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玄米味噌作りと春の野草を楽しむ 

保存食の王道、味噌作りにチャレンジです。

1日め  2日め

横浜朝5時30分出発

八王子ICから中央自動車道〜長野自動車道。寄り道しながら気ままに運転です。

戻りは松本の直売所、アルプス市場を選択してしまったため回り道をしてしまいました。そのまま中央自動車道で帰るのであれば問題なかったのですが、水戸に立ち寄るため、また戻るような形で東への移動路。北関東自動車道がつながったためたいへん便利でした。

 

 

中央高速双葉SA 諏訪湖SA SAから湖を眺められるのはお得

梓川SA

川は見えず

豊科ICを降り、陶器市が行われて

いるというので寄ってみる。購入。

GWといえば陶器市です。

木崎湖と踏み切り
木崎湖ほとりの稲尾駅

カンカンカンと鳴り出し

あずさ3号通過

去る
水田に水が張られています 菜の花畑、クリック拡大 撮影している人もいる
北アルプスの山並みは残雪きれい 中網湖と桜 国道沿いの桜
今日開花宣言

先ほど見送ったあずさと

平行して走る

あずさを横切り離れる
見納めした桜を長野で見られる幸せ ソメイヨシノのようですが しなだれています
落倉自然園とある。寄ってみればよかった…。水芭蕉がシーズンと知る。  
今回の味噌作りの本拠地に着く 坪根さんが大豆を釜で炊いている 根気よく長時間煮る。10人分の味噌(5kg/人)と納豆分なので大量。
玄米麹 白米麹 作業はこの三角屋根の建物内で
大豆の煮具合をチェック

今回の名物的存在、池田さん。

重い樽の移動の仕方を教わる。

昨年漬けた味噌
こちらの味噌はまだ発酵が浅い 東京都内で熟成の味噌。
同じ時間でも発酵が進んでいる。
池田さんの作ったしょうゆ豆
麹まぶした大豆

しょうゆ豆の素。緑色〜。

豆の麹菌が付いています。

このように市販物もある。

池田さんの炊いてきた発芽玄米と

しょうゆ豆を食べる

大根と干し大根、塩切り麹。池田さんは味噌と大根こそが日本の食材と言う。

味噌作りのためのブルーシートを

殺菌する

やっと大豆が煮えた 手で回して大豆をつぶす ミンチして落としていく
平らに伸ばす 麹と塩は平均的に混ぜる そして総てを混ぜ、計量

一方、甘酒作り。麹とお湯だけで作る贅沢な甘酒です。

「甘酒季語の季節は?」夏です。

蜂蜜を作っている岐阜の方が巣箱

持参でやってきて見せてくださる

池田さんが昔ながらの味噌の作り方を紹介。みそ玉です。

池田さんのお話---味噌の諺、「味噌汁1杯3里の力」「医者いらず」

箸の転ばないほど味噌汁の実を入れる…野菜が摂れる

赤ん坊が生まれ、地元の神社でお宮参りすませ、歩けるようになって、一升餅を背負わせる。どうして?転ばせて黄泉の国の子にならないようにするため。

つのつく年(9つまで)までに味噌汁のおいしさを覚えさせる。

口中調味。口の中で調味する。日本は置いてあるいろいろなものを口の中で合わせる食事。

給食は飲み食い=蛇食い

味噌作り

5キロに半分の重石をする。リビングなどの暖かいところで。梅雨明け天地返ししたら1.25キロの重石にする。その後は涼しいところで。時々カビ取り。

 

池田さんは実践時、質問を投げかけながら知恵を授けてくださいます。「雑巾(ふきん)の絞り方は?」斜めにして三つ折りにしてたたんで絞る。これだと布の傷みがひどくならない。なるほど。

この微妙なカビ加減。 夕飯は洋食。

甘酒の6時間後。明日の朝食で

食べられるらしい。

甘酒の甘さの理由…米麹のの糖化酵素が、飯のデンプンを分解してブドウ糖にするため。

甘酒を分析すると、多量のブドウ糖だけでなく、ビタミンB1、B2、B6、パントテン酸、イノシトール、ビオチンなどの全てのビタミン類が入っている。全て天然型のビタミンのため、体に効率よく吸収される。それは、麹菌が蒸し米で増殖するときに、大量のビタミンを作っているため、麹菌がビタミン類を作って、甘酒の中に置いてくる。

さらに、驚くことに、甘酒には必須アミノ酸や一般アミノ酸など全てのアミノ酸が大量に入っている。麹菌が作ったタンパク質分解酵素が米のタンパク質を分解してアミノ酸にする。すなわち麹菌が、ブドウ糖もビタミン類もアミノ酸類も全て生産し、それが甘酒に溶け出してきている。

これから蜂蜜いただきます。 日本蜜蜂の働きはおいしい。こそげ取って食べます。

山荘2階に宿泊。

図書館、売店があります。