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キンポウゲ科、学名ヘレボレス。ヨーロッパ原産の植物で真冬でも咲く珍しい花です。

<その魅力。>

  • 花の少ない2月頃から咲く。
  • 半日陰を好む。
  • 花色、草姿、花型などの巾が広い。
  • 日本では九州から北海道まで生産できる。丈夫。
  • 和風、洋風の庭に適応する。
  • 実生(ミショウ:種から発芽して生長)繁殖のためそれぞれの花に個性があり一つとして同じ花がない。
原種は地中海沿岸。ということは高温多湿の日本の夏の対応が難しい。

<種類>

  • 有茎種
  • 無茎種→交配して雑種を作るのが可能、ガーデンハイブリッド
  • 中間種

低温に置かれることで蕾が膨らむ。シンピジウムと同じ。(桜とも同じですね。)

病気 黒死病(ブラックデス)、灰色カビ病、ベト病

虫はあまりつかず。

花の選び方は上向きの花、太い花茎、はっきりした花色、丸弁花など。

注目のガーデンハイブリッドは、ゴールドネクタリー、ダークネクタリー、ブロッチ、セミダブル(半八重)、ダブル(八重)、注目の交雑種はチベタナス。

ゴールドネクタリーに近づけるため交配している。近交弱勢(内婚劣勢) 講演会の催される植物館にはたくさんのクリスマスローズの鉢が飾られ、通路、隙間に折り畳み椅子が敷き詰められています。
素人の人の作品も。 講演者へのアプローチ 野田園芸の野田氏
スロベニアの標高800m地点で大輪の花を咲かせる。北緯45度は日本で例えると大雪山の山にあたる。 ベオグラード(赤)と東京(青)の月別平均気温のグラフ ベオグラード(赤)と東京(青)の月別降水量のグラフ
原種は弱い。 イタリア原産。香りがたっぷりで人気が出ているとのこと。 下4種が親。交配させて上の新種の種が取れる。が、あまりきれいでないとか。

クリスマスローズ、よほど人気があり、講演会120名のところに偶然居合わせた人などで立ち見の人もたくさん。1時間半ほどの講演の後、質疑応答。これまでクリスマスローズを枯らしてしまった人が、その原因・対処の方法などを訊きました。なるほど。

講演者の野田さんは杉並でクリスマスローズを中心に生産販売をしているナーセリーさんです。今日は割安で売店にクリスマスローズを用意してくださったとのことです。行ってみなくちゃ。

右は外で群生咲き始めたクリスマスローズ。

下の写真はクリスマスローズ。たくさん種類があります。

(水戸植物園にて。)

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