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三渓園

2月下旬とはいえ暖かく風邪の強い日曜日、三渓園に行ってきました。
根岸駅からタクシーで向かったのですが、はやくもハプニング発生。おりしも横浜国際女子駅伝の日、まさかまさか、根岸駅から大通りにでて沿道には旗をもつ人々。???。ランナーの間に入り込んでしまったのです。そしてすぐ白バイに誘導されて…。タクシーの運転手はすっかり警察に捕まったと思ったそうです。結局は大会運営者警備員の指示ミスだったのですが。どうにか駅伝のルートをはずれ、目的地の三渓園に到着しました。

個人でここまで大規模に造園されたとは驚きでした。大池があり、京都から移築された何軒ものお屋敷あり。原三渓という生糸の貿易で財を為した人が作ったものです。松風閣にのぼると、石油タンクの先に海が見えます。(石油タンクの土地は埋立地なので、以前は松風閣からすぐ海が迫っていたそうです。)そして自らの郷里の岐阜の、白川郷の富農のお屋敷もあったのは故郷を思う気持ちの現れでしょうか。

今はちょうど梅が見頃でした。桜の時期には三重の塔もライトアップされ、さらに華やぐのでしょう。
散策後、隣の隣花苑で軽くお食事しました。

ここは伊豆の大仁町のお寺を三渓の命により移築した建物でした。曾孫の方が経営しています。三渓園に来るのであればここにも是非立ち寄ってほしいとてもすてきなお食事処です。

帰りは山手駅に向かいました。山手駅近辺は隣の根岸駅近辺と違って、昔ながらの商店街が建ち並んでいました。

三渓園同様、このあたりは戦争の火の手を逃れたため味のある街が今でも引き継がれているそうです。

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