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今年の紅葉狩りは昭和記念公園だけ?と物足りない気持ちしていたら、12月初旬、平日午後を利用し箱根に行くことができました。箱根=寒い、と思っていたのですが、まだまだ紅葉まっさかり、ちょうど暖かい日、紅葉を満喫することができました。なんと、紅葉の時期の箱根は初めて!休みの日であれば何もかもどこも人が押し寄せる箱根ですが、紅葉のシーズン後半だったこともあり、静けさの中、すべてに恵まれた箱根遊山でした。
町田12時40分発のロマンスカーで小田原(1)を越え箱根湯本(2)まで。隣のホームの箱根登山鉄道に乗り換え、強羅(3)まで。箱根登山鉄道の窓から見る山々の紅葉に目を奪われます。隣に座ったオーストラリアからやってきた女性は3週間の日本滞在の旅。イギリスに住む兄との旅行とのことですが、知らずに見ればハネムーンのよう。日光、京都、広島を巡るそうです。本日は芦ノ湖の遊覧船までこなすとのこと。強羅駅から徒歩で強羅公園(4)へ。強羅駅に戻り塔ノ沢(5)下車。初めての駅。あまり下車する人はおらず。見事な紅葉を眺め、国道を歩き、バスで小田原(6)まで。再びロマンスカーに乗り、帰宅。
箱根行程
ロマンスカーLSE7000形です。
赤い車体がかわいい。
いい感じの紅葉。
出山鉄橋を渡っています。
青空と紅葉は合います。
車も駅伝も通る道。
山全体が紅葉しています。
  中央出山鉄橋です。スイッチバックの状態で下りの電車を待ち、2分ほど停車しています。乗客が鉄橋を指差しています。うれしい停車時間です。
この鉄橋は登山電車敷設工事のなかでも最大の難関。橋梁架設をするには困難な地形のため、川床から架設部まで43もの足場が組まれました。大正6年に完成。
その歴史的価値が認められ、平成11年2月19日文化庁より有形登録文化財として認定されました。とのこと。スイッチバックを繰り返すため、単線のため、じっくり車窓から眺められるのがうれしいです。
雲。 強羅駅から強羅公園をめざします。左の塀は雪月花という旅館。  
急な坂を登り強羅公園到着。 実業家たちの茶室がありました。  
紅葉のじゅうたん。   クリスマスの飾りは
セントポーリアで。
  熱帯植物園。  
  茶室の屋根に積もる枯葉。 木の根っこと楓。
苔と楓。    
強羅公園奥の噴水。 公園内の喫茶店。
シチューパンが名物。
 
  10月桜が咲いています。  
夜になるとひょっとしてイルミネーションありかもしれません。 公園を出ると、何でも屋のレストランがありました。メニューの多さにパチリ。 下り坂強羅駅まで。
左手に日帰り温泉。
目の前の紅葉、バックの山の紅葉のコントラスト。 箱根登山鉄道下りつつ、
山々の紅葉を撮ります。
このあたりに住む人々はずっとこの紅葉を眺められる。
富士屋ホテルなどのある宮ノ下駅。 塔ノ沢下車。駅横の赤・黄色・オレンジの木々。  
まさに紅葉の木々の中を進みます。 塔ノ沢駅近くの民家には外国人アーティストが住んでおり、霧状のホースを操っていました。彼作の蛙。勝手にパチリ。 遊歩道を下ります。
  国道そばなので民家もあります。

古めかしい屋根。環翠楼です。

道路が渋滞? こちらが川そばに建つ環翠楼です。  
紅葉に埋もれる環翠楼。かなり歴史のある旅館は今も現役。 少し下ると、福住楼。環翠楼には負けますが、こちらも古い。建物ほとんど見えません。 塔ノ沢バス停近く。
というわけで、電車を利用した箱根の旅は行程がスムーズ。車とは別の楽しみがあります。もちろん、もっと足をのばして、大涌谷、芦ノ湖といいたいところですが、神奈川に住む身としましては、こんなふうに気楽にピンポイントで廻る旅もよいものです。
箱根湯本を目指します。ちょうどやってきたバスに乗り、箱根湯本通過し小田原まで。 帰りのロマンスカーはコチラ。EXE30000形。ここに、湯本からの電車を連結します。
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