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「ヤァヤァシスターズの聖なる秘密」 divine secrets of the yaya sisterhood
サンドラ・ブロックはNYの劇作家。ルイジアナには両親が住んでいる。娘と母親には葛藤があり、その傷がもとで娘は、結婚すれば母親のようになってしまうのではないかと恐がってセラピー通い。そんな仲違いをしている二人に、母親の少女時代からの仲良し3人が立ち上がったのです。母親も両親の不仲から実の母親に冷たくされ、自分が母親となった時、育児ノイローゼ、アルコール中毒、それを飲むための薬の副作用で心の病になっていたのです。でも楽しい時もあり、湖で娘に溺れるふりをさせ救助したり、臆病でセスナに乗れなかった娘が帰宅してからやはり乗りたいと言い出してまた乗せてあげる場面など母親の美しさ、陽気さがいっぱい。
年老いた母親役はエレン・バースティン。私の大好きな映画「アリスの恋」(1974)の中ではたくましい女性を演じていました。

「八重子のハミング」 2016年 製作国:日本 監督:佐々部清 出演:升毅、高橋洋子

アルツハイマーの妻を支える夫と家族の愛を描いたドラマ。講演を行う石崎は、妻・八重子の介護の経験や感想を説明する。記憶をなくすことを「ゆっくりとお別れをしよるんや」と話す石崎は、夫婦の思い出を静かに語る。八重子の生前は八重子を連れて、亡くなってからは当時の様子を話す。

「やがて来たる者へ」 イタリア L'UOMO CHE VERRA/ THE MAN WHO WILL COME 2009

第二次大戦下のイタリア北部の山村、パルチザンの抵抗に手を焼くドイツ軍が、多くの子供や女性を含む多数の非戦闘民間人を処刑した“マルザボットの虐殺”を、一人の幼い少女の視点から再現。1943年12月、ボローニャ近くの山村。8歳のマルティーナは、生まれたばかりの弟が亡くなって以来、口をきかなくなる。しかし、母がふたたび妊娠し、マルティーナは生まれてくる赤ちゃんを心待ちにしている。が、ドイツ軍は連合軍との戦いもないのに、じわりじわりとやってきて、村民大虐殺がはじまる。イタリアは同じ同盟軍だったはず…、ですが、こんな悲劇があったのですね。

「やかまし村の子どもたち」 スウェーデン 1986 Alla vi barn I Bullerbyn

スウェーデンの豊かな自然に囲まれた、わずか3軒の家しかない“やかまし村”に住む6人の子供たち。そんな彼らの夏休み中の日常を美しい自然をバックに綴った作品。男の子3人、女の子3人がなんとなく別々に、でも分け隔てなくいっしょに遊んでいる。いつも遊んでいるのは夏休みだから。6人のほかにもう少し小さな女の子もいて、みんなが水車小屋に行く時にいっしょに行きたいと泣いたり、お兄ちゃんに連れられて怒りんぼ飲んべえの靴屋に同行。そこには歯をむき出しにして威嚇する犬がいて、エサの骨を投げてカワイイ。お兄ちゃんは恐い犬だけれど、靴屋が足をけがして犬の世話ができないと、犬を借りたいと申し出て、家に連れて帰るのだが、すっかり懐いて番犬にならなくなってしまい、靴屋の足が治り、犬を返さなきゃならなくなり、父親が靴屋に犬を譲ってくださいとお願いする。女の子2人が町にお使いに行き、店で飴をもらって帰るのだが、帰り道買い忘れたものを思い出し、店に戻る。飴をもらう。帰り道、また思い出し戻る。その繰り返し。そしてやっと家に着き、お母さんによくできたね、とほめてもらう。夜、干草で眠る。なんて気持ちよいのだろう。が、寒くなって家のベッドに。ベッドってなんていいのだろう、と眠りに着く。男の子たちが宝物のありかを記した紙を発見したという。湖の島に。女の子たちが行ってみると、男の子たちのいたずら。女の子たちは缶の中に羊の糞をたっぷり詰め込み、男の子たちに見つからなかったと報告。男の子たちは仕掛けたところに行って…。家族みんなでのザリガニ捕り。悲しそうな目をしていると逃がす子。そして夏休みが終わり、学校も楽しみとしめくくる。スウェーデンではないけれど、子どもの時にはいろんな冒険や楽しみがあったなあとのほほんとする映画。

「夜間もやってる保育園」 2017 日本 監督:大宮浩一

ニーズがあるからの夜間保育園は認可保育園が少なく、ほとんどがベビーホテル。この映画を作ってほしいと提案した夜間保育園「エイビイシイ保育園」園長は肝っ玉女性がやっている。夜まで子供を預けるなんてかわいそうという意見が出てくるそうだが、現実は子どものタイムスケジュールに合わせて。児童も明るい。この頃は、発達障害児対策にも寄り添う。新宿区大久保のこの園には国家公務員、看護師、ダブルワークの子どもたちがやってくる。インタビューを受ける親子は日本人ではないことが多い。オーガニックの野菜にこだわり、石岡の魚住農園にもカメラが入る。夜間保育園なので提供する食事は昼と夕食、ここでちゃんとしたものを食べるので、家ではジャンクフードでも言いという親もいるくらい。
保育園紹介は、沖縄、帯広(以前の市長が、夜間保育園を作ることを公約にした。)、新潟(療育型の保育園の先駆け)など。
幼い子供たちってなんてかわいいのだろう、もちろん手もかかるけれど。

「約束の旅路」 フランス Va et Deviens

1984年、イスラエルは苦況に直面していたエチオピアのユダヤ人を救出するという大がかりな移送作戦"モーセ作戦"を実行する。キリスト教徒の少年シュロムが、母に命じられ、子どもを亡くしたばかりのユダヤ女性に伴われ、イスラエルへ逃れる。そして、その女性は、彼に嘘を突き通すよう言い残し病気ですぐ亡くなる。その後、イスラエルの愛情ゆたかな白人養父母のもとで育てられる。実母に捨てられたという思いを抱え、ユダヤ人でないことをを悟られまいとし、スーダンの難民キャンプに手紙を送り続け、成長していく。困難を乗り越え、白人のユダヤ人と結婚、そのために彼女は家族、一族を捨ててきた。シュロムは失いたくないばかりに告白できない。こればかりは許せない妻は家をでていくのだが、養母が彼女を説得するのです。彼はずっとこの苦しみを抱えてきたのよ、と。そして医者となったシュロムはアフリカの難民キャンプで国境なき医師団のメンバーとして。彼の元に妻から電話。「パパ」と呼びかける子どもの声。そしてシュロムの見る先には母の姿。

「約束の地」 2014年 製作国: アルゼンチン/デンマーク/フランス/ 原題: JAUJA  監督:リサンドロ・アロンソ 製作:ヴィゴ・モーテンセン 出演:ヴィゴ・モーテンセン、ヴィールビョーク・マリン・アガー

先住民の掃討作戦に参加していたディネセン大尉の娘・インゲボルグが忽然と姿を消す。必死の捜索を続けるディネセンは、1匹の犬に導かれるように不思議な世界に迷い込む。

「約束の葡萄畑−あるワイン醸造家の物語」 The Vintner's Luck 2009年 ニュージーランド・フランス
19世紀初頭、フランスブルゴーニュ地方の貧しい農民がワインの醸造家になろうと夢をみる。天使との巡り合い。そして領主に認められ、その跡継ぎの女性との交流。ワインに明け暮れた彼の人生。

「ヤコブへの手紙」 2011 LettersToJacob

フィンランド、終身刑のレイラが特赦で釈放され、盲目の牧師の手伝いに。彼に届いた手紙を読み返事を書く。面倒なレイラは、届いた手紙を井戸に捨てたり、郵便配達夫を脅かしたり。が、徐々に彼に心を解かれていく。一方、手紙は届かなくなり、生きる意味を失う牧師。手紙が届いた振りをし、自分の悩みを打ち明ける。いっさいの感情を封印したかのような彼女の顔の頬に涙が伝わる。短い映画のせいか、ここで泣かせるためのため、みたいなものがなく、現実とはこんな淡々と流れていくものなのかもしれない。また、レイラがヤコブを呼ぶ時のフィンランド語がかわいらしい。

「優しい嘘」 原題DEPUIS QU'OTAR EST PARTI(Since Otar Left)
グルジアに住む祖母、母、孫娘の三世代家族。パリに違法就労ででかけていた祖母の息子オター(母の弟)が死んだという知らせを、母と娘は祖母に伝えることができず、孫娘は叔父のふりをして手紙を書き続けるのだけれど…。おばあちゃん、85才で映画デビューそれも主演とはすごい。
「やさしい本泥棒」 2013年 製作国:アメリカ/ドイツ 原題:THE BOOK THIEF
「優しくキスして」 2004 イギリス
イスラム教の家庭(インド出身の両親、ヒンズー教ではないためパキスタンへ、40年前にイギリスへ移住)に育つ長男と、カソリック教の高校で教師を勤めるアイルランド系女性の恋。男性の家族からの交際妨害と男性の優柔不断さ。女性はいつも男性に騙されてばかり、猛烈アタックの男性に今度こそはと惹かれては、またもかと打ちのめされる。男性の姉妹。旧来のイスラム教徒の世界で、親の言うままお見合いで将来性のある男性と結婚しようとする姉、自由に大学を選び親元を離れて行こうと主張する妹。異宗教徒の恋は難しい。

「野獣の青春」 1963 監督:鈴木清順 出演:宍戸錠、渡辺美佐子、川地民夫、金子信雄、信欣三、小林昭二、鈴木瑞穂、木島一郎、香月美奈子

盛場のチンピラを懲らしめる元刑事の一匹狼ジョーが暗黒街に蠢く影の男たちに立ち向かう。ヤクザ映画ですが、女性がきれい。

「やじきた道中てれすこ」 2007 平山秀幸監督
東海道五十三次憧れます。弥次さん、喜多さん、それに花魁お喜乃の道中。サメか訳のわからぬ川のばけものてれすこの珍味あり。勘九郎は芝居達者だなあ、と思う作品でした。

「野性の証明」 1978 原作:森村誠一 出演:高倉健、薬師丸ひろ子、中野良子、夏木勲、三國連太郎、舘ひろし、田村高廣、ハナ肇、松方弘樹、丹波哲郎、夏八木勲

東北の寒村で大量虐殺事件が発生。唯一生き残った少女・頼子はショックから記憶喪失となっていたが、当時山中でサバイバル訓練を行っていた自衛隊員・味沢に引き取られる事になる。退役した味沢と頼子は地方都市で平穏な生活を行っていたが、予知能力とも言える頼子の持つ不思議な力が二人を巨大な陰謀へと巻き込んでいく。

高倉健が、ひとり国家権力に立ち向かっていきます。今回のバカ息子は舘ひろし。鉈で背中グサリ、脳天グサリ、ホラー映画でもないのに。ヒロイン中野良子はあっけなく殺されたり、やりたい放題です。

「野性の夜に」 1992 フランス映画。バイセクシャルの主人公は3週間ほど前にエイズと診断され、告げないまま18才の少女と関係をもってしまう。けんかの場面に居合わせ、自分の手の平を切り、その血を凶器代わりにする。製作当時に観たなら、センセーショナルな映画だったかもしれないけれど。
「柳と風」 1999 イラン
最初、転校生が主役なのかと思って見ていた。転校早々、珍しい雨の降る様子に授業も落ち着いて受けられず、退室を命じられ、すると教室の外で立たされていた男の子。ボールで教室の窓を割ってしまい、そのガラスを交換しないことには授業も受けられない。父親は窓ガラスを買う余裕もなく、先生はその男の子を責める。そしてどうにか男の子はお金を工面し、ガラスを買いに行く。ガラス屋は遠い丘の上。橋桁も沈んでいるようなところ。やっと到着するとガラスのサイズを訊かれるが、持参のメモは違うメモ。記憶の数字を言う。大丈夫なのか。そしてガラスを切ってもらい、手と顎ではさんで学校へと向かう。顎にあたるガラスの部分には教科書を挟んで。顎も手も切れそうでがんばれ〜。そして学校へ。ガラスをはめるのだが成功するの〜。とにかく手に汗握る。ずっと応援しながら見てしまいました。

「屋根裏部屋のマリアたち」 2010 フランス Les femmes du 6eme etage(The ladys of the 6th floor)

1962年、パリ、投資会社社長のジャン=ルイは家では事なかれ主義。昔からのフランス人メイドと妻がけんかし、メイドは出て行く。代わりに雇われたスペイン人メイドマリア。ジャン=ルイが何よりこだわる朝食のゆで卵を完璧に作り、家事能力も抜群。彼女をはじめスペイン人メイドたちは6階の屋根裏部屋に住み、洗面所、トイレは共同で故障中、シャワーはない。マリアのシャワーシーンを偶然見てしまったジャン=ルイはどうしたかというと、妻を誘う。(それだけマリアがセクシーだったのです。)やがて、ジャン=ルイは濡れ衣の浮気疑惑で妻に追い出され、行くところもなく、6階の物置部屋に身を寄せ、メイドたちの生活に馴染み、いっしょに食事をしたり、ピクニックに車をだしたり。妻が後悔した時には既に遅し。「私たちにも6階が必要ね。」それにしてもマリアはご主人キラーでした。

「やばい経済学」 2010 FREAKONOMICS…Freak+Economics

「ロシャンダが別名なら」: 白人の富裕層の親と中流の親と、黒人の貧困層の親が 子供につける名前のベストテンは。それにも流行り廃りがある。そして、生きていく上で、名前で差異を付けられることはあるのか。命名にも親のセンスが必要。そのセンスをひっくるめて親がもっているかどうか、それが親の経済→子どもの経済状況にも投影されているはず。

「純粋さの崩壊」:相撲の八百長問題がテーマ。千秋楽を7勝7敗で迎えた力士、既に勝ち越しが決まっている相手力士の場合、勝つ確率は75%。勝ち越せば確実に番付はアップする。やる気で勝ったというにはありえない確率。日本で八百長問題が浮上したのと同時に、この話題本はテレビでも取り上げられました。

『素晴らしき哉、人生!』とは限らない: 90年初め、全米で急激に犯罪率が低下 したのはなぜ?73年に中絶は合法という法案が全州で通り、生まれることを望まれない子どもたちが生を受けず、犯罪率の高い20才台前半になる20年後の90年はじめ、その結果がでたというもの。

「高校一年を買収して成功に導けるか?」 :シカゴ大学が実際に行った社会実験 「生徒が成績を上げたら、5ドルを与える、その中から500ドルが当たる、リムジンで家まで送る、」という インセンティブを与えるもの。効果は絶大だったが、脱落するものももちろんいた。 3才児のトイレットトレーニング、この経済学者は妻のなしえなかったことを僅か3日チョコレートで達成。それが経済学。

「山猫は眠らない」 1993 SNIPER

タイトルで借りてしまった。原題通り、狙撃手。南米のジャングルを大物狙いで仕留める。なので、仕留めた後、その他大勢の反撃を受けながら、迎えのヘリに乗って逃げられるかどうか。

「山びこ学校」 1952年 製作国:日本 監督:今井正 出演:木村功

無着成恭による山形県山元村中学校の文集『山びこ学校』を元に、八木保太郎が脚本を書き今井正が監督を担当した学園ドラマ。
貧しい寒村である山形県山元村では、多くの村人が懸命に働いて生きていた。中学校の生徒も家の手伝いで学校を欠席することが多い。しかし中学校の教員である無着成恭は、そんな生徒たちを温かく見守り続けた。最後の修学旅行に行けない生徒がいると、他の生徒が働いて旅行費を捻出した。江一は母が心臓病を患ったものの医者に診てもらう金がなく、母親を失ってしまう。学校を辞めて働きに出ようとするが、クラスメートは江一の家の畑仕事を手伝い、彼を卒業させようとするのだった。

「闇の子供たち」 2008

子どもの臓器移植。子どもの売春。暗くて重い話。宮崎あおいのNPO青二才ぶりは演技上手ということなのか。そして最後、結局、好人物の陰の部分が明らかになる。あなたも幼児愛。

「闇の帝王DON ベルリン強奪作戦」 2011 製作国:印 原題:DON 2 主演:シャー・ルク・カーン 共演:元ミス・ワールドのプリヤンカー・チョープラ 監督:ファルハーン・アクタル

「DON(ドン) −過去を消された男−」の続編とのこと。アジア全域の麻薬ビジネスを牛耳る闇の帝王"DON"。彼の進出を恐れたヨーロッパの犯罪組織がその抹殺に乗り出す中、DONが新たに狙うのはドイツ中央銀行の地下金庫に保管されたユーロ紙幣の原板。一方、DONの逮捕に執念を燃やすインターポールの女性捜査官が追跡をはじめます。そして次第に惹かれ合います。インドの女性はセクシー系。007を観ているような、主役を見ればMR.ビーンを見ているような。最後は踊って歌って。

「闇のあとの光」 2012 メキシコ/フランス/ドイツ/オランダ 原題:POST TENEBRAS LUX 監督:カルロス・レイガダス監督 2013年カンヌ国際映画祭監督賞受賞作

自然豊かなメキシコのとある村を舞台に、赤く発光する謎めいた存在の出現を境に、平和な一家の日常が少しずつ狂い始めるさまを、マジック・リアリズム的語り口とエフェクトをきかせた独特の映像美で描き出していく。

わからない映画でした。

「闇の列車、光の旅」 2009

父と叔父とアメリカへ脱出する移民の少女サイラ、一方地元ギャングの青年はギャング団のボスに恋人を殺され、そのボスと子分と列車の上、移民から強奪行動。ボスが少女に手をかけ始め、青年はボスを殺してしまう。そして青年の逃亡、少女の彼への恋慕が始まって。

「弥生、三月」 2019年 製作国:日本 監督:遊川和彦 出演:波瑠、成田凌、杉咲花

ヒットドラマ「家政婦のミタ」「過保護のカホコ」などの人気脚本家・遊川和彦の「恋妻家宮本」に続く監督第2作となるラブストーリー。運命で結ばれた一組の男女の激動の30年を、それぞれの年の3月の日々だけでドラマティックに描き出していく。主演は「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」の波瑠と「愛がなんだ」の成田凌。共演に杉咲花、岡田健史、小澤征悦、黒木瞳。1986年3月1日。高校生の時に運命的に出会った弥生と太郎。互いに惹かれ合いながらも、弥生は太郎のことが好きな親友のサクラに遠慮してしいた。そして、サクラが卒業を待たずに病気でこの世を去ってしまったことで、想いを伝えることなく別々の道を歩み始めた2人。やがて互いにパートナーを見つけ、太郎には息子も生まれるが…。(2021年3月WOWOWで観賞)

桜のシーンが美しい。杉咲花さんの役名がさくらでした。 
ロケがどこなのか、エンドロールを見たけれど不明
「やわらかい生活」2006
鬱病のヒロイン。ブログサイトで知り合う痴漢ややばい人とデートの日々。肌に合う蒲田に引越し。関わり合う男性との暮らし。どこがやわらかいのか。
「やわらかい手」 2006 英・フランス IRINA PALM
ロンドン市外の村で暮らすマギー。夫は7年前に亡くなり、別居して暮らすひとり息子家族の孫息子が重病。国外での治療をしなければ死ぬしかない。が、既に彼らは治療のために家も手放し、使えるお金もない、借金も断られ。必至に仕事を探すマギー。”接待高給待遇”の手書き募集で入った薄暗い建物の奥、その仕事は…。躊躇するも、他に彼女にできることはなかった。やがて彼女の人気は高まり、自信にに満ちた彼女は大金の前払いをボスに交渉。そのお金を息子に渡すと、口から出てくる言葉は感謝の言葉ではなく、どこでそのお金を調達したかの言葉だけが執拗に続くことになって、彼女を尾行し秘密を知る。あげく、そんなお金はいらない、仕事を辞めるよう強要。彼女の悲しみは孫がひたすら死に向かっていくこと。
ただの主婦から、力強い女性に変わっていくのが見もの。
「柔らかい肌」 La peau douce 1964
夫は若い女性と浮気。夫婦は離婚?妻が離婚を切り出したとたん夫は新しい生活を夢見るのだけれど、若い女性は単なる遊びだったのです。ばかな男。
「ヤング≒アダルト」 Young Adult 2011 アメリカ
ヤングアダルト小説のゴーストライターであるメイビス(シャーリーズ・セロン)は、バツイチで恋人なしの37歳。彼女の元に元彼から子供が生まれたというメールが届きます。 元彼を取り戻そうと突然田舎に帰ります。自分のところに戻るに違いないと、という自信はメイビスの存在由縁。シャーリーズ・セロンだから許してしまうけれど。で、相手にもされず、町のバーに行くと、当時相手にもしなかったマットが声をかけてきます。当時いじめられたのが原因で下半身、足に障害をもっているのだが、唯一、彼女の話し相手になります。失意を重ねるのですが、変に成長させないあたり好感がもてる映画です。

「ヤング・アダルト・ニューヨーク」 2014年 原題:WHILE WE'RE YOUNG 監督:ノア・バームバック 出演:ベン・スティラー、ナオミ・ワッツ

ブルックリン、自分たちがまだ若いと思っている40代、成功をつかもうと奮闘中の20代と、世代の違うカップル2組の話。脚本家の持ちネタ?20代男性はキアヌ・リーブスの顔を長くしたようなタイプ。利用できるものは利用してのし上がる。

「ヤング@ハート」 2007

80才を越えた人々による合唱隊。ディレクターが彼らに合った選曲をし、特訓。チケット入手困難なほどの人気。刑務所に慰問に行けば、受刑者が感激。もはや、死と向き合った彼らの取り組み、この活動こそが彼らに生きる望みを与える。そして、仲間との別れ。

「ヤンヤン夏の思い出」 2000 台湾
祖母(母の母)、両親、姉と暮らすヤンヤンは小学生男の子。父親はまじめに働くが、青春時代何も言わず女性を振った経験あり。母、悩むと宗教団体に頼る。姉、優等生でなんとなくもてない。ヤンヤン、いたずら盛り。叔父は新婚だが、別の女性から乗り換えできちゃった婚。祖母がゴミ出し?のため事故に会い救急車で運ばれ昏睡状態に。ゴミ出しをしそこなった姉はひそかに悩む。父親は偶然昔の恋人に会う。出張で東京へ。東京の美しい景色が繰り広げられる。青春をやり直すチャンスがあったけれど、もう一度やり直す気にはならなかった・・・。
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