甘酒の甘さの理由…米麹のの糖化酵素が、飯のデンプンを分解してブドウ糖にするため。
甘酒を分析すると、多量のブドウ糖だけでなく、ビタミンB1、B2、B6、パントテン酸、イノシトール、ビオチンなどの全てのビタミン類が入っている。全て天然型のビタミンのため、体に効率よく吸収される。それは、麹菌が蒸し米で増殖するときに、大量のビタミンを作っているため、麹菌がビタミン類を作って、甘酒の中に置いてくる。
さらに、驚くことに、甘酒には必須アミノ酸や一般アミノ酸など全てのアミノ酸が大量に入っている。麹菌が作ったタンパク質分解酵素が米のタンパク質を分解してアミノ酸にする。すなわち麹菌が、ブドウ糖もビタミン類もアミノ酸類も全て生産し、それが甘酒に溶け出してきている。