各地をめぐり、その実情を丁寧に取材。祖父との記憶やミツバチへの愛情を織り交ぜながら、現在、人間の活動が地球の多様な生命のみならず自らの存在もおびやかしている現実を紡ぎ出す。それらは鋭い文明批評でもあり、小さな「いのち」を通して、自然と人間の持続可能な関係を問いかける必見のドキュメンタリーである。 最新の技術を駆使し、驚異的なマクロ撮影に成功。小さないのち、ミツバチの知られざる生態、その神秘に迫る。

このドキュメンタリーの大きな魅力は、ミツバチの驚くべき生態を見事にとらえた実写のマクロ映像にある。ミツバチの活動が活発になる春に撮影は行われ、2年にわたって合計105時間の映像が収められた。イムホーフ監督は本作の主役ともいえるミツバチの撮影にあたり、専用のスタジオを用意した。本来は真っ暗闇の巣箱内に、黄金色に輝くミツバチの世界を作り出し、女王蜂誕生の瞬間やミツバチのダンスなど、普段は目に触れない巣箱内の様子を捉えた。そしてコロニーが一つの生命体として機能するミツバチの驚くべき知能と社会性を映像で明らかにした。また、ミニヘリコプターや無人偵察機に小型カメラを設置して、飛行中に行われる女王蜂の交尾を撮影。生命のダイナミズムを感じさせる映像は映画のハイライトの1つとなっている。

「見つめる女」 2004年 イタリア La Spettatrice(Paolo Franchi)
場所はトリノ。向かいのアパートの男性を見つめる女。彼が引っ越ししたことを知ると、引っ越し先のローマまで追いかけていく。彼の職場に行くと、親しくする女性がおり、彼女の車にわざとぶつかり彼女を通して彼に接近。ストーカーのような熱の入れようです。
「ミート・ザ・ペアレンツ」
結婚を許してもらうため彼女の両親にご挨拶に行くのですが、そこで待ち受けていたのはCIAのスパイ心理尋問官のロバート・デ・ニーロ。嘘発見器にかけられたり、身元調査されたり、この結婚話もぶち壊されそうになります。

「ミート・ザ・ペアレンツ2」

彼女の父は元CIAで強いロバート・デ・ニーロ。今回は主人公の両親登場なのだが、ダスティン・ホフマンとバーブラ・ストライサンド。それだけですごいのですが、この夫婦が元ヒッピー系で飛んでいる。犬や赤ん坊もでてくるドタバタコメディ。ごめん、真剣に観ておらず。

「みなさん、さようなら」 2003 カナダ/フランス 原題:LES INVASIONS BARBARES

ロンドンで働く証券ディーラーのセバスチャンは、カナダ・モントリオールに住む母ルイーズから彼の父レミの病状が悪化しているので帰ってきて欲しいと連絡を受けます。女ぐせが悪く家族に迷惑をかけてきた父であったが、末期ガンと知ったセバスチャンは、"友人を呼んで楽しい病室にして"という母の頼みを聞き入れ、お金にものを言い、余命を満ち足りたものに作り替えていきます。

「ミニミニ大作戦」 2003 アメリカ The Italian Job

イタリア・ベニス、チャーリーは、最新型金庫に厳重保管されている50億円相当の金塊を強奪する。が、仲間の一人スティーヴの裏切りで、金塊のみならずチャーリーが父のように慕っていたジョンの命まで奪われてしまう。1年後、ロサンゼルス。チャーリーたちは、ジョンの娘で錠前屋のステラを金庫破り担当として新たな仲間に加え、スティーヴに奪われた金塊の再奪取を計画。どうして邦題がミニミニ大作戦かというと、ミニクーパーが活躍するから?イタリア、イギリスに貢献?マーク・ウォールバーグ、シャーリーズ・セロン、ジェイソン・ステイサムと主役級がぞろぞろ。

「ミュージック・オブ・ハート」 1999 アメリカ Music of the Heart .

夫が親友と浮気。別居し実家のニュージャージーに戻ったロベルタは、友人のアドバイスでバイオリンの腕を活かしてハーレム地区の小学校でバイオリン・クラスの臨時教員となる。初めは誰も真剣でなかった子供たちだが、彼女の熱心な指導でみるみる上達していった。10年後、人気授業となっていた彼女のクラスは市の予算削減のため打ち切られることになる。彼女はクラス存続の資金集めのためコンサートを企画する。しかし、予定していた会場が使用中止になってしまうのだが、彼女の昔からの念願だったカーネギーホールが借りられることになる。実在の女性を演じるメリル・ストリープは早くもここから?本物のロベルタのインタビューが特典映像に。やはりイタリア系でした。

バイオリンという楽器の先生だったからこその感動物語。彼女が二人の息子を引き取って育てるのですが、まだまだ父親を必要とする彼ら。その鬱憤を母親にぶつけます。まだまだ夫が自分のところに戻ってきて欲しいと未練たらたらなのに、子どもたちからは父親を追い出したと責められます。が、最後に、ロベルタは、カーネギーホールに向かうリムジンの中、母親に「チャーリー(元夫)に感謝しなさい。」と言います。「彼があなたを捨てたからこそ。」私はそこにじんときました。

「耳に残るは君の歌声」 ロシアの女の子フィゲルは父親っ子だけれど、父親がアメリカに出稼ぎに。その後、村は焼き討ちされフィゲルは逃げてイギリスにたどりつき里子に出される。それから踊り子・歌い手としてパリに渡るけれど、時代はナチがフランスを占領しつつありユダヤ人のフィゲルは・・・。ジョニー・デップを見るのが目的だったけれど、グーでした。人間の強い自我、哀感こもる歌声、そしてジプシー役のジョニー。
「未来の食卓」 2008 Nos enfants nous accuseront=our children will accuse us.

「村民の食卓に大改革をもたらしたフランスの村長の活動を追ったドキュメンタリー。一人の村長の勇気ある行動から、環境破壊と有機栽培野菜のかかわりなど、"未来の食卓"のあるべき姿を知ることが出来る、名作ドキュメンタリー。」

「不都合な真実」のように公的な場所での問題提起。そしてフランスのある村で給食を有機栽培の農作物でまかなう動きが始まった。やがてその動きは小さいながらも、子どもたちから家族へと広がり、大人たちも影響されて、大きな動きへとなっていきます。フランスといえば農業国ですから。とにかく有無を言わさず、子どもたちが危険に曝されている、土は死んでいる、というのを見せつけられます。

ところで、最後、さりげなく女性が青空のもと赤ちゃんにおっぱいをふくませているのですが、eatripの終わり方と同じ…でした。製作年からみたらこちらが古い。子どもたちが私たちを責めないような枠組み作りをやっていこう!という強いメッセージなのでしょう。

「未来を生きる君たちへ」 2010 デンマーク=スェーデン 監督:スサンネ・ビア 原題:復讐

アントンはスーダンで医療に従事しており、時々帰るデンマークでは離婚した元妻が二人の息子と暮らしている。息子のエリアスはいじめにあっており、教師はまともに解決しようともしていない。そこにロンドンからクリスチャンという子が転入し、エリアスに接近してくる。クリスチャンは母を癌でなくし、なすすべもなく妻を見送った父を恨んでいた。クリスチャンはいじめっこに復讐し、さらにアントンを殴ってきた男に復讐しようとする。スーダンでは、残虐な"ビッグマン"が運び込まれ、アントンは医者として助けるのだが。目には目を、では平和はやってこない。スーダン、デンマークの小学校、世界の縮図。憎しみ合い、復讐、そして赦し。

「未来を写した子どもたち」 2004 アメリカ

インド・カルカッタにある巨大な売春窟。ここでの様子を撮ろうとすれば、住まなくてはほんとうの姿を撮れないと住み始めるフォトジャーナリスト、ザナ・ブリスキ。そこで暮らす悲惨な運命を背負う子どもたち。子どもの時から自分の食い扶持、家族の面倒まで背負わされている。母親からのヒステリックな罵声、ハシシ中毒の父親。。教育を受けなければここから逃げ出せることはない。ザナは未来への夢や希望を与えようと写真教室を始める。フィルムのばかちょんカメラをそれぞれに渡す。カメラを持って海へのバス遠足。波に戯れる姿を見ているとまだまだ子ども。8人の子どもたちの性格、センスで、彼らにしか撮れない作品が集まる。特に、アヴィジットの才能は仲間の認めるところ。たくさんの子どもたちの生活環境、教育環境を改善することはできないが、せめてこの子たちだけでもと奔走するザナ。アメリカで個展を開き、新聞に紹介され、アヴィジットはアムステルダムの子どもカメラマンのイベントに招待される。しかし、娼婦の子どもたちはパスポートが取れない。出発の前日やっとパスポートが手に入る。結局、彼らを全寮制の学校に入るのだが、自ら、または家族によって半数が元いた場所に戻されてしまった。子どもながらにこのままでは親と同じ運命になると思っていたのに…。男の子たちのほうが向上心が高かった。おとなしい女の子は戻ってしまった。フォトジャーナリスト、ザナ・ブリスキの活動を追った感動のドキュメンタリー。

「ミラノ、この愛に生きる」 2009 イタリア 監督:ルカ・グァダニーノ IO SONO L'AMORE / I AM LOVE

ミラノの大富豪一族に嫁いだロシア人妻のエンマ(ティルダ・スウィントン)が美しく、そしてモデルのようにブランド服を着こなしていきます。それがいちばんの見所!

家庭の仕事も段取りよくこなし、3人の子どもたちも子離れし成長。娘の同性愛も躊躇なく支持。何に不満があるのか、エンマは息子の友人のシェフのアントニオと出会い、なぜか彼に惹かれて…。あっという間にきっぱりさっぱり家を捨ててしいます。長年使えてきたメイドがさっさと荷造り、しっかりパンツを取るあたりがさすが。エンマもしっかりジャージ姿だし。映画の中とはいえ、義母もまた若く美しい。

「ミリオンズ」 2004

信心深い弟にある日大金が舞い込む。しかしながら、ポンドは数日中にユーロに変わり、それ以降ポンドはただの紙くずに変わってしまう。家に置いておいても泥棒が狙ってくる。で、お金で人はどう変わるのか、ということが伝えたいのか、子どもの純真さを伝えたいのか、さっぱり。

「ミリオンダラー・アーム」  2014年 製作国: アメリカ 原題: MILLION DOLLAR ARM 監督:クレイグ・ギレスピー 出演:ジョン・ハム

スポーツエージェント、JB・バーンスタインの実話を元に映画化。クライアントを失い、失意のどん底に突き落とされたJBは、インドで「ミリオンダラー・アーム」というオーディション番組を企画し、メジャーリーグにも通用する原石を発掘しようとします。インドの様子も描かれていて、オーディション中は後ろのステージでダンスが披露されていたり、アメリカ人はお腹を壊したり。剛速球を投げるふたりの若者をアメリカに連れて帰り、特訓。他の仕事でふたりを放っておいたら彼らは意気消沈してしまったり、大丈夫?でも実話なので安心しながら。

「ミリオンダラーベイビー」 今年アカデミー賞4部門獲得の作品です。常にボクシングはハングリーなスポーツです。危険なだけに一攫千金も夢ではありません。ジムに押しかけてきた女性、勝負の賭け時、引け際をうまく読めないトレーナー、彼のジムを手伝う元ボクサー。わかり合えない家族。そして悲し過ぎるラスト…。それにしても東ドイツ出身のにっくきボクサー役の女性、コワソウ。

「ミルク」 2008 トルコ・ドイツ 監督:セミフ・カプランオール

母親と牛乳屋を営むユスフ。夜は詩を書き、雑誌に投稿。母親は駅長と深い仲になりつつあり、複雑な思い。跡を追跡し、大きな石を持ち上げたかと思うと大きななまずを見つけすくい上げ、持ち帰ると、鳥の羽をむしる母。羽が飛び散る空気から引いていって、母の姿。その鳥は駅長が狩ってきた鳥。あどけない息子に、どんなに複雑でも母親は大切な女性なのかな。青年期特有の男女の出会いの甘酸っぱさ、トルコの徴兵制、冒頭の吊るされた女性の口から蛇が出てくるシーン、ユスフが母親の情事を知ってバイクが転倒し口から出るのは血ではなくミルク、トルコ人でないとこのあたりの文化、隠喩がわからない。

「魅惑の巴里」 1957 アメリカ Les Girls 主演:G・ケリー 監督:G・キューカー

裁判で始まります。アンジェラがシビルの出版した本に偽りがあると。かつて彼女たちはミッツィ・ゲイナー(ジョイ) ケイ・ケンドール(シビル) タイナ・エルグ(アンジェラ) の3人のダンサーでケリー(バリー)のステージに出演していました。シビルの言い分はアンジェラとバリーが交際はしていた、アンジェラの言い分はシビルがバリーと交際していて。そしてケリーの証言はジョイと交際していて…。そうして原告、被告は訴えを取りさげます。ほんとうはどうだったのかは闇の中。女性たちが美しい。特にタイナ・エルグ。その後活躍したのはミッツィ・ゲイナーのようです。

「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」 スウェーデン 2009 MILLENNIUM THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO

雑誌ミレニアムでガセネタを書いたとして訴えられ敗訴したミカエル。収監されるのは6ヵ月後。その間にある事件の真相を追うよう依頼される。すると、裁判時ミカエル調査を頼まれていたハッカー、ドラゴンのタトゥーを入れた女性が、ミカエルの解けない難問を容易に解き教えてくれるようになり、彼女もまた調査に加わり、二人で過去の事件を解き始めていく。これで終わり?という映画が多い中、しっかり完結感あり。女性の、保護司をやっつける場面にすっきり。私刑。焼き入れた文字!もおすすめ。

スウェーデンのレイプ率は高いのだろうか。数十年前、講演会、パネリスト北欧の女性がレイプ体験ありと話していたのを思い出す。

「ミレニアム2 火と戯れる女」 2009

「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」の続編。前回は他人の調査に関わるサスペンスであったが、リスペットに関わる事件。旧ソ連から亡命したスウェーデンに亡命した男、公安組織、国家。無敵の用心棒出現で、ミレニアム3へと続く。

「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」 2009

裁判、ミレニアムリスペック特集号発刊。ミカエル兄妹活躍。製作者、日本贔屓?ミカエルはプリウスに乗り、レクサスも映る。ランチはすし?テリヤキチキン?なんてやりとりしている。

「みんな誰かの愛しい人」 Comme une Image(英語のタイトルは Look at Me)
ロリータは20才でさえない女の子。いつも怒っていて、コンプレックスが強く、でもプライドが高い。有名作家の父親は若くて美しい女性と結婚し、娘には無関心。娘に言い寄ってくるのは父親目当ての人ばかり。ロリータの苛立ち、まわりの人間関係が人間臭い。ロリータの父親がいいと思う女性たち(妻、合唱団の女性)がきれいでしたね。ロリータの携帯電話の着信音が、無神経な人しか使わないよ、これって思うような曲で、効果音になっていました。

「みんなでいっしょに暮らしたら」 2011 フランス Et si on vivant tous ensemble?

年老いた2組の夫婦とひとりの男性、心臓発作を起こしたり、ぼけて徘徊して転んだり、余命わずかと診断されたりで、いっしょに住み始めます。ジェーン・フォンダがフランス語で。17才の時にソルボンヌに留学して以来フランスに住み着いたという設定。室内着は日本の着物。大型犬の散歩に大学生を雇い、彼が民俗学の論文を書いていたことからヨーロッパの老人の民俗学をするよう勧めている。孫が来ないと嘆くジェラルディン・チャップリン、誰かにプールを作ったら来るよ、と言われ、家庭菜園をつぶしプールを作る大工事に着工。人生の老い支度。自らの棺を頼んだジャンヌ、その色はピンク。お墓の近くにはバラのアーチを作りベンチを置きくつろげるように。女性のほうがしっかりしています、しっかりし過ぎです。

「みんなのいえ」
三谷幸喜監督作品です。ある夫婦が家を建てることになり、デザインは?妻の大学の後輩の家具デザイナーの唐沢寿明に頼むことに。そして妻の父親で大工の田中邦衛が施工をすることに。アーティストを全面に出す唐沢と職人気質の田中とのバトルがおもしろい。田中邦衛の価値基準、家=頑丈でなければだめ、というのは建築業者がこうであれば今問題になっている耐震基準偽装問題なんて起こらなかっただろう。ぶつかり合う二人、二人の中を取り持ち、でもただはいはいと聞いているだけと思ったらいいことも言う夫、田中直樹(ココリコ)がバトルの二人の仲をやっかむあたりもおもしろい。

「みんなの学校」 2014 監督:真鍋俊永

大阪市立南住吉大空小学校(現・大阪市立大空小学校)では、発達障害を抱えた子供や、自分の気持ちのコントロールが得意ではない子供など、特別支援教育の必要な児童も同じ教室で学んでいる。開校以来6年間、児童と教職員以外にも、保護者や地域の住民たちも一丸となって不登校ゼロ、子供全員に居場所が存在する学校作りを目指してきた同校の様子を活写する。

よそでは手におえない子どもが転校してきます。前の学校からの申し送り、それはあくまでもわずかな参考にするのみ、ほんとうの子どもの姿に向き合います。女性の校長先生、パワフルです。今年はじめて担任をもつ先生、子どもを大声で叱っている、それを校長が、怒りの感情からやってしまったのか、間違いを正そうとしてやったのか訊ねる。「怒りからです。」学校から逃げようとする生徒に説明を求めます。「お母さんに会いたくなった。」「そりゃ、しかたないわな。」問題行動の説明を求めます。「言えないなら質問をしましょう。」と2択を振ります。謝れば、偉い、マルと言う。自分が最後の砦。でも間違っていれば、とことん説明する。運動会、いちばん難しいリレー、校長自らがバトンの勝ちにこだわる受け渡し方法を説く。すごいな。発達障害のいるクラスで勉強したら、勉強のできる子にとっては授業のレベルは下がるけれど、それ以上に人間教育を受けているんだな。

「ミンヨン 倍音の法則」 監督:佐々木昭一郎 出演:ミンヨン、ユンヨン、武藤英明 2014 日本 140分

ソウルの学生、主人公のミンヨンは一枚の古い写真に心をとらわれている。亡き祖母の親友、佐々木すえ子の家族写真。すえ子への思いが募るミンヨンは、妹ユンヨンの後を追うように日本を旅する。そこで巡りあう人々、母に捨てられた少年、何者かに追われるジャーナリスト、風鈴職人、サッカー笛の職人、塩作りの老人、長崎へ旅する神父の姿をした男‥‥さらに彼女は時代を超えて、太平洋戦争中のすえ子の人生を生きるようになる。戦時の統制下で、すえ子の一家は人間らしく生きようとしたために様々な苦難を経験したのだった。――そして今、不安に満ちる現代社会で、ミンヨンは人々と交流し、モーツァルトをはじめとする音楽と出会い、ハーモニーへの夢を育んでゆく。

岩波ホールで上映したいた作品とのことで鑑賞。140分の長さの必要がない。韓国語、日本語、英語がペラペラ。だけれど歌の声がよくない。演技へただし。ジプシー風の男の子もなんだか。

韓国の歌、アメージング・グレースやら箱根の山(箱根八里)歌う。わけわかんない。

 

箱根の山は 天下の険

函谷関(かんこくかん)も 物ならず

万丈(ばんじょう)の山 千仞(せんじん)の谷

前に聳え(そびえ) 後に(しりえに)支う(さそう)

雲は山をめぐり 霧は谷をとざす

昼なお暗き杉の並木 羊腸(ようちょう)の小径(しょうけい)は 苔(こけ)滑らか

一夫関(いっぷかん)に当るや

万夫(ばんぷ)も開くなし 天下に旅する

剛毅(ごうき)の武士(もののふ) 大刀(だいとう)腰に

足駄(あしだ)がけ 八里の岩ね踏み鳴す(ならす)

斯く(かく)こそありしか 往時(おうじ)の武士(もののふ)

 

小学生の時歌った。いい歌。

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