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井筒ワイン・五一わいん見学会

<2日目へ>

<1日目>

片山本店主催です。長野県塩尻駅集合。ワイン試飲があるため、今回は電車移動、スーパーあずさ5号にて塩尻入り。

 

まず、井筒ワインへ。 自社畑3ha、契約農家200軒からのブドウから生産。1933年創業。

塀の葡萄の木にはたわわに
コンコードが生っています。
収穫のコンコード ナイアガラ
糖度を無作為に測ります。
16度以上が条件。
たくさんのブドウ 破砕マシン。 午前の分は
終了のため動いておらず
まだ見学中ですが、お昼休憩へ。地元で有名な蕎麦屋さんへ井筒ワインのマイクロバスで移動。どこに蕎麦屋が…と、田んぼの中、看板もなく、進みます。大きなポプラの木の向こうの古い家らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

進みます。「本日休業」と手書き。「貸切」とは書かないのね。中の造りも古い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店の玄関三和土を上がると、囲炉裏です。その向こうの小窓の向こうが調理場のようです。しばらく待ち、茗荷ののった冷奴、地元のキノコおろし和えがやってきました。

焼き鳥登場に、ビールが配られます。ヤッター。

お蕎麦は、細めんながらこしがありたいへんおいしい。麺つゆ、味は薄めです。量がたっぷり〜と思ったら、大盛りとのこと。大盛りは1300円。すべてツアー料金に込み。

再び井筒ワインに戻り、見学です。
     
外にもタンク。発酵なので、外でも中でも無関係とのこと。39,000リットル、75,000本分。古くからの樽。樽には、鳥が落としていった種からの山ぶどうが蔦を絡ませています。たった1本の山ぶどうの木で、情緒あるたたずまい。ぶどうの実も試食。甘い!
ここから根元。 みんなの手が伸びる。 室内へ。

鵜沢さんの説明。「このコンテナは片山倉庫。」それほど井筒ワインを仕入れているようです。

 

発酵中。顔を突っ込み過ぎるとあの世に行けるとのこと。 泡がぶくぶく(果汁発酵)
見ていても飽きず。
白ワイン、赤ワイン、ロゼの説明
畑に戻します。 壮観、クリック拡大
  垣根 アメリカ系品種ナイアガラ
ケルナー 全種類試食 クリック拡大
カベルネ・ソービニオン   カベルネ・フラン
  樹齢60年のナイアガラ あたり一面を覆いつくすほど広がる
地下の貯蔵庫へ 古い樽 奥へつながる

フランスからのオーク材、13万する。2回使用したらおしまい。1万で売っている。

6,000円クラスのワインは1年半樽でその後瓶詰め。

3,000円クラスは24ヶ月樽。

「泥棒対策のカメラです、ほんとうは大切な湿度管理のための霧吹きです。」湿度は80%。

樽再生のテーブルと椅子は
座り心地抜群
お話、ビデオ鑑賞、
そして待ちに待った試飲タイム
どんどん増えていき
期待が膨らむ
コンコード中口。
ポリフェノールいちばん多い。 コンコード甘口。 白甘口。
シャルドネ。 カベルネソービニオン。
コンコードと違い血の色。
ビデオ鑑賞の後、社長登場
井筒は屋号「井筒屋」から
店内では試飲可能で、また試飲 ホテルに戻り、その後、中信会館で夕食。地元の人でにぎわっている。 新塩尻名物キムタクチャーハン
キムチとタクアンの炒飯。
     

ワイン向きのよいブドウを作るには、朝夕の気温差があること、紫外線が強いこと、晴れの日が多く乾燥していること。冬に剪定、芽かき作業、6月梅雨時に摘房作業して1本に1〜2房にする。

白ワインはフリーランジュース(自重によって自然に流れ出る果汁)を大きな発酵樽に。汁液発酵。

赤ワインは除梗→破砕、種皮いっしょに、もろみ発酵。種はタンニンを含み、独特の渋みを作る。2週間で発酵。

ロゼは一昼夜置く。プレスなし。汁液発酵。白と違い色がついている。

標高700mの桔梗が原。120年前村おこしで葡萄を植える。ナイアガラ、コンコードのアメリカ品種。

棚作り、陽が当たる。

50年前からヨーロッパ品種。垣根作り。収量少ない。シャルドネ(糖度20度、垣根作りでも。凝縮される。)、ケルナー。メルロー、カベルネソーヴィニオン。

 

コンコード、ナイアガラはフルーティ

「ヴィンテージ」とは葡萄の収穫、という意味

赤ワインは全体の6〜7割を占める。H8に朝日新聞にポリフェノールが紹介される。

昭和2年祖父がワインつくりをはじめる。当時は生糸を作る産業が中心。生糸をやめ、桑畑が葡萄畑に。

井筒の生ワインは火入れジュース段階でのみ。理解としては生生ワインらしい。

 
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