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今年一の酉は11月11日、二の酉は11月23日です。
勤労感謝の日の祝日、初めて酉の日に鷲神社を訪ねることができました。最寄り駅は日比谷線入谷駅です。

「春を待つ事のはじめや酉の市」と芭蕉の弟子・基角が詠んだように、江戸時代から酉の市に正月を迎える最初の祭りとされています。ここ浅草の鷲神社の酉の市はその江戸時代から続く歴史があり、毎年50万人以上と言う東京下町随一の人出を誇ります。(東京メトロ掲示板より。)

まず、JR鶯谷駅を降りて、江戸名物豆富料理根岸「笹乃雪」へ。
「笹の上に積もりし雪の如き美しさよ」と宮様(百十一代後西天皇の親王)が称賛したことが店名の起りだそうです。
根岸ゆかりの文人、墨客が訪れ、作品の中にも書かれています。

豆富和飲です。甘口です。

右手前は白和えです。周りの具を中心の豆腐ペーストで混ぜ合わせます。意外と大根千切りが白和えにマッチ。奥は山芋豆富、左かけ醤油豆富。木綿豆富は生姜葱醤油で。おいしい。 あんかけ豆富が二碗。新しいもの好きの江戸っ子たちが初めて食べる、あんかけの絹ごし豆富を競って何杯も碗を重ね、また上野の宮様がご来店になった折りも美味しいと仰せになり今後二碗ずつ持って来るように、と。以来お客様に二碗一組で出すのが慣わしで同じものが二碗です。奥は胡麻豆腐。 しんじょう。この中にも豆腐が入っているのかな。癖がなく食欲が進みます。
飛龍頭、雲水(豆乳スープ)、
炊き合わせ、鶏肉と豆腐の煮物。
お茶漬け。
豆腐の醤油煮がトッピング。
豆乳アイス梅肉ソース。さっぱりアイス。ほのかに豆腐の風味。
言問通り、国際通りを。熊手を持つ人たちの逆方向をたどりつつ鷲神社に向かいます。
今日は二の酉。鷲神社は大賑わい。今年お世話になった熊手を納め新年用の熊手を求めに来る人も。三の酉がないということで、今日を逃したらたいへんです。年中行事にしているご家庭も多そうです。
大混雑の中、ようやく門をくぐります。入り口には両脇お払いをする神主さんが。
熊手屋さんにはそれぞれ意匠をこらした派手なオリジナルものが。家内安全、商売繁盛、海運無事など。
会社名、名前を毛筆で書いてくれます。15,000〜25,000円がよく売れています。お買い上げになると三本締めあり。
どこまでが神社境内?ということで屋台がぎっしり。おでん、焼きそば、綿菓子、カルメ焼き、焼き鳥、トッポギ、チャプチェ…。すぐ横に宴席が設けられ、飲んだり食べたり。寒いのにビールが売れています。熱気があります。
東京べったら漬けです。年末の買い物のようです。 おでん。赤いウィンナーのフランクフルトが目を引きます。 チョコバナナ。200円。
トッポギ。韓国料理物も人気です。 えびす焼き。お好み焼きを型で焼くもののようです。人気。 ハッカ砂糖が入っているんですよね。
熊手ほしくなり、購入。2,000円です。来年、幸せが掻き集まりますように。おかめと七福神がいます。
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