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「トイレット」 2010 荻上直子監督(「めがね」「かもめ食堂」「バーバー吉野」)

どんなストーリー?題名はなぜ?

北米のある街、全くアメリカらしからぬ家の中、アンティークな家具。3兄弟の母親が亡くなり、少し前から母親が日本からやってきていた。全く英語をしゃべらぬ祖母と3兄弟のコミュニケーション。朝長時間トイレに入り、出た途端ため息をつく祖母、3年間引きこもりの長男、ロボットおたくの次男、大学生の妹。みんなが少しずつそれぞれを気にかけながら大切に思いながら生きている。

「トイレのピエタ」 2015年 製作国: 日本 監督:松永大司 出演:野田洋次郎(RADWIMPS)、杉咲花、リリー・フランキー

手塚治虫が死去する直前のアイデアが原作とのこと。胃癌により余命3ヵ月と宣告された宏。画家としての夢を諦め、高層ビルの窓ふき作業をし、毎日を無為に過ごす宏が、胃ガン、余命3カ月を宣告され、未来まで失う。危なっかしい女子高生の真衣に出会い、付きまとわれつつ、不思議な関係。厭世的なのに、やはり生き続けたかった。死んだように生きていたのに、ダイナミックに描く絵。野田洋次郎も、リリー・フランキーもいいなあ。

「東京オアシス」 2011年

いつものメンバーの映画。でももう十分かな。最初の、喪服で自殺を装うヒッチハイク。こんなあつかましい主役に感情移入無理。東京の夜景〜海。映画館で、昔の仕事仲間と会い、当時の抱えていた葛藤をそんなこと考えていたんだ〜、と聞き入る。平日の動物園、標識だけで動物(ツチノブタ?)のいないエリアで、その動物の講釈を見ず知らずの若い女性に語り始める。他人の人生に土足で踏み込む主人公。東京オアシスでは人とのつながりを求めるそんな人がいてもいいんじゃないか、とでもいいたいのか。い   つもの料理シーンでは高速道路のSAかPAのきつねうどん。関東のうどんではあんな関西風のつゆはまず見つからないけれどね。

「東京家族」 2012 監督:山田洋次 出演:橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優

小津安二郎監督の傑作「東京物語」をモチーフにしているらしい。瀬戸内海の小島に暮らす平山周吉と妻のとみこは、子どもたちに会うために東京へやって来る。郊外で開業医を営む長男・幸一の家では、長女の滋子、次男の昌次も集まり、家族全員が久々に揃う。日曜日、休診でドライブで観光案内するはずが、急診でおでかけは取りやめに。その次に長女のところに行くが、都内で美容室を開く滋子の家も狭い。雨の日、じっと部屋にちいるふたり。滋子は兄と相談し、両親をを横浜の豪華ホテルに招待する。ホテルの部屋で外を眺め、テレビを見る。二泊の予定を切り上げ、滋子のところに行くが、泊められないと言われ、父はあらかじめ予定していた旧友のお悔やみに、母は次男の昌次を訪ねる。家事をするつもりで訪ねた母だったが、昌次は彼女を母に紹介する。気立てのよい女性に母はすっかり安心する。翌日、それぞれ長男の家に戻ったふたり。が、誰からも慕われていた母が倒れます。

誰一人悪い人がいません。人はふたりでひとつになって、生きています。年老いて、ひとりが先に旅立ち 、それが残されたものに寂しさ、辛さを与えます。親孝行しなきゃ、と思い起こさせる映画です。妻夫木くんがかっこよい。

「東京公園」 2011

公園で人々の写真を撮るカメラマン志望の三浦春馬。モテモテ。同居の男性(染谷将太)は何?なるほど。彼の姿を見ることができないくせに元カノの榮倉奈々は、慣れのためにゾンビホラー映画を観まくっている。井川遥はヤングミセスマドンナ的存在だが、どうも三浦春馬の母親に似ているようだ。

「トウキョウソナタ」2008 監督:黒沢清

リストラされ、それを家族に伝えられず威厳を振りかざす父(香川照之)、ドーナツを作っても食べてもらえない母(小泉今日子)、米軍に入隊する兄、ピアノの先生(井川遥)に好意を寄せこっそりピアノを習う弟。家族再生の話。再生できず無理心中に走った夫婦がいたり、鍵職人だった強盗(役所広司)がやたら演技がうま過ぎたり、それでも息子の天才級のピアノの才能で最後まとめてしまったのは納得いかない。だからこのタイトルだと思い入ったけれど。同じく家族をつなぎ合わせたのは、母の作る家庭料理。あえてクローズアップしてはいない。母だけが落ち着いて冷静なのも達観しているようで、もっと逆鱗に触れるような、あるいはめちゃくちゃ意地悪だったり、どろどろ人間的なほうが楽しかったな。

「東京タワー オカンとぼくと、時々オトン」
小説もベストセラーになったし、テレビドラマ(単発と連続物)にもなったし。でもどれも未経験で初東京タワーです。
献身的息子への愛の物語と聞いていたのですが、同時に献身的母親への愛の物語です。やっぱり親子っていいものなのです。これを見ると、誰でも息子がほしくなるかも。樹木希林の若い頃を実の娘の内田哉也子が演じています。上手です。年老いて実の母に代わるのですから違和感がありません。カーデガンも引き継がれています。小林薫がオトンの役。オダギリジョーもいいな。母親が息子に上京しておいでと言われて、100年続いた糠床もいいけれど、カレーと天ぷらのベストコンビネーション夕飯を作ったり、大勢で食べる夕食もいいな。時間があれば連続ドラマ(倍賞美津子とモコミチ)も見てみようと思います。

「東京島」 2010 桐野夏生原作

魅力的な木村多江が無人島複数の男性の中君臨する一人の女性を演じる。生き延びるためにプライドを捨てる姿はコミカル。食欲旺盛、女性としてかわいくありたい、そしてわが子を守るという本性。ラスト、理解できないことがあり過ぎ、がっかり。

「TOKYO TRIBE/トーキョー・トライブ」 2014 監督: 園子温 原作: 井上三太 音楽: BCDMG 出演: 鈴木亮平、YOUNG DAIS、清野菜名、大東駿介、石田卓也、市川由衣、叶美香、中川翔子、佐藤隆太、染谷将太

東京には渋谷、新宿、池袋、武蔵野…に族がいて、縄張り張って。ラップのミュージカル。

「唐山大地震」 2010年 製作国:中国 原題: 唐山大地震/AFTERSHOCK 監督:フォン・シャオガン

1976年の唐山で発生した大地震、息子か娘どちらかしか救えない状況で助け出され、母に育てられた息子。しかし、娘は死体置き場で命を吹き返し、優しい義父母の下で育てられます。娘は母が弟を選んだことばを忘れられず。それから32年、四川大地震が起こり、ボランティアとして姉弟が巡り会います。泣きたい時にどうぞ。

「東南角部屋二階の女」 2008

西島俊之、加瀬亮ということで空気みたいな二人でどんなストーリー?東南角部屋二階の女は香川京子のこと。過去を封印して生きていてそんな老人たちをほんわか見てるって感じを伝えたいのかな。

「トゥ・ザ・ワンダー」 2012 アメリカ TO THE WONDER 監督:テレンス・マリック 主演:ベン・アフレック、オルガ・キュリレンコ 共演:レイチェル・マクアダムス、ハビエル・バルデム

とにかく映像が美しい。曇りのモンサンミシェルでアメリカ人のニールとフランス人のマリーナは恋に落ちます。知り合ったばかりの2人がその砂浜を歩きます。砂浜がぐあんぐあんとなって。永遠の愛?それは続くのでしょうか。その後マリーナの連れ子とともに3人でアメリカ、オクラホマの小さな町での生活が始まります。だが、いつしか2人の間に少しずつ溝が生まれ、愛すれば愛するほど離れていきます。マリーナの無邪気な笑顔マリーナ、無口のニールはほとんどしゃべらず。そしてマリーナはビザが切れ、フランスへ。ニールは同級生と親しくなります。どんなストーリー。そしてまたマリーナが戻り、結婚式を挙げます。が、永遠の愛とは…。ヨーロッパの景色、アメリカの草原の夕日、オルガ・キュリレンコ。映像のためだけ保存しておきたいような美しさ。

 

「トゥームストーン」 1993 アメリカ 出演:カート・ラッセル、ヴァル・キルマー

偉大なるワイアット・アープが保安官を辞し、銀発掘でにぎわうトゥームストーンで一旗揚げ、悠長に暮らそうとやってくるが、荒くれ者ばかりの町で、おとなしくことが運ぶこともなく、兄弟たちと保安官として町を守ることに。人を殺すことはこりごりだったはずですが。

「トゥー・ラバーズ」 2008 アメリカ

婚約者に去られ自殺未遂を繰り返していたレナードは、同じアパートに引っ越してきたミシェルに恋心を抱く。ミシェルは不倫関係の上司との付き合いで精神不安定状態で、レナードを頼りにする。同時にレナードはサラというお互いの父親が今後よきビジネスパートナーになりそうな女性から言い寄られるが、好きなのはミシェル。レナード、そんなにかっこよいかと疑問にもちつつ、ミシェルと踊りに行けば、かっこよく踊っているが、おたくっぽいからなんか変。結局、ミシェルに振り回されるだけ振り回され、落ち着くのですけれど。レナードの母は息子の幸せをいちばんに思うよき母。

「トゥルー・グリット」 2011

父親を射殺された14歳の少女マティ・ロスは復讐を誓い、連邦保安官(ジェフ・ブリッジス)に犯人追跡を依頼。テキサス・レンジャー(マット・デイモン)も加わり、居留地にいるらしい犯人を追いかけ、危険な旅が始まる。 ジェフ・ブリッジスもマット・デイモンも扮装しているかのよう。

「トゥルース 闇の告発」 2010 The Whistleblower

アメリカで女性警察官のレイチェル・ワイズが手放した娘と同居を実現させるため、民間警備会社のボスニア派遣高給仕事に飛びつくのだが、そこでは国連軍、現地警察による少女人身売買が行われていた。ひとり告発に乗り出す彼女は結局、国連軍からも追放され、ロンドンBBCに駆け込むも効果は得られず。レイチェル・ワイズ「ナイロビの蜂」の第二弾のような社会派映画です。なぜか切迫した流れが感じられず。

「トゥルー・ロマンス」 1993 監督:クエンティン・タランティーノ

プレスリーとカンフー映画が好きなクラレンスは、勤め先のビデオショップの店長が誕生日のお祝いにと差し向けたコールガールと恋に落ちる。彼女のヒモに話をつけに行くのだが、凶暴なヒモ(ゲイリー・オールドマン)。なぜ話をつけに行ったかというと、洗面所で現れるエルビスの亡霊みないなものに勇気づけられ突飛もない行動にでる。そしてピストルでやっつけ、彼女の洋服だとそのうえ持ってきたカバンには大量のコカインが詰められている。この二人のせいで周りの人たちがどんどん殺されていく。これがトゥルー・ロマンスなのか。

「トゥーヤの結婚」 2006
トゥーヤは美人でたくましい。夫は労働で下半身不随の状態。トゥーヤも体を痛め、夫と離婚し子供だけでも扶養できるように勧められる。結婚の条件は元夫の同居。頑として譲らない。いわば多夫一妻制のようなもの。トゥーヤ、京野ことみに似ている。オススメ。

「遠い空の向こうに」 1999

アメリカの田舎の炭鉱町。炭鉱の仕事に誇りを持って生きる父。高校を出たら地元で炭鉱労働者として生きるのがほとんどという中で、ソ連の衛生ロケット成功のニュースを見て突如興味を持ち、仲間と実験に熱中する息子。その実験を支える高校の教師、町の人。苦難は多いものの情熱で突き進む。自分と同じ仕事を選ばない息子を持った父の頑固な感情。そこでの息子のことば。「僕のやりたいことは炭鉱掘りではない。僕のヒーローはロケット研究の大学教授でもない。父だ。父に似ているからどうしてもやりたいことをあきらめられない。」実話。現在、NASAの研究員。(2016年再鑑賞)

「遠くでずっとそばにいる」 監督:長澤雅彦 脚本:狗飼恭子 原作:狗飼恭子 音楽:岩井俊二 出演:倉科カナ、中野裕太、伽奈

交通事故の後遺症によって、10年分の記憶を失った志村朔美(倉科カナ)。実年齢は27歳でも、17歳までの記憶しかない朔美は、自分を取り巻く変化に困惑しながらも現状を受け入れ生活していたが、空白の10年間の出来事が気になって仕方がない。付き合っているらしい男(中野裕太)や高校時代の同級生(伽奈)らの助けを借りて、喪失した記憶をたどろうとします。実は周りは真実を知っているのに隠しているから、細かいことは協力しても大筋わからず必死で探さずを得ない。事実は、二股かけられていた彼とのドライブ中の事故で彼を失い、その後、後追い?しようとして自殺未遂し記憶を失ったものらしい。後追いが、自殺ではなく、「会いに行くね。」と口を動かしていたのをたまたま聾唖の義理の妹が聞き取っていたから、「私は死のうとしていたのではないんだ、会いにいこうとしていたんだ。」と希望を見出すあたり、人として何だろうね。そういう身勝手な能天気な女性の設定で成り立つからっとしたミステリー。

「トガニ 幼き瞳の告発」 2011 韓国

韓国の聴覚障害者学校で実際に起きた性的虐待事件の映画化。ソウルからムジンという霧で有名な町に美術教師として仕事に就いたイノ。が、どうも学校の様子は変で、教師から暴行を受ける子どもたちに、見て見ぬふりの教師たち。家まで売って就職の賄賂を用意してくれた母は娘ソリのために目をつぶれというが、「今この手を放したらソリにとっていい父親になれる自信がない。」に母もこれ以上言わず。被害者のひとりの男の子ミンスはすっかり裁判で証言するつもりだったが、祖母が示談に応じてしまう。そして判決。ミンスの行動。加害者の学校への復帰。1年後。それからこの映画が韓国で放映され、法律まで動かし、学校閉鎖へと。トガニとは坩堝とのこと。

 

「トカレフ」 2014 アメリカ/フランス 原題:TOKAREV/RAGE 出演:ニコラス・ケイジ、ダニー・グローヴァー、レイチェル・ニコルズ、ピーター・ストーメア 監督:パコ・カベサス

裏社会から足を洗い、新しい妻と娘と幸せな生活を送るポール。ある日、最愛の娘が何者かにさらわれ、死体となって発見されます。凶器がトカレフと分かり、ロシアン・マフィアの犯行を確信し、昔のギャング仲間の力を借り、追い詰めていきます。濡れ衣??おとなしくしていればよかったということですか。被害甚大です。

「独裁者と小さな孫」 2014年 製作国: ジョージア/フランス/イギリス/ドイツ 原題: THE PRESIDENT 監督: モフセン・マフマルバフ 出演:ミシャ・ゴミアシュヴィリ、ダチ・オルウェラシュヴィリ 多くの傑作を生み出してきた巨匠、モフセン・マフマルバフ監督による感動作。独裁政権が支配する国。ある晩、クーデターが勃発し、老いた独裁者は幼い孫を抱え逃亡を余儀なくされる。ふたりが逃亡の旅で目の当たりにする驚きの光景とは…。

「ドクター・ストレンジ」  原題:Doctor Strange 2016年 アメリカ 監督:スコット・デリクソン 出演:ベネディクト・カンバーバッチ

天才的な技術を誇るが傲慢な性格だけが欠点の神経外科医スティーブン・ストレンジは、不慮の事故で両手の機能を失い、築いてきたキャリアの全てが崩壊する。手の治療と失われた人生を取り戻すため、あらゆる手段を模索するストレンジは、やがて神秘に満ちた魔術の力へとたどり着く。魔術の修行に励むストレンジは、強大な敵との戦いに巻き込まれていき、医師として相手を傷つけることに苦悩し、外科医に戻るか最強の魔術師として戦う道に進むかの選択を迫られる。

「Dr.パルナサスの鏡」 2009 イギリス/カナダ The Imaginarium of Doctor Parnassus 監督:テリー・ギリアム

主演のヒース・レジャーは、本作撮影半ばに急死し、これが遺作に。ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人が彼の後を引き継ぐ。2007年、ロンドン。パルナサス博士率いる旅芸人一座がやって来る。出し物は、心の中の欲望を具現化する摩訶不思議な装置"イマジナリウム"。そんなパルナサス博士は、かつて悪魔のMr.ニックとある契約を交わしたばかりに、3日後に迫った娘の16歳の誕生日に彼女を差し出さなければならない。お伽話のような映画。

「トーク・トゥ・ハー」 2002
失恋の傷の癒えぬ男が、失恋の痛手を受けたばかりの女性闘牛士と知り合うのだが、捨て身の彼女は闘牛中の怪我により植物状態に。その病院には同じく植物状態の女性の世話をする看護士がいて、彼は彼女がそうなる前から彼女を偏執的に愛していて…。おもしろくないのは看護士が魅力的でないからか。
「図書館戦争」 2013 日本 監督:佐藤信介 主演:榮倉奈々、岡田准一

2019年(正化31年)に制定された"メディア良化法"による検閲とそれを実行するための武装組織"メディア良化隊"に対抗するため、図書館が創設した防衛組織"図書隊"の戦い。高校時代に大切な本を目の前で守ってくれた図書隊員を"王子様"と慕い、図書隊に入隊した笠原郁。が、鬼教官・堂上がいて反目し合います。そして図書館の本を守るために戦争がはじまります。

まんざら無きにしも非ずの状況ですが、それでもここまで戦う?設定に無理があります。榮倉奈々、演技どうしようもない。

「トスカーナの贋作」 2010 監督:アッバス・キアロス Copie Conforme 相違なき贋作

「贋作」という本を書いた作家のサイン会にやって

タミきた女性。子どもが邪魔して中座し、関係者に自分の連絡先を渡して退席。作家は彼女の店(贋作ばかりのギャラリー)を訪ね、ドライブに。どこに?この町の名所、教会、美術館へ。美術館には、彼女の好きなトスカーナのモナリザの贋作が。含蓄豊かな会話の応答。その時、夫婦のロールプレイング状態。そして、男は予定通り9時の列車で帰ると。

「トスカーナの休日」 2003 アメリカ/イタリア  監督:オードリー・ウェルズ 出演:ダイアン・レイン

サンフランシスコの女性作家フランシスは、ある日突然夫の浮気、離婚で家を取り上げられ、友人の用意してくれたトスカーナの旅行へ。旅の途中見つけた一軒家を衝動買いする。地元の人、ポーランド移民たちの修繕やたちと古い家屋の修復に。その間、恋に落ちたり。この家で、結婚式をあげ、家族を持つのが夢と語るが、結局、それは自身の結婚式でなくてもよかったわけで、家族も夫でなくてもよかったわけで。
2003年の頃、全世界的にイタリアブームだったのかな。離婚の痛手でイタリアを旅した女性、イタリア人男性が「ウィーンとベニス、汽車が通る前からトンネルを掘った」という話を持ち出す。彼は下半身が別人格であるようなイタリア人男性でなく、家族を大切にする男。一方、女とみればアバンチュールを求めて言い寄る男性もいて、一時は入れあげるフランシス。それも人生。典型的イタリア人女性もいて、人生を謳歌しています。フランシスが助け舟を出してしまうあたりは余計ですが。(2015年再鑑賞)

「トースト」 2010 イギリス Toast

イギリスを代表するシェフ兼フードライターのナイジェル・スレイターの実話。ナイジェル役は”チャーリーとチョコレート工場”のあの子。料理が苦手の母親(というかイギリス人ってこんな感じ?と思ってしまう。)の得意料理はトースト。が、他界し、掃除人(実質、家政婦のように家事全般する。)の作る料理に180℃の食生活。でも実話だから、感動の物語でもなく、ナイジェル側の一方的なストーリー展開。結局、彼女のレモンパイのレシピを盗み、それでレストラン外でトーストかじり休憩するシェフに「レモンパイが得意です。」と売り込んでいるのだから。彼女のほうが人間味があります。

「ドッグヴィル」 2003年 製作国:デンマーク 原題:DOGVILLE 監督:ラース・フォン・トリアー 出演:ニコール・キッドマン、ポール・ベタニー、クロエ・セヴィニー、ローレン・バコール

ロッキー山脈の麓に孤立する村ドッグヴィル。ある日この村の近く、ジョージタウンの方向から銃声が響いた。その直後、村人の青年トムは助けを請う美しい女性グレースと出会う。間もなく追っ手のギャングたちが現われるも、すでに彼女を隠し、その場を切り抜けるトム。彼は翌日、村人たちにグレースをかくまうことを提案した。そして、"2週間で彼女が村人全員に気に入られること"を条件に提案が受け入れられる。そうしてグレースは、トムの計画に従って肉体労働を始めることになるのだが…。

舞台のような設定。人間の我儘ぶり、傲慢さが牙をむく。実験的な映画。

「突然、みんなが恋しくて」 2010 フランス Et Soudain Tout le Monde Me Manque(=Suddenly everyone misses me) 

恋愛ものではなく、父娘愛物語。60才の誕生日、父エリは、新しい妻との間に3人目の子供ができたことを娘たちに告げる。不妊症の長女はショックを受け、長年父との仲がしっくりしていない次女は、子どもをまともに育てられないのに、また子どもを作るなんてと怒る。その後の展開、父は、妻に向かって「堕ろせばよかった。」と平気で言い、「その子を長女にあげればすべてうまくいく。」なんて無神経極まりない発言をする…。そりゃ、次女としっくりこないのも当然。ところが中盤過ぎから、父はいい人になっていく。次女のたくさんの元カレたちと仲良くしていて、自分の店で雇っていたり、ゴルフをしていたり。次女はX線診療所で働いているのだが、そこで何でもX線写真を撮り、アート作品作り?これまた異常。いくら個展するまでになるといってもね…。失恋の痛手中と、姉一家の家にずっと居候し、その後は義母の家に押しかけ…。こんばシチュエーションあったらいいな、みたいなのをかき集め、満足モード。ついていけません。この女優(メラニー・ロラン)のために作った映画?

英語タイトル"The Day I Saw Your Heart"はさすがと言わざるをえませんが。

「隣の女」 La femme d'a cote
F・トリュフォーの作品を続けて2本観ました。ジェラール・ドパルデューが若いし、隣の女(「八人の女たち」にも出ていました。)も魅力的でおしゃれ。昔の恋に封印してそれぞれ生きてきたのに、偶然隣同士になって、女が追いかければ男は逃げ、男が追いかければ女は逃げ…。グルノーブルの田舎町の風景がすてきです。

「隣のリッチマン」 Envy 2004

ジャック・ブラック、レイチェル・ワイズ、ベン・スティラー、一癖もある俳優揃い。二組の夫婦。いきなり一組が大金持ちになり、嫉妬するもう一組。人間の妬みがどんなにくだらないか、プラス不思議な男一人。

「殿、利息でござる!」 2016年 製作国: 日本 監督: 中村義洋 出演: 阿部サダヲ 、 瑛太 、 妻夫木聡 、 竹内結子

江戸時代、仙台藩の重い年貢に苦しむ宿場町では破産と夜逃げが相次ぐ。町の将来を心配する十三郎は篤平治の知恵を借り、藩に大金を貸し付けて利息を巻き上げる作戦に出る。羽生結弦が殿役で出演。

「扉のたたく人」 2007 The Visitor

人との付き合いをたち閉じこもる大学教授。会議に出席するため久しぶりのNY、自分のアパートに行くと、移民カップルが住んでいる。彼らは知人の紹介で住んでいたのだが。礼儀正しく出て行こうとする彼らを大学教授は住まいが見つかるまで居候させることを申し出る。擬似家族。彼はその温かさに居心地のよさを感じるが、あくまでもそれは擬似家族なわけで。

「飛べ ダコダ」 2013

終戦から5か月過ぎた昭和21年1月14日。上海から東京へイギリス総領事を送る途中だったイギリス空軍要人機ダコタがエンジントラブルにて、佐渡島、高千村の海岸に不時着。少し前まで敵国であったイギリス軍人をどう扱うのか。村長の新太郎(柄本明)は、率先して彼らを温かに迎え入れる。実際にあった話。Kが主人公の彼を闇市商人に誘い込もうとしています。

「ドミノ」 2005年 アメリカ/フランス
賞金稼ぎドミノの実話の話しです。アメリカの保釈のシステムがよくわからないまま苦痛のように見続けました。うーん、結局、黒人の女の子が手術を受けられ、イスラム系のどこかの国に大金がもたらされよかったっていうこと?キーラ・ナイトレーが女だてらに恐いものしらずに突っ走ります。「プライドと偏見」、「パイレーツ・オブ・カリビアン」でのお姫様っぽいイメージと180%真逆です。

「共喰い」 2013 日本 監督:青山真治 主演:菅田将暉 共演:光石研、田中裕子

昭和63年の夏、山口県下関市。父とその愛人と暮らす17歳の青年・遠馬。父にはセックスの時に暴力を振るう性癖があり、実の母はそれが耐えられずに、遠馬が生まれるとすぐに家を出ていった。そして今は、川一本隔てた魚屋で一人暮らしをしていた。やがて、遠馬は幼なじみの恋人と何度も交わるうちに、嫌悪していたはずの父と同じ忌まわしき血が自分にも流れていることを思い知らされていくのだったが…。

芥川賞を取った作品の映画化…。光石研がそんな獰猛な人物に見えず。男より女のほうが結局強いのか。しかしながらその女性陣、田中裕子以外希薄です。何言っているかさっぱりだし。

「トモ@トモ」外出しなくなって8年間のトモ。あらゆることはテレビ電話で操作管理している、というかされている。トモが見ている画面を共有するだけで話が進んでいく。そしてトモの姿は最後の最後にドアを開けて外に出かける時の後姿(それもまたトモのテレビ画面カメラの写しだしているものなのだろうけれど。)しか見ることはできない。

「ドライビング Miss デイジー」 1989 Driving Miss Daisy

封切り当時見逃した作品を2012年鑑賞。年を取ってから観たい映画です。運転中にあやうく大事故を引き起こしかけた老女デイジーを案じ、息子は専属の初老の運転手ホーク(モーガン・フリーマン)を雇う。アトランタで会社を経営する金持ちユダヤ人、白人たちに使われる黒人。デイジーはいわく付き、誰かを褒めることのない分からず屋に、運転手はなじめるのか…。缶詰ひとつを盗まれたと大騒ぎするデイジーに、恐ろしいほど正直者のホークはいいコンビ。それは州外へのドライブ時(ホークはこの時初めて州外に出る!)、職務質問をする警官の「白人の老女と老黒人運転手とはいい組み合わせだ。」と外面上、社会から見捨てられた存在のふたりを表現。偏見をもたないと言い放つデイジーだが、黒人の状況は知らないことばかり。彼に文字を教えてあげたり、ひとりぼっちで寂しい時に寄り添ってくれて、最後にはいちばんの友人とまで。最後のシーン、ホークにケーキをあーんしてもらうなんて、痴呆になったからといってデイジーだったらありえないのだけれど、そこまで信頼を築いてしまうホークの人間性に脱帽。

「ドライヴ」 2011 アメリカ

ライアン・ゴズリング主演。昼はハリウッドのスタントマン、夜は強盗の逃走を請け負う運転手の“ドライバー”。同じアパートに住む母子に愛情を寄せたことから自ら危険な抗争に巻き込まれていく。どうしてただ母子と過ごす時間がこれまでの人生でいちばん幸せだったのか…、過去が全く語られないだけに不明。音楽、映像が味わい深いところ。ゴズリング、薄っぺらな役が多いけれど、この中では情が深い。結局、最後どうなったのだろう。雰囲気のある映画。

「トラッシュ!−この街が輝く日まで−」 2014年 製作国: イギリス/ブラジル 原題: TRASH 監督:スティーヴン・ダルドリー 出演:マーティン・シーン、ルーニー・マーラ、ヒクソン・テヴェス 脚本:リチャード・カーティス

ゴミを拾って生活している3人の少年は、ある日ゴミ山の中で財布を拾う。やがてその財布を探しにくる男たち。3人は独自に財布の謎を探り始め、すぐ彼らに危険が迫ります。財布を探すものは何者なのか。3人の働きは政治家を失脚させ、自らもスラムから脱す道へと。

「ドラウト・デイ」 2014 アメリカ 監督:アイヴァン・ライトマン 主演:ケヴィン・コスナー

大物ルーキーを獲得して弱小チーム再生を狙うアメフトチームのゼネラルマネージャーが、ドラフト会議で一世一代の勝負を仕掛ける。映画を観る前に、アメフトのドラフト会議の豆知識講座あり、選手ゲットの代わりに指名1巡目、2巡目、来年の分、再来年の分という駆け引き、いったん引き受けた選手の誕生日会にチームメイトが来なかったとか、本を読んだ読まない、最後のページに100ドル紙幣をはさんでおいたが、気付かず既読の嘘を謝る選手の中、嘘を貫き通す選手、たった一人今後の活躍を約束し返送してきた選手。やる気、倫理観で人をみるのかな、アメフトGMは。

「とらわれて夏」 2013 LABOR DAY 監督:ジェイソン・ライトマン 音楽:ロルフ・ケント 出演:ケイト・ウィンスレット、ジョシュ・ブローリン

過去にとらわれた男女が障害を乗り越えて愛し合っていく夏の5日間の出来事を、13歳の少年の視点から描いたドラマ。9月はじめのレイバー・デイを週末にひかえたある日、アメリカ東部の小さな町で暮らすシングルマザーのアデルと13歳の息子ヘンリーは、偶然出会った脱獄犯のフランクに強要され、自宅に匿います。フランクは2人に危害を加えないと約束。3人は次第に心を許しあいっていきます。力仕事はもちろん、美味しそうなピーチパイまで焼いてくれるフランクの男っぷりにどきゅんです。

「トランセンデンス」 2014 製作国:アメリカ 原題:TRANSCENDENCE 監督:ウォーリー・フィスター 出演:ジョニー・デップ、モーガン・フリーマン、ポール・ベタニー、レベッカ・ホール 

近未来、人工知能研究の第一人者ウィルは、反テクノロジーを標榜する過激派集団の銃弾に倒れるが、妻のエヴリンは、親友の科学者マックスに協力させ、ウィルが息を引き取る前にその意識をスーパーコンピュータにアップロードする。やがてネットワークに繋がるがったウィルは、軍事機密や個人情報を含むあらゆるデータを手に入れ、加速度的な進化を始め、ネット上に現れていた彼の画像がいつしか自らクローンとなって現れます。ジョニー・デップのよさが出ておらず。

「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」 2015年 製作国:アメリカ 原題:Trumbo 監督:ジェイ・ローチ 出演:ブライアン・クランストン、ブライアン・クランストン

『ローマの休日』の真の作者・トランボの苦難と復活の軌跡を映画化した実録ドラマ。第2次世界大戦後、赤狩りの理不尽な弾圧を受けて脚本家のトランボは投獄されてしまう。やがて彼は出所するが、キャリアを断たれたトランボには仕事がなく、主義と生活のため、B級映画の脚本を多数書く。その間、いくつかの作品はオスカーを受賞。そしてアメリカ政府に対する反逆の罪も問われなくなるまで数十年。時勢に迎合せず筆一本で戦ってきた雄姿。B級映画会社の社長、いいなあ。アメリカの赤狩り、「追憶」でもバーブラ・ストライサンドが戦っていましたが、いまいち歴史知らない。

「鳥」 1963 アメリカ 監督:ヒッチコックTHE BIRDS

はねっかえりの美人女性が鳥を買いに来た男性を追って、田舎町 に。すると町を鳥が襲いはじめ、ガソリンスタンドが炎上したり、死傷者続出し。ヒロイ、ンティッピ・ヘドレン、美人です。終わりは、ただ車に乗り逃げていくだけ。あらあら。

 

「ドリアン ドリアン」 2001 香港 フルーツ・チャン監督
黒龍江省から香港に出稼ぎにやってきた女性、3ヶ月ビザの間、淡々と精力的に売春でお金を稼ぎます。そして一旗揚げて故郷に戻り、派手な帰郷パーティ。資金を元に何かよさげな商売をしようとします。香港へ行く前の、京劇を習っていたこと、香港での生活、仕事に向かう路地の様子など、汚い香港を映します。たびたび現れるドリアン。正体不明で、みんなが耐えられないほどの臭さをもち、なのに果物の王様と言われるドリアン。それは、主人公の香港での生活を喩えるものなのでしょうか。
「トリコロールに燃えて」 Head in the Clouds
ギルダ(シャーリーズ・セロン)少女時代占い師に34才から先が見えないと言われて、時間は飛ぶ。それから奔放な女性となって刹那的に生きる彼女の姿。また時が経ち、時代は第二次世界大戦下に。彼女を取り巻いているのは昔から彼女に思いを寄せるガイ(男)とミア(ベネルペ)。でも彼らはこの戦争に貢献するためギルダを去っていく。パリがナチスに占領され、レジスタンスとして動くガイ、ナチス将校の女となるギルダ。それでも一途に思いを寄せるガイ。実は体を張ってスパイをしていたギルダ。強い三角関係でした。が、戦争の残酷さがあまり強く伝わってきませんでした。

「トリシュナ Trishna」 2011年 製作国: イギリス 原題: TRISHNA 監督:マイケル・ウィンターボトム 出演:フリーダ・ピント、リズ・アーメッド、ロシャン・セス 原作:イギリス文豪トマス・ハーディ古典小説『テス(ダーバヴィル家のテス)』

舞台はインド。インドのラジャスタンにある寺で、19歳のトリシュナとイギリスのビジネスマンであるジェイは出会う。トリシュナの父が自動車事故を起こし、トリシュナはジェイの計らいにより彼の父親のホテルで働くことになる。言い寄るジェイ、そしてトリシュナは実家に戻るのですが妊娠しており中絶。その後、実家を出るよう父に言われ、茶工場へ。そこにまたジェイが現れ、彼とムンバイへ。悠々自適に暮らすが、ジェイはイギリスへ。トリシュナは家も追い出され、成り行きムンバイでダンサーになろうとするが、またもジェイが現れ、インドの別のホテルで従業員として働きながらジェイの愛妾のようになり、さすがに辛くなってきたトリシュナはキッチンから包丁を持ち出す…。実家に帰り、弟妹たちの学校に付き添った後、自らの命を絶ちます。

女性の立場が低く、男性に翻弄される。それがインドという場所設定、現代で描かれる。ナスターシャ・キンスキー主演の『テス』のインド版でしょうか。インドのダンスシーンも楽しい。

「鳥の道を越えて」 監督:今井友樹 2014年 93分 監督:今井友樹

岐阜県の東濃地方を舞台にした、鳥と人をめぐるドキュメンタリー。岐阜県東白川村出身の監督が、祖父から「昔、あの山の向こうに『鳥の道』があった」と、故郷の空が渡り鳥の大群で埋め尽くされたという話を聞く。村ではかつて「カスミ網猟」という狩猟も行われ、渡り鳥の命をいただく文化もあったといい、そうしたことを知った今井監督は、「鳥の道」を探し求める旅をはじめる。その過程で生まれた疑問を丹念に追っていきます。「あの空の向こうに『鳥の道』があった」、今はそれがわかる、ということばで締めくくられます。民族文化映像研究所所属というだけに日本の伝承文化を伝えるドキュメンタリーです。

「トリプルX」 2002年 製作国: アメリカ 原題: XXX 監督: ロブ・コーエン 出演: ヴィン・ディーゼル、サミュエル・L・ジャクソン

ザンダーは命を懸けたスポーツ"Xゲーム"で若者たちにその名を知られるカリスマ。トレードマークは首の後ろに彫った"xXx"。どんな危険なゲームも平然とやってのけるその驚異的な身体能力と冷静な判断力で、やがて国家安全保障局(NSA)に無理やりスカウトされます。コードネームは"xXx(トリプルX)"。過激な犯罪集団"アナーキー99"への潜入捜査がプラハで。スパイの七つ道具とばかりにガンや車。007張り。退屈しません。

「ドリーム」 Hidden Figures (2016) アメリカ 監督:Theodore Melfi Taraji P. Henson, Octavia Spencer, Janelle Monae、ケビン・コスナー

1950年代末から60年代の宇宙開発競争において、アフリカ系の血も引く女性数学者キャサリン・ジョンソンら、アメリカ初の有人宇宙飛行に成功したマーキュリー計画などに貢献した実在の黒人女性3人を中心に描いた同名のノンフィクション小説を元にした映画。

才能が黒人ということで差別されていた時代、能力で実力を発揮し認められた女性たち。

「ドリーム・ガールズ」 2006
黒人女性3人のグループ。バックコーラスから登りつめていきます。独立するにあたりリードボーカルの入れ替わり。ビヨンセがきれい。たくさん流れる歌もよい。エディ・マーフィの芸もみごと。a-nationで夏木マリが歌っていた「ワンナイトオンリー」はここからでした。

「ドリーム・チーム」 1989

20年も前の作品なので、主人公のファッション、髪型がださい。おもいしろいのかなーと我慢し続けること1時間、やっと話の展開がスムーズになりました。精神病院患者が治療の一環として野球の試合を見るというもの。この4人はグループセラピーを受けており、唯一まともな医者が引率役になるのだけれど野球場手前医者は事故に巻き込まれ、そして彼らは殺人犯の疑いをかけられ、はたまた医者は身元不明で入院するも命を狙われ、彼らは救出に向かうのだけれど、精神病患者なので信用されず警察に通報されることばかり。信じてくれる女性二人が救い。

「ドリーム ホーム 99%を操る男たち」 2014年 製作国: アメリカ 原題: 99 HOMES 監督:ラミン・バーラニ 出演:アンドリュー・ガーフィールド、マイケル・シャノン

リーマン・ショック後の社会問題をリアルに描くサスペンス。突然家を退去させられたシングルファーザーのデニスは、自宅を取り戻すため非情なビジネスに加担していきます。が、根っからの悪人ではないデニスはやっと自分を取り戻します。

「ドリーム・ホーム」 2010 香港 監督:パン・ホーチョン 主演・製作:ジョシー・ホー

dreamということばが入っているくらいだからうきうきのん気に観始めたら…、うぐっ、かなりのスプラッターもの。首の動脈にフラスコ状のものが刺さってぐびぐび血の量が増えていくは、口から板が突き刺ささるは、太めの結束バンドで首を締めるは。

犯行の動機、…ありえるのかな。どうしても手に入れたいオーシャンビューの高級マンション。それはチェンが子どもの頃住んでいたアパートを地上げ屋によって追い出され、親に家を買ってあげると約束したのに、母が亡くなり、父親はアスベスト被害による中皮腫で手術を必要とする体になってしまい住宅資金に貯めたお金もそれに消える?父が診断結果を保険会社に秘密にしていたために保険代も出ない。そしてチェンが取った行動は。そしてやっと契約に行くと、所有者はもっと高値で売りたいと契約を断ってきた。死人のでた部屋は相場が低くなる…そのための殺人。最初、実話に基づくとテロップ。どこまで実話かというと、香港の不動産の価格が高騰を続けたということらしい。映画ではリーマンショック、不動産急落したこともニュースとして流れ、まだまだ彼女の安穏とした日は続かないことを思わせる。

残忍な主役が女性というのがすごい。おまけに製作者であり、かなりお金をかけて作られたとのこと。

DVD特典は、パン・ホーチョンと園子温の対談。

「ドールズ」 2002 北野武監督
菅野美穂、西島秀俊主演。文楽の作品を踏襲した日本独特の美を追求??
季節ごとに見せる日本の風景、彼らの衣装は山本耀司作品。自己陶酔かな。

「トレインスポッティング」 1996年 製作国:イギリス 原題:TRAINSPOTTING 監督:ダニー・ボイル 出演:ユアン・マクレガー、ユエン・ブレムナー、ジョニー・リー・ミラー、ロバート・カーライル、ケリー・マクドナルド

ヘロイン中毒のレントンは、仲間たちと愉快ででたらめな日々を過ごしていた。ロンドンで仕事を見つけたものの、仲間たちのせいで結局クビに。そんなところへ、売人から大量のドラッグを売りさばく仕事を持ちかけられてる。ひとつのサクセルストーリーかな。

「トレヴィの泉で二度目の恋を」 2014年 製作国:アメリカ 原題:ELSA & FRED 監督:マイケル・ラドフォード 出演:シャーリー・マクレーン、クリストファー・プラマー

陽気な女性・エルサの隣に老人性鬱のフレッドが越してきて、ふたりは徐々に恋に落ちていきます。夢見る女性のエルサはある映画の大ファンで、映画のシーンのようにトレヴィの泉で、女優のように振る舞うことが夢。前夫が叶えてやらなかった夢をフレッドは叶えようとします。シャーリー・マクレーンがかわいいから、クリストファー・プラマーがダンディだから成り立つ映画。

「トレーニング・デイ」 アメリカ Training Day 2001

ロサンゼルス市警の麻薬取締課に配属となった新人刑事ジェイク。コンビを組のはベテラン刑事のアロンソですが、初日使えるかどうかのお試しトレーニングデイ。が、情報屋を体よく使い、大物を殺してお金をふんだくり、ジェイクを仲間に引き寄せようとし、なびかないと知り、殺そうとし、主役はどっち、なんて。デンゼル・ワシントン、正義の役ばかりではないし、若者と組む役が多くなりました。

「トロイ」 2004 長い娯楽作品です。

「トロッコ」 2010

台湾人の夫が亡くなり、子どもたちと遺灰を届けに台湾の彼の家に行く。田舎の緑深い村が美しい。そして何より優しい義父母。義父は戦争中日本の兵隊として働くも日本軍が負けると日本からも認められずやり場のない気持ちをもっている。それでも親日的。ひとりで息子二人を育てなければならない母親、どうしても長男に影響がでる。母親のことば。「私失敗したんです。その時その時自分で選択してきたのに。」義父母の優しさが、母親の心の叫びを吐露させる。とても大切な旅となりました。

「ドロップ」 2009

やくざ中学生版。演じている人たちは20代後半ばかり、ということに目をつむり…。暴力シーン多い。不良の仲間入りしておきながら平和を好む主人公。グループの長の口癖は「上等!」。その父と刑事とのやり取りは、語尾に「この野郎ー。」「馬鹿野郎ー。」をつける。部活のような喧嘩活動。水嶋ヒロのよさが少しわかった。

「泥棒成金」 1955 アメリカ 原題:TO CATCH A THIEF 主演:ケーリー・グラント、グレイス・ケリー

元宝石泥棒のジョン・ロビーは現在、南フランスのリヴィエラに別荘を購入し、堅気の生活を送っていた。が、自分の名をかたるニセモノが現れます。一方、アメリカ人女性フランセスと出会います。 グレース・ケリーが美しく、モナコを思わせるような市街地の坂道で車を飛ばします。これは未来の悲劇を思い起こさせます。

「どろろ」 2007
父親による捧げにより生まれながらにからだの48箇所を魔物に奪われた百鬼丸(妻夫木)。魔物を倒していくたびにその体の部分を取り戻していく。そして腕に埋め込まれた刀を狙うことから同行者となるどろろ(柴咲コウ)。ということはどろろが主役なのか?ロケ地はニュージーランドということで美しい。今回24体取り戻し、早くも後編制作へと続くとのこと。

「トロン:レガシー」 2010

父・ケヴィンが忽然と姿を消して20年。サムの下に消息不明だった父から謎のメッセージが届く。父親が創造した“トロン”と呼ばれるコンピューターの世界へ導かれた青年が、ゲーム感覚の本気の戦いに挑む。ジェフ・ブリッジスがシャープ。

「トンケの蒼い空」 2003 韓国 MUTT BOY  監督:クァク・キョンテク 主演:チョン・ウソン

4才で母を亡くしたトンケ(野良犬)は、父親の職場の警察で昼間過ごし、そこで出会った野良犬を飼うことに。少し知恵遅れ?高校時代にその犬を同級生に鍋にされてしまい、それが原因で高校を中退し、ニート生活。決闘を申し込んできたグループに、昼はまだかとみんなにキムチランチを振る舞うのですが、お手製のキムチのおいしそうなこと!で、仲間を作るのですが、やがてその仲間のひとりの父親が土地を収奪されたのをきっかけに社会正義に目覚め、その悪者地上げ屋の子分が例の飼い犬を食べた同級生でもあったことから、警察署内での戦いに。と書くとおもしろそうですが、それほどおもしろい映画ではありませんでした。2枚目のチョン・ウソン、こんな役もやるのですね。

「ドン・ジョン」 2013 原題:DON JON 監督:ジョセフ・ゴードン=レビット 製作総指揮:ニコラス・シャルティエ 出演:ジョセフ・ゴードン=レビット、スカーレット・ヨハンソン、ジュリアン・ムーア

もて男、結婚せずと思われていたが、最高の女に押し切られ婚約、が破断。中年女性といい関係性に。男の願望?

「トンマッコルへようこそ」 2005 韓国
地続きの朝鮮半島、同一民族が分断された国ならではの話。朝鮮戦争中にもかかわらずのんびり暮らす理想郷の村に、韓国軍(ひとりは残忍な戦争に嫌気がさし森をさまよっていた軍人)2人、朝鮮軍(負傷部隊の生き残り)3人がたどり着く。彼らが村で初対面、一発触発の場面、徐々に仲良しになっていく。戦争がいかに愚かなことかを伝える映画です。決して彼らは勇敢でなかったからではなく、村人への感謝の気持ちを勇敢に果たしてくれました。朝鮮軍の隊長が、村長に訊ねます。「怒鳴ることもせず、どうしてみんなをまとめられるのですか。」村長「食べさせることです。」シンプルな答えでした。彼らが村にやってきた時もふかしじゃがいもを食べさせていましたっけ。
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