「鳥の道を越えて」監督:今井友樹氏は1979年岐阜県東白川村生まれ。8年かけてこの映画を作ります。昨年度、キネマ旬報ドキュメンタリー部門第一位。
昔聞いた祖父の言葉「昔、あの山の向こうに"鳥の道"があった」。いまだにわからず、それを訊ねる旅に出ます。山科鳥類研究所では、以前のカスミ網漁を残存させており、見学。漁のための小屋は朽ち果てています。岐阜、福井に広がっていたカスミ網漁ですが、戦後2年GHQ支配下、渡り鳥の生態を利用して捕獲するカスミ網漁は禁止に。ラスト、監督の、今では鳥の道がわかるという言葉で締めくくられます。まだまだ不明のことが多いそうです。 |