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ブラムリーの会

200年前にイギリスの少女が種をまき、偶然生まれた料理用リンゴ「ブラムリー」。酸味のある青リンゴ。日本でも1990年小布施で栽培が始まりました。今日は都内ホテルメトロポリタンエドモントのシェフがブラムリー尽くしのフランス料理を作ります。

ブラムリーを知った辰巳芳子さんの縁でシェフが料理を手がけるようになった経緯があり、それが引き継がれているようです。

これだけにとどまらずブラムリーがつなぐ輪も次々とひろがりをみせています。

開宴のプレリュードはベーコン入りのケークサレとブラムリー薄切りを干したものです。

信州サーモンのマリネ(右)、シナノユキマスの自家製スモーク小布施町のブラムリーと蜂蜜風味のトマトヴィネグレット(左)

信州サーモンはニジマスとブラウントラウトの掛け合わせ、シナノユキマスはチェコからの卵から。蜂蜜は小布施屋アカシア。

信州ポークのグリエ秋野菜のエチュヴェ添え、粒マスタードとブラムリーのソース

ポークは豚バラですが、脂臭さはありません。フランス産アーモンドオイル使用

長野産黒毛和牛のロティ、
ブラムリーと西京味噌風味焼き

左の赤のラインはビーツ

その内側がブラムリーピュレ、西京味噌。にんにく、生姜みじん、ディジョンマスタード、ロースト松の実。肉は三筋。

デザートはアールグレイの
温かいスフレブラムリー風味、
ロックフォールのグラス添え

スフレの上に粉砂糖で型で抜いたような絵が見えるが、りんごでもないし、気のせい?

スフレの下には酸味の強いブラムリーのサイコロ切りを煮たものがごろごろと煮詰めたソースと共に。アールグレイスフレのおいしいこと。器もかわいいです。

ブラムリーの会ご歴々の方々(イギリス王立園芸協会)の挨拶が続きます。そして、画家の麻里さんブラムリーファンブログのきたろうさんのお話を聞きます。広田せい子さんからのメッセージを読みあげます。きたろうさんはセーターはブラムリー色。ペンダントヘッドも同色です。

リンゴはこれまでデザートばかりでしたが、お料理にも使いたいもの。ブラムリー入手困難のようなので、来年かな。

と、思っていましたが、北海道余市のりんご農園ならぬ商店から購入可能で、注文。またブラムリー研究会編のレシピブックもゲット。

1週間後、ブラムリー到着。大きさいろいろで、選別されていません。いい感じ。1箱3kg600円ですが、送料が1000円を超えます。ビニール袋でくるんで冷蔵庫保存で1ヶ月保存可能というけれど、我が家の冷蔵庫野菜室にはまだ紅玉がごろごろ入っているので、できるだけ寒いところで保存です。

やっとタルトタタン作りにはいります。いつも愛用のケーキの本のレシピで。りんごクシ切り8等分しざっくり詰めて、タルト生地をのせ、焼きます。ブラムリーは切ったそばから変色していきます。手早くレモン汁、ラム酒をつけます。
底が抜ける型を使用。

オーブンで焼いている時にカラメル汁がこぼれてくるのでアルミ箔をキャッチャーにしてくるみます。失敗からの学びです。

約50分ほど焼いたところ。パンみたいになっている。

なんとかひっくり返す。
リンゴの水分→タルト生地に流れ込む→生地が水っぽくなる、みたいな印象がします…。生焼けにはなっていません。

初めてのブラムリーでのタルトタタンなのでまずまずかな。というか、

かなり酸っぱいので、砂糖多めにする、もしくは、ホイップクリーム・バニラアイスクリームといっしょに食べるとおいしくなるでしょう。

引き続き、タルトタタン作り励みます。

タルトタタン作り2回目です。今回は協会からいただいたレシピブックに基づいて…。鍋で作ります。が、浅いので、ケーキダネが全て入らず、もったいないので、急遽、ミニパウンドケーキ型に流し込みます。カラメルがちょっと焦げ気味?実は、最初、もっと焦げてしまっていたので、カラメルは作り直しているのですが、もっと手前でよいということね。

 

砂糖を入れないジャム?ソース作りです。皮をむいて、小さく切り、鍋に入れて何も加えず加熱。大根おろし状態にすぐ煮崩れていきます。冷めたら薄くして冷凍。

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