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「ナイトアンドデイ」 2010 KNIGHT AND DAY

トム・クルーズとキャメロン・ディアス主演。それだけでゴージャス。でもそれだけ。ナイトはナイト家、デイはその日、ということかな。この二人はどんな撃ち合い、トラブルになっても死なないという安心感をもって観られます。

「ナイトクローラー」 2014年 原題:NIGHTCRAWLER 監督: ダン・ギルロイ 出演:ジェイク・ギレンホール、レネ・ルッソ

人脈も学歴もないために、仕事にありつけないルイス(ジェイク・ギレンホール)。たまたま事故現場に出くわした彼は、そこで衝撃的な映像を撮ってはマスコミに売るナイトクローラーと呼ばれるパパラッチの姿を目にする。ルイスもビデオカメラを手に入れ、警察無線を傍受しては、事件現場、事故現場に駆け付ける。その後、過激さを誇る彼の映像は、高値でテレビ局に買い取られるように。やがて局の要望はエスカレートし、それに応えようとルイスもとんでもない行動を取る。

「ナイロビの蜂」 2005年 UK/USA 監督 Fernando Meirelles
製薬大企業の陰謀と夫婦愛それにアフリカの貧困を絡ませたストーリーです。でもどれをより強く伝えたかったのか。それぞれ?みんな?アフリカに生まれなくてよかったと思ったけれど、そう思う自分を責めさせるような映画です。
妻役のレイチェル・ワイズはこれでアカデミー助演女優賞を獲得しました。「スターリングラード」では目を見張るばかり美しい女性でしたが、女優として磨かれてきたのを感じます。泥臭くなったというか。それはロケ地がアフリカだったから?恥ずかしがると指を噛むのはワンパターンのようでいただけませんが。

「ナイン」

著名な映画監督の、新作を巡る苦悩の日々。もはや才能が立ち消えつつ。彼の妻、愛人、次作ヒロイン女優、衣装デザイナー、死んだ母との関わり。そして2年後のアングイッラーラのうら悲しい景色。ミュージカルの映画化、あるいはフェリーニの何か。女優がきれい。

「ナインスゲート」 1999 フランス/スペイン 原題:THE NINTH GATE 監督:ロマン・ポランスキー 主演:ジョニー・デップ

禁断の書と言われる"悪魔の書"を手にした書物ブローカーに起こる迷宮的恐怖を描く。世界中の希少本を探す、書籍の探偵コルソ。彼はある富豪の依頼を受け、世界に3冊しかないという伝説の悪魔の祈祷書を探す。ニューヨークからスペイン、ポルトガルと祈祷書を追って旅するコルソ。だがそんな彼の周囲では、殺人が起こる。絵の謎、それを解くうちに結末。うーん、興行収益生みそうもない作品。

「永い言い訳」 2016 日本 監督:西川美和bキャスト:本木雅弘、竹原ピストル、深津絵里、藤田健心、白鳥玉季、堀内敬子

何も知らずに観る。あっ、深津絵里が出ているんだ…、と思う。でもすぐ死ぬ。それなら過去に戻るのかと思いきや過去はなく、それからの話。その時間の流れは本木雅弘の髪の毛の伸び具合で測るだけ。20年連れ添い、形骸化している夫婦に突然妻の死。その時、夫は自宅で浮気中。妻と共にいっしょに死んだその親友の遺族に寄り添うようになる。あっ、子どもってこんなにかわいいんだ。擬似家族の誕生。そこで人間性を取り戻すのですが。

インテリvs無教養、泣かないvs泣く、子なしvs子あり、高慢vs取り繕いなし
まるでステレオタイプの両極の男たちの行く末、子持ちのほうが精神的に強いって?フィクションだから、ありえないから〜。キャストに助けられている。。

もっくんが薄っぺらな役を好演。好きな俳優がたくさん出ているのでウレシイ。

「愛するべき日々に愛することを怠ったことの、代償は小さくはない」「人生は、他者だ」――。

「長い散歩」 2006 奥田瑛二監督
緒形拳追悼で見てみる。うーん、よさがでていないかな。ほとんど同時期に観た「パピヨンの贈りもの」と非常に似たストーリー。しかし、子どもがかわいらしくない。虐待されて愛情をかけられず育った子だから、わざとそうしたのか・・・。妻との関係もよくわからず。

「なくもんか」 2009

阿部サダヲ主演、弟瑛太、鈴木砂羽、妻竹内結子。後には何も残らないけれど大笑い。

「嘆きのピエタ」 2012 韓国 原題:PIETA 監督:キム・ギドク 主演:チョ・ミンス、イ・ジョンジン。2012年のヴェネチア国際映画祭で金獅子賞受賞。

生まれてすぐに親に捨てられ天涯孤独に生きてきたイ・ガンドは、法外な利息を払えない債務者に重傷を負わせ、その保険金で借金を返済させる取り立て屋をしている。そんなガンドの目の前に、母親を名乗るミソンという女が現れた。ミソンの話を信じられず、彼女を邪険に扱うガンド。しかし彼女は電話で子守歌を歌い、捨てたことをしきりに謝り、ガンドに対し無償の愛を注ぎ続ける。ガンドが心を開き始めると、ミソンは姿を消し、不可解な行動を取り、いったい何者なのか。やはり…。ミソンのセリフが胸を打ちます。復讐するつもりのガンドに移ってしまったこと。ミソンがずっと編んでいたセーター、自分へのプレゼントと思っていたら、それが着せられた遺体、それでもそれを脱がし、着ます。そしてラスト、恨まれている人のことば通り、自らを処置、その映像が未明の道路に赤いラインを引いていきます。

「ナージャの村」 1997 監督・企画:本橋成一

ベラルーシ共和国ゴメリ州ドゥヂチ村。 チェルノブイリ原発事故で汚染された小さな村。 皮肉にも、放射能に汚染された村は、原子力の恩恵を受けない生活を続ける村だ。 政府からの立ち退き要請で、村は地図から消えてしまった。 村の3ケ所の入口はゲートで遮断され、 外部の人間は許可証がないと入れない。 それでも故郷を離れず、汚染された村に残る6家族がいる。 ユートピアのように美しい村。四季が移ろう。 麦やじゃがいもを育て、きのこを採り、詩を口ずさむ。 美しく厳しい自然とともに、大地に根ざして明るくたくましく生きる彼らの暮らしは、 豊かさとは何かということを私たちに教えてくれる。

「ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記」 2007 アメリカ NATIONAL TREASURE : BOOK OF SECRETS 出演:ニコラス・ケイジ、ダイアン・クルーガー、エド・ハリス

歴史学者にして冒険家のベン・ゲイツを訪ねたウィルキンソンと名乗る古美術商が驚きの情報をもってきます。リンカーン大統領暗殺事件の犯人による日記で消失していた一部で、暗殺の真犯人としてベンの祖先トーマス・ゲイツの名が記されてるもの。大統領暗殺者の末裔という汚名を着せられてしまったベンは祖先の無実を晴らすべく、仲間、家族とと共に調査を開始します。 ロンドン市内のカーチェイス、パリ市内、ラシュモア山(サウスダコタ州のジョージ・ジェファーソン、トーマス・ジェファーソン、ルーズベルト、エイブラハム・リンカーンという4人の大統領が彫刻された観光地)などわくわくします。あれだけ命を狙ってきたウィルキンソン、結局、自分の名誉のためにいい人になってしまうの?

ダイアン・クルーガー、よく見かけます。ドイツ人だそうですが、フランス語、英語、流暢に使い分けます。

「謎の失踪 失われた記憶」 2004
アガサ・クリスティの謎の数日間。その謎を解きます。イギリスの豊かな自然風景、上流社会、エレガントある服飾、アガサのその後のふくよかな人生。
「涙そうそう」 2006
これはヒット曲から生まれたドラマなのか?
血がつながっていない兄妹愛、主に兄から妹への深い愛情の物語です。無償の愛。ここまで滅私する家族愛があるのでしょうか。兄にとって、ここまでたくさんの愛を与えうる対象があったというのは幸せに違いありません。しかし、長澤まさみの「にーにー」はうざい。

「夏時間の庭」2008 L'Heure d'ete 夏時間

母・エネーヌの誕生日を祝うため、画家である大叔父・ポールのアトリエだった家に帰って来た3人の子供たち。それから1年後…エレーヌは、多数の美術品を残して死んでしまう。

美しいお屋敷、美術品見たさに観ましたが、中身は俗っぽかったような、退屈だったような。

「ナッシュビル」 1975年 製作国:アメリカ 原題:NASHVILLE 監督:ロバート・アルトマン 出演:ヘンリー・ギブソン、リリー・トムリン、グウェン・ウェルズ、シェリー・デュヴァル、キーナン・ウィン、バーバラ・ハリス、スコット・グレン、エリオット・グールド

テネシー州ナッシュビルを舞台に、総勢24人の人間模様を描いたアルトマンお得意の群衆劇。カントリー・ソングのメッカとして有名なナッシュビルで、大統領候補のキャンペーン大会が行なわれることになった。イギリスの女性レポーターは、ベテラン歌手のヘブンを中心として、それぞれの歌手にインタビューを試みる。

もはや記録映画の域。スターになりたい人たちがキャンペーン大会、射殺事件があり、その場をどうにか収めるのは家出してきたストッキングが伝線している主婦だったりして。エリオット・グールドってバーブラ・ストライサンドと結婚していたんだ、を知る。(2017年7月鑑賞)

「ナッチョ・リブレ 覆面の神様」 2006 USA
いつも隠れた名作を教えてくれるM嬢からのご案内。貧しい孤児院施設で料理長をしている信心深いデブ男。賞金目当てに禁止されているレスリングに参戦。人気が出てファイトマネーで食事を改善、美人の修道女にアタック。メキシコ風の景色、色彩はセンスよし。レスリング相方ヤセは裁縫が上手。

「夏の嵐」 1954 LIVIA [米] SENSO WANTON CONTESSA イタリア 監督:ルキノ・ヴィスコンティ 出演:アリダ・ヴァリ、ファーリー・グレンジャー

1866年、オーストリア軍占領下のヴェネツィアで観劇中の軍の将校と抗戦運動の指導者の侯爵との間に決闘騒ぎが起り、それを諌めに入った伯爵夫人は、従弟である侯爵を流刑にされながらも、その美貌の将校に狂おしく恋をする。再び戦争が勃発し、密入国した侯爵は従姉のもとを訪ね軍資金の保管を依頼するが、夫人はその金を、将校に軍籍離脱の賄賂のためにと渡してしまう。祖国は敗れ、ヴェロナにいる彼の元に馬車を急がせた夫人の見たものは……。薄汚れた姿で恋人を探して兵舎を訪ね回る夫人=A・ヴァリの激情は、トリュフォーの「アデルの恋の物語」のI・アジャーニの比ではない。G・R・アルドと彼の死で途中交代したR・クラスカーのキャメラのゴージャスさ、全篇に響き渡るブルックナーの第七番。これぞイタリア映画というボリュームで観る者を圧倒する、ヴィスコンティの最高傑作。

「夏の終り」 2012 監督:熊切和嘉

作家、尼僧である瀬戸内寂聴の自身の体験を基につづった小説の映画化というけれど、主人公

は着物の柄絵を作っています。妻子がいながら不倫を続ける年上の男性作家(小林薫)、関係のあった女性に苦しむ年下の男(綾野剛)、その二人の間で揺れ動く女性の三角関係。 本妻を訪ねていく満島ひかり、彼女の家に本妻から電話が入り、本妻による笑い声、いたたまれず、憂さ晴らしに彼女が訪ねていくのは綾野剛のところ。カビだらけの汚い靴を履く小林薫、いっしょに死のうと言われ、本妻ではなく自分に言われたのをひそかに喜ぶ。そしてその後どうなったのか不明ですが、元気に仕事にいそしむ女のたくましさ。

「夏の終止符」 2010 ロシア How Ended This Summer ベルリン国際映画祭2010年銀熊賞(男優賞/芸術貢献賞)

北極圏の孤島の気象観測所を守るセルゲイ、パーシャ。ある日、セルゲイは湖にマス釣りにでかける。業務規定違反。そこに、セルゲイの家族の危篤を知らせる通信が入るのだが、セルゲイが戻っても、パーシャはその知らせを伝えず…。どうして…?伝えそこなったパーシャ…、孤島の中で逃げる。寒さ、熊、ほんとうの怖さを知らずに育ってきたものが立ち向かうにはひ弱すぎ。骨太中年と頭でっかち若者との対決。 景色がきれい。

「夏物語」 2006 韓国
イ・ビョンホン演じる老教授はずっと独身。初恋の相手をたずねるという番組のため、若き日の出来事が思い起こされる。学生時代ボランティアのためにソウルから田舎を訪れた彼は図書館に勤める女性(全く魅力的でないのが残念!)と恋に落ちるのだが。父親はアカとレッテルをはられているその娘を連れてソウルへ。しかしそこは軍事政権化の下、大学生のデモで捕らえられたイ・ビョンホンから、スパイ容疑をかけられた娘は…。ヒノキの葉の香り、魚の形をした石、魚が石になった話、二人が会う時はびしょぬれになること、情景的なのだけれど、ヒロインがさえない。

「夏をゆく人々」  原題 Le meraviglie 製作年 2014年 製作国 イタリア・スイス・ドイツ合作  監督アリーチェ・ロルバケル

トスカーナの人里離れた地で養蜂園を営む一家。4人姉妹の長女ジェルソミーナは、気難しい父親ウルフガングから独自の教育を受け、一家の暮らしを支えていた。ある夏の終わり、一家はひとりの少年を預かることになり、その一方でテレビ番組「不思議の国」の取材を受ける。これまで社会と隔絶されてきた彼らの生活にささやかな変化が訪れる。傲慢な家父長面で偉ぶる父親、従う娘たち。父親は長女へのプレゼントにラクダを買ったりして呆れられる。外のベッドで眠る父、エンディング、家族いっしょに眠り、仲が良いのか、いろいろあってもこれが家族なのか。

「NANA」 2005年(ANA機内にて。飛行機の型式が違えば観たい映画がたくさんあったのだけれど。洋物の映画でも日本語吹き替えになっているので聞き取りづらいし面白みも半減するし、字幕日本語の映画がベストです。)
二人のナナの恋のしかた。コミック本の映画化だけあって話は至極単純。自分の夢がなくただ男にしつこく尽くすナナはふられ、自分の夢を追い求めるナナは2年後男とよりを戻していました。やはり自分自身があって、それからってことですかい。

「何がジェーンに起こったか? WHAT EVER HAPPENED TO BABY JANE?」 1962

子役スター"ベビー・ジェーン"として人気を博したジェーン、遅咲きながら実力派女優として名を馳せたその姉ブランチ。だが、その人気絶頂期にブランチが車の事故で下半身不随になって以来、姉妹は人目を避けるかのようにふたひっそりとりきりで暮らしていたが、ジェーンはアル中で我が儘し放題。ブランチはジェーンを病人として施設に入れようとするのだが、ジェーンは、ブランチが外部と連絡が取れないように閉じ込め、食事は、飼っていた鳥、ねずみを出すように。このあたりからサスペンス。134分の映画、飽きることなく最後まで。最初、子どもの時期の「死ぬまで忘れない。」と一筋縄ではない姉ブランチの発言後、あれっ、100%いい人になってしまった、というのが最後に明かされます。ここまで悪役をする妹ジェーンの名演技が光ります。

「何者」  2016年 製作国: 日本 監督: 三浦大輔 出演:佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉

『愛の渦』などを手掛ける演劇界の鬼才・三浦大輔が朝井リョウの直木賞受賞作を映画化。就職活動を通して自分が「何者」かを模索する大学生たちの友情、恋愛、裏切りが交錯する青春を描く。

キャスティングが見事かも。二階堂ふみがダメ女しているし、菅田将暉が好青年しているし。

「ナビィの恋」 
60年前に実らなかった恋。その男性が現れ、おばあは…。沖縄の景色、家、暮らしが魅力的。

「なまいきチョルベンと水夫さん」 製作年:1964年 製作国:スウェーデン 原題:TJORVEN, BATSMAN OCH MOSES/TJORVEN, BATS

チョルベンはこのかわいいとは言えない容貌の女の子、がっちりした体形、ずっと観ていると愛くるしくなってきます。小さな桟橋から海に落ちれば、水夫さんと呼んでいるヨーゼフのようなワンコが犬かきで助けにきてくれます。ある日男の子の飼っていたウサギが殺され、ワンコが疑われ、殺されることになったり、でもぎりぎりで疑いが晴れ助かったり、もらったアザラシ!を飼い始めるものの、売られそうになり匿ったり、ペットをかわいがることで巻き起こる騒動がてんこもりです。それを見守る大人たち、ほんわかします。

 

「名もなきアフリカの地で」 
ナチス台頭下、ドイツ国内からケニヤに脱出したユダヤ人家族(両親と娘)の話。女性は強いし、どんな環境にも馴染むのだ。
「楢山節考」 1958
今村監督作品と勘違いして借りましたが、粗末な舞台、音楽は三味線やら長唄。斬新です。貧村、食い扶持を減らすため70才を過ぎると楢山へ。息子におぶさりでかけます。今の日本、裕福なお年寄りが多く、時代は好転したともいえず。
「ナルニア国物語」 BBC
テレビ版DVD3巻です。長いだけに原作に忠実のようです。いつのものか。舞台にあまりお金がかけられていません。
いかにもイギリス人風貌の子どもがでてきます。あらまあ、こんなにぽっちゃりした子たち…。ルーシー、女の子だけど戦意があって元気。ねたみという感情を抱き、アスランに叱られます。ルーシーだってやっぱり女の子だから美しくなりたいのよね。
冒険物語だけに頻繁に究極の選択を迫られます。信じるに値する人、動物を信じ、道が開けます。子どもたちが丁寧な英語を使っているのには感心。

「南極料理人」 2009

料理が出てくる映画は要チェック。南極の奥地の基地という閉塞された場所で1年以上を8人が過ごす。料理人西村を中心に、体がラーメンでできているという隊長きたろうや、味のある生瀬さん、遠距離恋愛でふられる男性やら。でもちょっとしつこいかな。

「何という行き方!」 1964年 製作国: アメリカ 原題: WHAT A WAY TO GO! 監督:J・リー・トンプソン 出演:シャーリー・マクレーン、ディーン・マーティン、ポール・ニューマン、ロバート・ミッチャム

母に反発し、金持ちを嫌悪するヒロインは、富豪からの言い寄りを断り、無欲な商店主と結婚すが、事業が大成功し、夫は過労で死亡。次の相手の貧乏画家も、結婚すると金持ちになるが死んでしまう。彼女は結婚する度に夫に先立たれ、金持ちになっていく。あげまんなんだけれど。で、今は落ちぶれたかつての金持ちと結婚するけれど。シャーリー・マクレーンがとにかくかわいい。踊りも披露。

「ニコラス・ケージのウェザーマン」 2005 USA
シカゴのTVで天気予報キャスター、道を歩けば、ファストフードを投げつけられ、そのたび洋服はどろどろ。妻、息子、娘は彼のもとを去り、思春期の子どもたちは問題を抱えている。そんな彼らをまともに心配している、数々の文学賞に輝く父。そんな父親にだめ息子と思われていると思ってもどうしようもない弱い男。唯一立派なおじぃちゃん。息子を「アメリカンドリームを成し遂げた。」と評価してくれます。とはいえ、全ての歯車がうまく回らない。そして父親の病気、死、元妻の再婚を乗り越えていきます。
問題があればすぐセラピストに頼るアメリカ社会。専門家に任せたほうがよいのか、それとも自らが深く関わっていったほうがよいのか。三田佳子次男の3度目の逮捕の会見。「専門家にお任せして…。」を思い出した。
「西の魔女が死んだ」 2008
うう…、だるい。せめて景色だけでも楽しもうか・・・、でもアングル悪過ぎ、狙い過ぎみえみえの自然風景、おばあちゃんに似ていない娘・孫。がんばって、がんばって最後まで見たけれど。おばあちゃんとの暮らし、身近な人の死、何を伝えたかったのか。魔女だからといって、おばあちゃんが外国人でなければならなかったのか。音楽?
「二重誘拐」 2004年 アメリカ directed by Pieter Jan Brugge
Robert・Redfordの映画なので観ました。二重誘拐というので誘拐されてまた誘拐されるのかと思っていたのですが、結局、どこが二重誘拐なの?
アメリカンドリームを果たした主人公が誘拐され、それほど悪人ぽくない男に連れ去られます。FBIが捜査に乗り出し、主人公の私生活を暴いていきます。数年前夫の浮気を妻は知り別れるようにけりをつけたものの、その後も一時続いていたことを知らされ、誘拐と同時に夫婦愛も映画の中でクローズアップされます。それでも現在はお互いなしでは生きていけないようなことばが夫からこぼれます。犯人の夢は失業中の身から抜け出して妻と南の島で暮らすこと・・・、そんなことが語られます。消化不良を起こすかも。タイトル、中身とはま逆にサスペンスに程遠い雰囲気の映画です。

「尼僧物語」  1959 アメリカ 原題:THE NUN'S STORY 149分 監督:フレッド・ジンネマン 主演:A・ヘプバーン

ガブリエラは、父に付き添われ、ベルギーの修道院に尼僧となるため身を捧げます。本人の強い希望だったコンゴでの看護師として医療活動。厳しい戒律をもつ信仰、看護で揺れるものの必死で働きます。が、突然、ベルギーに戻ることに。そこは戦況悪く、ナチスによってオランダ陥落、ベルギーでも爆撃音が轟いています。戒律を破り手にした弟からの手紙には父の訃報が。彼女は修道院を去ることを決意します。

軽い映画と考えていたら大間違い。ひとりの女性の信仰心とは…を問いかけます。キリスト教を敵に回しかけない強烈な問題作、そしてA・ヘプバーンが主役を演じなければ話題にならない映画です。

「ニーチェの馬」 2011 ハンガリー/フランス/スイス/ドイツ  154分

A TORINOI LO/THE TURIN HORSE 監督:タル・ベーラ

荒涼とした人里離れた農場に暮らす貧しい農夫とその娘、単調な日々1日目から6日目へ嵐の日の中繰り返しながら少しずつ追い詰められていく様子。食事は茹でたジャガイモ各ひとつ。かまどに薪をくべる。まず馬が草を食べなくなり水を飲まなくなり、井戸が枯れ、馬を引いて父娘は家を捨てるのだが、戻ってくる。陽の光が失われ、ランプを灯すのだが、ランプもつかなくなり、火種も消え、常食のジャガイモを生で一口食べる父。音楽はファミレだけ。うーん。

「日曜日が待ち遠しい」 1983 フランス Vivement Dimanche!
トリフォーの遺作。あえて白黒にした作品。ファニー・アルダンが素人探偵になって活躍。一癖ある役が多いのだけれど、かわいい。ジャン・ルイ・トランティニャン、よさがでていなかったな。
「二度目の結婚」 2005年 イタリア La seconda notte di nozze (Pupi Avati)
戦争が終わり、少々知恵遅れの善人の主人公は地雷作業をしています。そんな彼に亡くなった兄の嫁から手紙が届きます。昔から憧れていた兄嫁が困っているということで、彼女への恋心が募ります。だから何だというのでしょうか。

「日本沈没」 2006 原作:小松左京

1973年のリメイク版。それも観ていないが。こんな映画あったんだ〜。CG観て観てって、感じ。豊川悦司が出ている。怒って物に当たらないでよ。草なぎ剛、柴咲コウのラブストーリー。こののりだと、草なぎ、生きて戻ることもありそうな雰囲気。どうして最初から爆弾を入れて設置しなかったのか…疑問。トヨエツと大地真央は元夫婦という設定。だから?大地真央はどんなに危機的状況にあってもメイクはばっちり、崩れなし。及川光博、吉田日出子、柄本明、國村隼、石坂浩二。

「日本で一番悪い奴ら」 2016年 監督:白石和彌 出演:綾野剛、YOUNG DAIS

北海道警察の元警部・稲葉圭昭の衝撃の告白本『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』(講談社文庫)を、「凶悪」の白石和彌監督が綾野剛を主演に迎えて映画化。崇高な志を胸に道警に入ったはずの主人公が、ノルマ達成のためにいつしか裏社会とズブズブの関係に陥り、やがては自らが悪そのものへと染まっていくさまを描く。柔道の実力を買われ北海道警察の刑事となった真面目な青年、諸星要一。しかし正義感はあるものの、本業の捜査現場ではまるで役立たず。そんな諸星に、先輩刑事の村井が"刑事は点数を稼がなければダメ"と諭し、裏社会に飛び込む。

結局、覚醒剤まみれになるのだが、それでも出所したら復職するつもりでいるのに笑える。

「日本と原発」 製作・監督/河合弘之  構成・監修/海渡雄一  2時間15分 2014年 出演:河合弘之 青木秀樹 アナトーリー・チュマク 飯田哲也 エフゲーニャ・ステパノワ 大島堅一 川口登 小出裕章 コンスタンティン・ロガノフスキー 古賀茂明 鈴木大介 高野仁久 田中三彦 馬場有

福島原発事故の内容をわかりやすく原発の歴史、世界の状況、火山国である日本の状況、未来エネルギーについて解説。特に、監督が弁護士で、原発に対し原告団となって戦っていることから、対原発、裁判で勝ち取る

という仕法を取っています。(2015年3月15日鑑賞)

大飯原発3、4号機運転差止請求事件判決要旨

 

「日本と原発4年後」 製作・監督/河合弘之  構成・監修/海渡雄一  制作協力/木村結  音楽/新垣隆

1953年、国連総会で「原子力の平和利用」が世界に発信されて以降、「夢のエネルギー」として国を挙げて取り組んできた原子力発電。 <夢のエネルギー開発が明るい未来を創る>。 これを信じ、原発の安全を信じてきた私たち。 でも、その夢は2011年3月11日に発生した東京電力福島第一原子力発電所の、発電史上最悪の事故によって、無残に砕かれることになりました。 しかも、それは、地震・津波によって瓦礫に埋まったままのまだ生きているかもしれない人々を放置して故郷を後にするという経験したことのない災害という形になって私たちを苦しめることになってしまったのです。 . 故郷を追われた人々は今も苦しみ続けています。それでも再稼働を推し進めようとする政府と行政。 何がそうさせるのか、新規制基準によって再稼働することにはどんな問題があるのか。どんな利益があるのか。 丸2年の歳月をかけて、弁護士河合弘之と盟友弁護士海渡雄一、訴訟を共に闘う木村結の3人は、いくつもの裁判を闘いながら、多くの被災者に向き合い、有識者と語り合い、故郷を手放すことになってしまう災害とは何かについて、真実の声を聴き続けてきました。 私たちは原発で幸せですか?

2016年3月11日鑑賞
配布資料

「日本と再生 光と風のギガワット作戦」 2017年 日本 監督:河合弘之 企画:飯田哲也

「脱原発弁護団全国連絡会」の共同代表として日本全国の原発差止訴訟の先頭に立って活動するなど脱原発に向けて奔走し、ドキュメンタリー映画「日本と原発」シリーズも手がけた弁護士の河合弘之が、環境学者の飯田哲也とともに、各国の自然・再生エネルギーの実情を知るため世界を旅した様子をカメラに収めたドキュメンタリー。電力輸出が増大するドイツや米国国防省が進めている自然エネルギー計画、同じく自然エネルギーが隆盛している中国などを取材。原発でも化石燃料でもない、太陽や風、地熱、バイオマスなどのクリーンなエネルギーの未来を探る。

映画「日本と再生 光と風のギガワット作戦」。上映前に監督の話30分ほど。

「日本と原発4年後」製作費6700万、売り上げ7000万。原発1基=1ギガワット。福島第一の事故で損害は直後5兆と言われた。4年経ち、22兆、2か月前シンクタンクの計算によれば70兆円。国家予算100兆円、昨年の税収50兆。(鑑賞時2017年6月)

原発の悪しき点をこれまでの河合弘之監督作品で観てきたが、今回のものは、一歩進み、では原発以外のエネルギーは何かと探った作品。もはや、エネルギーを原発に頼っているのは日本とフランスのみ。その他の国は、安価な自然エネルギーで進んでいる。日本がそうできないのは、原子力ムラと癒着し既得権益を守る日本政府。依然エネルギーを原子力ベースで考え、自然エネルギーお入り込む隙をわずかしか与えない。 国策、現政権、自民党、大臣、政治家は国民のことを第一に考えているのだろうか、と落胆するばかり。311の時、もう日本はだめになる、と思った。首都圏近くの原発で次に大事故が起これば、もう日本はアウト。311その後、原発稼働は0基になった。それなのにいつの間にか5基稼働している。北朝鮮が、核ミサイルを撃ち込んできたらと騒ぐが、核を搭載していようがいまいが、原発にただミサイル撃ち込めば日本はおしまい。

「日本の悲劇」 2012 日本 監督:小林政広 出演:仲代達矢、北村一輝、寺島しのぶ、大森暁美

モノクロ、そして会話が聞き取りづらい。タイトルで悲劇とはと思い、観ます。唯一短い時間カラーになります。孫が生まれ、この家の最高の幸せの時。しかし、その時は長続きせず。息子夫婦の不和。続いて、妻の突然の死。東日本大震災(おそらく息子の別れた妻、子どもの死)。そして部屋に閉じこもることでの自死。半年はそのままにするという遺言を守る息子。ずっと仕事を探している息子が父の年金で生計を立てているのか。暗い暗い映画。しかし特殊ではないような内容に思える。

「ニューイヤーズイブ」 2011

ニューヨークの大晦日の人間模様なのだが、主役級の俳優がここそこに。ヒラリー・スワンクは誰の元に?アシュトン・キャッチャー、ロバート・デニーロ、ミッシェル・ファイファー、ジョン・ボ製作・監督/河合弘之  構成・監修/海渡雄一 ン・ジョビ、ハル・ベリー、…。この歌手、どこかで見たと思っていたらグリーに出ていたリー・ミッシェル。東芝健在?

「ニューオーリンズ・トライアル/陪審評決」 2003 アメリカ RUNAWAY JURY 原作:ジョン・グリシャム 出演:ジョン・キューザック 、ジーン・ハックマン 、ダスティン・ホフマン 、レイチェル・ワイズ

ある朝、ニューオーリンズの証券会社で銃乱射事件が発生。犯人は16人を死傷させ、自殺。2年後、この事件で夫を失った女性セレステが地元のベテラン弁護士ローアを雇い、犯人の使用した銃の製造メーカー、ヴィックスバーグ社を相手に民事訴訟を起こす。被告側は、会社の存亡に関わるこの裁判に陪審コンサルタント、フィッチを高額で雇い入れる。彼はあらゆる手段を駆使し陪審員候補者の選別に取り掛かります。やがて陪審員団が決定するが、その中に謎の男ニックがいて、最初、どうしたら陪審員にならずにすむかという振る舞いを見せ、反感を持たせ、義務を遂行せよとばかりに見事に陪審員になります。。ニックは何者?ただ大金を稼ぐために陪審員の票を売ろうとしているのか。裏は…?討論中、相手側をむきにならせることで偏見を話し放題にするという論法で陪審員たちを意のまま掌中につかみます。(2015年再鑑賞)

「ニューシネマパラダイス」 1989

珠玉の名作3時間。中年の男性の深夜の運転からはじまる。そして帰宅。同居の女性から伝えられる、ずっと音信不通の母からの伝言。「アルフレードが死んだ。」そして彼の幼少期へ。シシリア島の唯一の楽しみ映画館。そこで働くアルフレードにまとわりつく映画好きの子ども。フィルムも燃えやすいものだったり、少年の父親は戦死したり、やがて成長し恋をしたり。そんな彼を優しく見守るアルフレード。しかしそれは社会的に彼を成功させはするのだけれど。最後の彼からのプレゼントはウィットが効いている。

「ニュースの真相」 2015年 製作国:アメリカ/オーストラリア 原題:TRUTH 監督:ジェームズ・ヴァンダービルト 出演:ケイト・ブランシェット、ロバート・レッドフォード、エリザベス・モス

アメリカ・CBSニュースのプロデューサー、メアリー・メイプスは、ジョージ・W・ブッシュ米大統領の軍歴詐称疑惑を裏付けるスクープを放送するが、裏付けが曖昧であり、窮地に追い込まれます。疑惑の真偽を追及するのではなく、裏付けを追及するのは当然なのだが、むしろ報道側を追い込むガセネタをリークするのはどこなのか。前半、中盤、かなり退屈。レッドフォード、81歳?2017年5月アラン・ドロン引退が発表されましたがまだ頑張っています。

「ニューヨーク、恋人たちの2日間」 2012 フランス/ドイツ/ベルギー 原題:2 DAYS IN NEW YORK 監督・主演:ジュリー・デルピー

『パリ、恋人たちの2日間』の続編。ニューヨークで恋人・ミンガス、それぞれの子どもと暮らすマリオンのアパートに、パリから父と妹、その彼氏がやってきます。フランス語を解せぬミンガス、英語のわからぬ父、マリファナの売人を呼ぶ彼氏、露出狂の妹で、二人の生活はめちゃくちゃ。結果的に、マリオンの写真の個展(これまでの彼氏とのベッドの写真)は大成功します。自身が監督なら何でもあり。魂を売るというのがどういうことなのか不明…。

「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」 2014年 製作国: アメリカ 原題: 5 flights up 監督:リチャード・ロンクレイン 出演:ダイアン・キートン、モーガン・フリーマン

ブルックリンの街を一望できるアパートの最上階に住む画家のアレックスと愛妻・ルース。結婚し、他では高くて住めないとここで暮らし40年、若い俳優を使い、ふたりの馴れ初め、賛成を得られなかった結婚、不妊に悩むルースを織り交ぜながらストーリーは展開。思い入れも多いが、エレベーターがない。まだ売るわけではないとオープンハウスを開催。希望額は100万$。オークションで競りあがるのを待つ。自分たちも近所で開催されているオープンハウスを見に行き、オファー。落札したところに行くと、夫婦がもめている。もっと高い値段で売れると。ここ数日街を騒然とさせていたテロ(なぜかウズベキタン出身)、これが収束しないと不動産価格が低迷するらしいのだが、逮捕が生中継され、彼らの売買はどうなるかと思うのだが、アレックスが「やめた。」と引き上げ、売買に深く関わっていたルースは、「どうして一存で決めてしまうの。」と後を追うが、今のところにふたりはできる限り住み続けたいんだよね。それにしても、若い人が質素にするつもりで100万ドルのマンションを見に来たり、お金もなく子連れでオープンハウス巡りをしてただベッドで横になるために来たり、今はこういう時代。

「ニューヨークの巴里夫」 2013年 製作国: フランス/アメリカ/ベルギー 原題: CASSE−TETE CHINOIS/CHINESE PUZZLE 監督: セドリック・クラピッシュ 出演:ロマン・デュリス、オドレイ・トトゥ、セシル・ドゥ・フランス

40歳になったグザヴィエ。妻・ウェンディとふたりの子どもとパリに暮らす彼は、小説家としてまずまずの成功を収め、人生順風満帆のはずだったが、妻から三下り半。妻は子どもを連れてNYに飛び、再婚。子供に会いたいばかりに自身もNYへ。グリーンカードを手に入れるためにチャイニーズと偽装結婚したり、元彼とよりを戻したり、ドタバタ。ロマン・デュリスの魅力、あいかわらずわからず。

「ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート」  201 アメリカ 原題:Scatter My Ashes At Bergdorf's

世界のセレブを魅了するデパート"バーグドルフ・グッドマン"の魅力に迫るドキュメンタリー。創業113年を迎えた老舗デパートがファッションの最先端を走り続けて来た秘密を、有名デザイナーやデパートのスタッフたちの証言から明らかにしていく。

「ニューヨーク 冬物語」 2014 アメリカ WINTER'S TALE 監督:アキヴァ・ゴールズマン 主演:コリン・ファレル 共演:ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、ジェニファー・コネリー、ラッセル・クロウ 原作:マーク・ヘルプリン

20世紀初頭のニューヨーク、ギャングのボス、パーリーの下で頭角を現した青年ピーター・レイクは裏切りギャング団を抜け出し、追われる身に。そして不思議な白馬に窮地を救われた彼は、富豪の娘ベバリーと出会い、恋に落ちるが、結核に侵されているベバリーは余命わずか。どうすることもできずベバリーは亡くなります。絶望のピーター。それから100年後、なぜかそのままのピーターは記憶喪失のままニューヨークに現れ、自分自身を洗い出していきます。そして自分の生きる意味を考え、見つけ出していきます。

「ニュー・ワールド」 2005 アメリカ 監督:テレンス・マリック

アメリカの建国神話。17世紀初頭のアメリカ大陸、イギリスの冒険家ジョン・スミスとネイティブ・アメリカンの娘ポカホンタスとの恋。先住インディアンに人質に捕られ、搾取のない豊かな暮らしを実感するもののイギリスに帰国することを条件に解放されるが、やがて航海の旅に。彼が死んだと告げられたポカポンタスは失望にくれるが、やがて西洋人にプロポーズされる。そしてスミスが生きていることを知り、再び思いを募らせ、再会するのだが、もはや彼女の心は彼に向いてはおらず。古いアメリカの景色が美しいのはこの監督ならでは。

「ニライカナイからの手紙」 2005年
沖縄ものなので借りてきました。ニライカナイというホテルが確か西表にあったような…。場所は西表島ではなく竹富島から始まります。何の情報もなく見たのでクライマックスで状況把握。これ以上、書くとたね明かしになってしまいます。映画「死ぬまでにしたい10のこと」を思い出しました。思い切り泣きたい時は見てください。

「NY式ハッピーセラピー」 原題ANGER MANAGEMENT。J・ニコルソン主演だから観たのだけれど、ストーリー的にはがっくり。すぐに切れることはもちろんよくないです。

「任侠ヘルパー」 2012

足を洗って堅気となり、コンビニ店員として働く元極道者の翼彦一。 コンビニ強盗に入った老人を見逃したことから、逮捕されてしう。 出所後、やくざ稼業に就きますが、介護施設「うみねこの家」の立て直しに。施設を燃やされ、公聴会を妨害し、ぼこぼこにされたりしながら、ひたすらうみねこの家を守ります。だから…。

「人間」1962 監督:新藤兼人

4人の漁民が嵐に遭遇、飢餓と不安の中、生き抜くための壮絶な戦いが始まる。 米、味噌、梅干の種、水。

「ニンゲン合格」 1998 監督:黒沢清 主演:西島秀俊

14歳の時に交通事故に遭い、10年間昏睡状態に陥っていた豊(西島秀俊)は、ある日突然、病院で長い眠りから覚める。豊は、父親の友人と名乗る藤森という中年男性とともに、変わり果てた豊の家で共同生活を始める。やがて彼のもとに、宗教活動をしている父親や、米国に行っていた妹の千鶴、働く母など、家族が集結していく。妹の声が麻生久美子で本人と気づく。

「人間の條件 第1部 純愛篇」 1959

満州戦線に従軍した経験を持つ五味川順平の半自伝的名作を、小林正樹監督が自らのライフワークとして監督・脚本を手掛けたヒューマニズム巨編。

梶(仲代達也)は赤紙がくることからミチコ(新珠三千代)と結婚できずにいる。そんな時召集令状が来ないことを条件に南満州に夫婦となって赴く。

 

「人間の條件 第2部 激怒篇」 1959

中国人捕虜を労働力として統制し、働かせる。人道主義的な梶は常に中国人を人として扱い、それは軍部上部の反感を買う。自分の身を案じ、押し黙る梶。人間が人間として扱われない社会。訪ねてきた妻との久しぶりの再会につかの間の幸せを味わう。

「人間の條件 第3部 望郷篇」 1959

関東軍に回される梶。体力がなく不出来の小原(田中邦衛)が妻から受け取る手紙は、姑との不仲を愚痴るもの。行軍できずになじられる小原は夜中自殺をする。お骨を取りに来る妻は優柔不断だった夫の自殺の理由を知りたがる。国境越えを目論むシンジョウ(佐藤慶)、野火に乗じ、逃げる。援護する梶、追いかける吉田は蟻地獄のようなぬかるみにはまる。

「人間の條件 第4部戦雲篇」 1961

「人間の條件 第5部 死の脱出篇」 1961

DVD6本各90分近くなので単調になります。ながら鑑賞はよくない。セリフのひとつひとつに重みがあるのだから。でも、ドラマ感覚で観てしまう。戦争のばからしさ、軍の一員になった時にどれだけ人間が非情になるのか、ただ普通の営みさえも許されず。

愛するみちこに呼びかけるように梶さんは歩き続けます。ただみちこの元に帰りたいために、殺人も犯す。戦争映画でありながら、今は亡き女優、往年の女優が登場。高峰秀子、岸田今日子、中村玉緒、…。

「人間の條件 第6部 曠野の彷徨篇」 1961

ハッピーエンドでなかった。

「人間の証明」 1977 原作:森村誠一 主演:松田優作、岡田茉莉子、ジョージ・ケネディ、ジョー山中、三船敏郎、岩城滉一、高沢順子、鶴田浩二、ハナ肇、鈴木瑞穂

「犬神家の一族」に次ぐ角川春樹事務所製作第二弾作品。日本とアメリカを舞台に、戦後30年という歳月に刻まれたさまざまな人間の生きざまを描くサスペンス・ドラマ。東京の高級ホテルのエレベーターで黒人男性が殺された。"ストーハ"という言葉と、西条八十の詩集を残して。捜査線上に見え隠れするファッションデザイナー八杉恭子とその息子。黒人男性の過去を追って渡米する棟寄刑事。八杉と黒人男性の意外な関係、そしてアメリカの刑事と棟寄刑事の関係が明らかになる。

バブリーな映画です。ファッションショーも華やか。森村誠一がホテルフロントマンで出演。岩城幌一がドラ息子役。豪華キャスト、今となっては鬼籍に入ってしまった人も多い。(2013年鑑賞)

「人間は何を食べてきたか 第1巻」 1985

〜食の文明の世界像〜

食のルーツ5万キロの旅

一滴の血も生かす〜肉〜

肉食にはすべての文化が詰まっている

ドイツ、シュバインフルト(豚の渡る浅瀬)には1500種のソーセージ

120キロの豚を2時間半かけて解体し、3分の2は精肉・ベーコンに、残りはソーセージに。蹄以外すべて使う。ブラッドプラットは血の赤、心臓のピンク、腎臓の紫、脂肪の白を胃袋に詰めたもの。バイサープレサックは膀胱に顔の肉を詰めたもの。

7人家族の3ヶ月分。50キロの精肉、20キロのベーコン、ハム、40キロのソーセージ

食文化=美食の象徴、人間が厳しい国土を生き抜く、最大限の叡智を傾けた結晶

一粒の麦の華麗な変身〜パン〜

修道院は荘園で、年貢として小麦を取り立て、竈を使用料を取って使わせてきた。施しとしてパンを支給。

修道士は自給自足し、チーズ、ぶどう酒、パン、加工の研究者でもあった。

オーストリア、マリアフッカウ村

アルプスの雪解け水、石臼(製粉の主役)、風力、水力などの自然のエネルギーを活用

食べものは自然の恵み、人間の努力が一体となって生み出されたもの。

「人間は何を食べてきたか 第2巻」 1985

仏典、乳となり、酪、生蘇、熟蘇、醍醐(最上なり、チーズに近いもの)

乳製品は遊牧の民の遺産

 

アンデスの贈り物〜ジャガイモ〜

原産地アンデスからスペインへ。野生種を栽培種にしてきた。聖書に載っていない不吉な食べものであったが、飢饉を救い全世界に普及。今でも野生の品種400種を残すアンデス。

高地のアンデス、1000m〜2000mではトマト、マメ類、2000m〜3000mではトウモロコシ、トウガラシ、カボチャ、3000m〜、4000m超ではジャガイモを植える。一つの畑に10品種以上のジャガイモを植える。病気でやられて全滅しないように。

 

大いなるアジアの恵み 〜米〜

世界最大の作物

ヒマラヤ山脈の東南、中国雲南省で8000年前はじまる。

「人間は何を食べてきたか 第3巻」 1990

アジア 豊かなる食の世界

黄土の民の知恵と技〜麺〜

痩せた土地、小麦育たず、深く根を張る雑穀栽培。粉にし湯で粘り気だし、麺に。押し出し式。

 

スパイスは大地の香り

辛み、香り、色

南インド、スパイスの宝庫

唐辛子は後から貿易でもたらされたもの

 

太古からのメッセージ〜タロイモ・ヤムイモ〜

パプアニューギニアの主食。祭りでは、ヤムイモに豚肉、ココナッツをはさみ、土に埋めて蒸し焼き。原産はタイ。野生種は毒がある。

南太平洋に、あるいは台湾、日本へと伝播。

「人間は何を食べてきたか 第4巻」 1990

アジア 豊かなる食の世界

南方に生命の嘉木あり〜茶〜

 

塩ふく大地の奇跡〜醤油〜

穀物で作る穀醤

魚で作る魚醤

「人間は何を食べてきたか 第5巻」 1992

灼熱の海に鯨を追う、インドネシア・ロンハタ島

村で狩猟する鯨の数は1年で10頭。生存のためということで国連からも認められている。命をかけて捕鯨する。捕った鯨は村人で分け合う。女たちは手作りのお菓子やら持ち寄り祭りのよう。分配は村の決まりで決まっている。先住民族の分、捕った漁師の分、村人たちの分。血の一滴、油まで無駄にしない。肉は干して、市にもって行き、たっぷりの野菜と交換する。

 

サンゴ礁の海人 ムトゥ 南太平洋マンドック村

「人間は何を食べてきたか 第6巻」 1992

サバンナの移動漁民 アフリカ・ニジェール川

漁民といっても川魚なので細々とした漁業。移動しても捕れる量は少ない。

 

鮭に導かれた北方民族 カナダ・北米大陸

先住民族たちの鮭漁。こちらはおいしそう。

「人間は何を食べてきたか 第7巻」 1994

モチ米 大地にささげる神の食

モチ米が食べられている地域は僅かの地域。タイ、中国、日本の帯状の地帯。どこでも祭り、儀式がらみに使われることが多い。

スイカ 砂漠の民の水瓶

アフリカ ボツアナではスイカを主食、水分にしている人々がいる。野生のスイカを求めてキャンプ移動。糖度低い。貴重な水分となる。行水用にも使われる。栽培のスイカは野生のスイカより糖度が高いが、日本のスイカの糖度の半分以下。煮込み、タンパク質となる。

「人間は何を食べてきたか 第8巻」 1994

トウモロコシ インディオの大いなる遺産

ユカタン半島、古くからトウモロコシ栽培をしてきたインディオの人々。トルティーアを1日20枚食べる。またトウモロコシの粉を溶いた液体。おいしいと満足。貝殻を焼き、石灰を作る。これはトルティーアを作る時のつなぎに必須のもの。4才の子どもが収穫を手伝い、農作業を覚えていく。摘み取ったトウモロコシの中から配列の良いトウモロコシを選別し、翌年のタネとする。家長の役目。ここで判断を見誤ると何年も収穫高に影響を受ける。

雑穀 サバンナの最後の贈り物

アフリカ トーゴ共和国、首都ロメの市場ではたくさんの雑穀が売られている。

ランバ族 一夫多妻制 ケトウさんは4人妻をもつ 家はこねた土と雑穀の藁で作ったもの 成年時父親から譲られた1haの畑を40年かかって20haに。22人の家族で耕す。主食はモロコシで、畑の半分以上に植える。

モロコシは挽いて粉にし、茹で上げ、練りがゆ"マータ"に。タンパク質に富む。朝晩2回食す。中庭に集まり食事。

畑のモロコシの根元にはササゲを植える。畑を有効に使うためでもあるが、マメは空気中の窒素を栄養素に変えるためでもある。片方が不作でも一方が収穫できるという飢えないための知恵でもある。

モロコシが底をついてしまった時、フォニオを練りがゆマータにする。味はモロコシに敵わず。モロコシは実が赤くなり葉が彼始まると収穫。11月下旬に植え7ヶ月で収穫。時期を間違えると収穫量が異なる。主人が見極める。酒作り、発芽モロコシが材料となる。酒は大地の精霊に捧げるために。収穫時手伝いの人に飲ませるためにも。食事代わりにもなる。

「ヌードの夜」 1993年 製作国:日本 監督:石井隆 出演:竹中直人、余貴美子、根津甚八、椎名桔平

石井作品にたびたび登場する"名美"と"村木"の物語が綴られていく。広瀬にプロポーズされた名美はホストクラブの支配人・行方との腐れ縁を断ち切るために、ある計画を思いつく。そして、"何でも代行屋"紅次郎(実は"村木")を訪ね、福岡から上京してきたと偽り、東京案内を依頼する。ホテルに戻った名美は行方を部屋に招き入れ計画を実行しようとするのだったが……。

「ネイバーズ」 2014年 製作国: アメリカ 原題: NEIGHBORS  監督: ニコラス・ストーラー 出演:セス・ローゲン 、ザック・エフロン

赤ん坊と穏やかな生活を夢見るマックとケリー夫婦は閑静な住宅街に家を購入するが、隣家にフラタニティ(男子学生の社交クラブ)の学生たちが引越してくる。 学生たちはバカ騒ぎを始め、怒ったマックは警察に通報。 このことをきっかけに夫妻とテディたちは昼夜を問わず争いを繰り広げる。この夫婦が似たもの夫婦で軽く、憎めない。

「NEXT」 2007

ニコラス・ケイジの人のよさそうな未知能力をもったマジシャンの恋物語。有無を言わさずFBIに協力を求められ立ち向かう。銃撃戦も敵なし!

「熱波」 2012年 製作国:ポルトガル/ドイツ/ブラジル/フランス 原題:TABU 監督・脚本:ミゲル・ゴメス

最初、アフリカで特産品を母国に持ち帰る男(植民地時代)が出てきて、妻を亡くして厭世的で、ワニのいる川に飛び込む。それから、リスボン、中年オバサンのピラールが出てきて、隣に住む八十代の老女アウロラがカジノでお金をすったので迎えに行ったり、ホームステイするはずの女の子がやってこなかったり。このへんが長い。次に、アウロラが入院し、ベントゥーラという男に会いたいとピラールが探すことに。老人ホームでペントゥーラを見つける。彼とアウロラとの50年前の出来事がベントゥーラによって語られます。これではアウロラが主役だったのかな。TABUはアフリカの山の名前。

「ネバーランド」 

ラブラブジョニー・デップ主演。ピーターパンの戯曲を書いた脚本家の設定。子供の心を失っていない彼がどんなふうにしてピーターパンの話を書き上げたのか。とにかく子供がかわいい。ぼろぼろ感動です。

「ネブラスカ」 2013 アメリカ 監督:アレクサンダー・ペイン

100万ドルが当たったという通知を受け取ったウディ(ブルース・ダーン)。それはどう見てもインチキだったが、徒歩でもモンタナからネブラスカまで金を受け取ろうとするウディに息子のデイビッド(ウィル・フォーテ)が付き添うロードムービー。ウディをけなしまくる母に、優しくしてあげようと言うデイビッド。途中、立ち寄った父の故郷で、ウディがバーで100万ドル当たったことを話すと一夜にして噂は広まり、あることないことでっち上げてくる人々。遂には強盗(実は甥)に狙われ、当選の手紙を奪われます。生きがいを無くし、しょぼくれる父。そして子供だましの当選の手紙は捨てられていて、最後の最後まで息子は父の希望に付き合います。もちろん、当選くじではなく、ふざけた帽子を受け取ります。ハートウォーミングムービー。

「眠れぬ夜の大図鑑」 2011 オーストリア 監督:ニコラウス・ゲイハルター(いのちの食べかた)

夜の仕事ドキュメンタリーで、どんな仕事があるのかと楽しみにしていましたが、日本人の私にとって予測可能なものばかり…。世界会議、看護師、混雑のビアホール(客の合い間を10枚のローストチキンの皿を持ち上げて運ぶ女性)、火葬場、テレビ局、トイレ掃除、飛行機修理?製造?、Sex(売春系なのかどうか不明)、コンサート会場(働く人は映っておらず)、ほとんどセリフ無しに続く。

「眠れる美女」 2012年 イタリア/フランス 原題:Bella Addormentata 監督:マルコ・ベロッキオ

イタリアで実際に起こった尊厳死事件を背景に、生と死をめぐる3つの物語を描きます。昏睡状態の娘のためにそれまでの女優人生を投げ打った母を見つめる息子、死にゆく母の生命維持装置を愛しているからこそ切った父を恨む娘、その娘をナンパし軽く捨てた男は自閉症の世話に明け暮れていて。これまでヒステリックだったりエキセントリックな役を演じていた俳優が演じています。

「NO(ノー)」  2012年 製作国: チリ/アメリカ/メキシコ 原題: No  監督: パブロ・ラライン 製作総指揮: ジョナサン・キング 脚本: ペドロ・ペイラノ 出演: ガエル・ガルシア・ベルナル

1988年、ピノチェト独裁政権の是非を問う国民投票が行われます。国民は政権に"NO"の声を上げる機会を得たのですが、あくまで世界の目を気にしてまでの国民投票。YES・NOの両陣営はTVCMでアピールするキャンペーン合戦を行うことに。広告マンのレネはNO陣営に雇われ、政権側の圧力、妨害に屈することなく、票を集められるか…、苦心します。シングル・ファーザー、子育てしていますが、元妻は反政府側活動員で、ふたりの関係がよくわからず。

「ノア 約束の舟」 2014 アメリカ 原題:NOAH 監督:ダーレン・アロノフスキー 主演:ラッセル・クロウ

大洪水によって人間を滅ぼし新たな世界を創り出すという神のお告げを背負ったノアが、人間同士の争いや家族への愛などに苦悩しながら課せられた使命に殉じる。

「野いちご」 1957年 製作国:スウェーデン 原題:SMULTRON−STALLET/WILD STRAWBERRIES 監督:イングマル・ベルイマン 出演:ヴィクトル・シューストレム、ビクトル・シェーストレーム、イングリッド・チューリン

老医師の1日を通し、人間の老いや死、家族をテーマに描く。家政婦とふたりきりの日々を送る医師・イーサクは、予定を変更し、車で旅に出る。同乗者は息子の嫁、途中で若者たち、さらに交通事故を起こした身勝手な女性とその夫を乗せる。母の家に寄ったり、夢うつつ若い時の家族、恋人に出会う。今でいうロードムービー。

「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」 2009

ジョン・レノン青年期の話。彼には母が二人。奔放な母は彼を捨てて出て行った。そしてまっとうな叔母に育てられる。彼の音楽センスはやはり実の母親譲り。ジョン・レノン「マザー」で始まる歌が最後に流れます。彼が殺されずまだ生きていれば名曲が生まれたはず。

 

「脳内ポイズンベリー」 2015年 製作国: 日本 監督:佐藤祐市 脚本:相沢友子 原作:水城せとな 出演:真木よう子、西島秀俊、古川雄輝、神木隆之介

自分に自信がなく優柔不断なアラサー女子の恋の行方を、5つの思考を擬人化したキャラクターたちが繰り広げる脳内会議を交えてコミカルに描く。

「ノーカントリー」 2007 アメリカ 原題:NO COUNTRY FOR OLD MEN 原作:コーマック・マッカーシー 監督:ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン 出演:ジョシュ・ブローリン、トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム

人里離れたテキサスの荒野でベトナム帰還兵モスは、麻薬取引中に銃撃戦が行われた現場に出くわす。複数の死体の近くには、200万ドルの大金が残されていて。彼は、それを持ち帰る。 唯一虫の息だった男が水を欲しがっていたことから現場に戻ったことから、容赦のない追跡劇がはじまる。保安官も彼らを追う。意味がある、から殺す、でなければコインの表裏で決める殺人鬼に躊躇はない。

「ノック・ノック」 2015年 製作国:アメリカ 原題:KNOCK KNOCK 監督:イーライ・ロス 出演:キアヌ・リーブス、ロレンツァ・イッツォ、アナ・デ・アルマス

平和で理想的な家庭を築いた良き父親・エヴァン。彼は家族が留守にしている間に突然訪ねてジェネシスとベルの誘惑に負けたことで、悪夢へと落ちていくのだが、単なるサスペンスではなく、この女性陣は、人間の本性を暴くために神様が遣わせたかのような雰囲気が漂う。キアヌ・リーブスがExective Producerに載っていた気がするので、彼もやりたかった役なのかも。最後のオチなんてエヴァンの人間性を粉々にするもの。

「ノッティングヒルの恋人」 1999 アメリカ 原題:NOTTING HILL 主演:ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント

ウェストロンドンにある平凡な街"ノッティングヒル"で小さな本屋を経営するウィリアムの店に、ある日偶然ハリウッドスターのアナ・スコットが訪れます。やがて恋に落ちるふたりですが、邪魔者が入ったりして、奥ゆかしいウィリアムは身をひくことばかり。そしてどうせ無理無理と。面白いのは彼の取り巻き。友だち思いはお墨付き。リス・エヴァンズ Rhys Ifans、いいですね。

「能登の花嫁」 2008

東京育ちのみゆき(田中美里)が、婚約者の実家のある能登で、姑(泉ピン子)の世話をしながら一時期暮らすことになる。畑、ヤギの世話、家事、田舎の風習のしがらみとたいへんなことばかり。が、徐々に土地に馴染み、姑もみゆきを応援するようになる。平山弘行さん、すてきです。

「野のなななのか」 監督:大林宣彦 170分

2011年の大林宣彦監督作「この空の花 長岡花火物語」の姉妹編といえる作品とのこと。

ひとりの老人の死によって郷里へ集まった家族の姿と、その老人の戦争体験、3・11以降の日本のあり方を投げかけてきます。芦別市で古物商を営む元医者・92歳の鈴木光男の死に際、光男の親族・孫たちが集まりはじめます。そこに清水信子(常盤貴子)が「まだ間に合いましたか。」と現れます。このセリフは「この空の花…」にも使われていたことば。光男の過去…、1945年の太平洋戦争終結直前、光男は綾野(安達祐実)と樺太に渡り、ソ連軍の侵攻を体験。9月5日に終戦。よたよたと芦別に戻ってきて。

十数章から成り立つ本作品、ここで終わったらさっぱり内容把握できないとあせりながら鑑賞。観終わり、パンフを買い求める人の多かったこと。結局、清水信子は綾野の生まれ替わりだったのだけれど、16才で死んだはずで、その後存在した信子は何だったのか。泊原発に勤める松重豊さん、役柄とはいえ原発不要論を語ります。タイトルの「なななのか」は、四十九日の意。

 

http://www.nononanananoka.com/

 

「人の生き死には、常に誰か別の人の、生き死にに繋がっている」輪廻を肯定しています。

「野火」 2014年 製作国: 日本 原題: FIRES ON THE PLAIN 監督:塚本晋也 出演:塚本晋也、リリー・フランキー

肺病になったため、部隊を離脱させられ、ジャングルを彷徨う。ゾンビのように殺し合いをしながら人肉を食べ生き延びようとする兵隊たち。人間の理性を取り払うとこういうふうになるのかという絵巻物。憑依役者といえばリリー・フランキーです。

「ノーベル殺人事件」 スウェーデン 2012 

ノーベル賞の記念パーティーを取材していた新聞記者のアニカは、ノーベル医学賞を決定する委員会の代表、キャロライン・ヴォン・ベリングが殺害されるところを目撃します。ノーベル賞10月になると誰が受賞するのか大騒ぎになりますが、受賞できるかどうかで大きな利権がうごめくのも事実。選考委員の殺害はそれに絡むものという筋書きです。

「野ゆき山ゆき海辺ゆき」 監督:大林宣彦 原作:佐藤春夫 1986年 出演:鷲尾いさ子、林泰文、佐藤浩市、尾身とりのり、竹内力、佐藤充

戦時中、村の小学校に転校してきた男の子、その姉(マドンナ)、そして小学生たちの戦争ごっこ。身売りされていくマドンナ、略奪しようとする男の子たち。マドンナの初恋の相手に赤紙がきて、ふたりは脱走しようとし、夢かうつつか。鷲尾いさ子さん、念仏のように歌を歌う。そして背がかなり高い。175cmとか。いっしょに売られていく少女たち4、5人と並ぶと頭一つ違う。その少女のひとりは監督の娘のよう。大林監督は既にこの頃から反戦の映画を作っていた。2016年鑑賞。

「野良犬」 1949 監督:黒沢明 主演:三船敏郎

暑い真夏の午後、射撃練習を終えた若い刑事村上は満員のバスに乗り、帰路につく。下車時、あるはずのポケットにコルトがないのに気づく。慌てて犯人らしき男を追うが結局路地裏で見失う。実弾が7発。村上はなくしたコルト探しにベテランの佐藤刑事(志村喬)と共に奔走する。悪の道に入り込んだ女性たちの荒み具合に味がある。なくしたコルトで事件が2件起きる。自分を責める村上。徐々に犯人に近づいていく。復員の時に汽車の中で全財産であるリュックを盗まれ路頭に迷い、だめになってしまった犯人。一方同じ経験をしながら刑事を目指した村上。

「犯人が金を使い果たした時、何が起こる?また押し入る。野良犬が狂犬になるんだ」 佐藤が語る。こんなところからタイトルがきている。

野球場のシーンも見もの。

犯人の幼馴染みの女(淡路恵子)の舞台。当時のラインダンス、これまたこの時代の雰囲気を感じる。そして犯人に撃たれる佐藤。村上は、女との待ち合わせ場所に。27才の男という手がかりだけに犯人を探す。「落ち着け、落ち着け。」新米ながらの成長が見られる。

志村喬のための映画。

村上が同情するが、佐藤「一匹の狼のために傷つく沢山の羊を忘れちゃいかん」。

黒沢監督、刑事物も得意。

「ノルウェイの森」 2010

やられました…、久しぶりの時間を無駄にした映画。

「のんちゃん のり弁」2009

31才女性、出戻り資格なし子持ちの自立は?それだけじゃつまらない話だが、ダメ元夫(別居中夫)岡田義徳、意表を突く同級生写真館男性村上淳、明るい、足のきれいな同級生幼稚園先生山口さやか、母親倍賞美津子、料理屋岸部一徳がしっかり脇をを固めている。最後の最後の、フライパンに卵を落としたような効果音が想像力を膨らませる。

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