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自然たっぷりの長野へ、蕎麦・野菜・歴史を楽しむ旅です。

1.川越〜海野宿〜ヴィラデストワイナリー〜御泉水自然植物園〜ヴィーナスライン

2.美ヶ原「割烹旅館桃山」〜松本城・旧開智小学校

3.馬籠宿・妻籠宿〜大鹿村の宿〜

4.駒ケ岳ロープウェー〜横浜

9月中旬、仕事を終え、そのまま関越道、川越まで向かいます。本日の移動はここまで。2005年11月ぶり、およそ4年ぶりの来川?です。現在NHK朝ドラ「つばさ」の町です。

***夕飯は干物が名物の居酒屋へ。干物…と聞いただけで食欲がそそられます。本日のおすすめの秋刀魚(こちらは干物ではない。)、鮭のハラミ、カリカリじゃがいものサラダ、葱豆腐、干物茶漬けなどをいただく。

お通しはいくつかある小鉢の中から選ぶ。 細かい千切りのジャガイモを揚げたものがトッピングのサラダ。 葱塩豆腐で、いささか塩がキツイ。
デザート(アイスクリーム)系か、ご飯ものということで、お茶漬け。干物が付く。

2日目、すんなりとそのまま関越・上信越自動車道に乗り、長野へ向かいます。東部湯の丸ICという不思議な名前のICで降り、海野(うんの)宿へ。今回の旅は宿場町をめぐる旅でもあり。残念なことに日程の都合上、善光寺、門前町には寄れず。

海野宿…北国街道(別名善光寺街道と呼ばれ、中山道の追分から分岐し、小諸、海野、上田、善光寺といった城下町や宿場町を経て、越後高田で北陸道と合流する約140kmの旧脇街道。江戸時代には佐渡の金の輸送ルートとして五街道に次ぐ重要な役割を果たし賑わう。)
駐車場を降り、どこどこ海野宿? このあたりを治めていた
海野氏について
白鳥神社
噴水あり。 東西約650mにわたる町並み。 道の中央には小川。

明治時代になると、鉄道開通の影響もあり、宿場町としての機能を徐々に失い、以後は養蚕の町へと変遷。海野宿特有の、海野格子、うだつのある建物が続き、情緒あふれる町並みになっている。よくもまー壊さずに残っていたものと感心。取り壊し新しいものに作り直す財力がなかったのだろうか…。が、今となっては昔へタイムスリップしたような気分にさせてくれる。

朝10時に到着。どれがお店なのかわからず。住宅として使われているお宅も多い。玄関先に2匹の猫。招き猫。古い食器を扱っているようで、寄ってみる。骨董っぽいものから、バザーに出すようなお中元ギフトのようなものまでの品揃え。紫色のガラスの器を購入。

→門から中の立派な庭が見える。木々が視界を遮り中の様子はわからない。

街道沿いに23もの旅籠が軒を連ねる。そして、その裏には畑が広がっている。間口は軒を連ねる。当時の地図にもきちんと記されている。 延享三年(1746年)の海野宿屋敷割図―東枡形より西枡形まで延長5丁25間程であって、北側の屋敷が43軒、南屋敷には50軒の町並みが続いていた。
重要伝統的建造物群保存地区 東御市海野宿(昭和62年4月28日) 現在残されている町並みには出梁造りの旅籠屋「海野格子」と呼ばれる二階の出格子、卯建のある江戸時代の建物等が現存し、それとともに明治以降の養蚕、蚕種業が盛んなりし頃に造られた櫓のついた蚕室造り建物にも宿場時代の伝統的な形式が受け継がれ、調和ある町並みを作り出している。文部省、長野県、東御(とうみ)市
海野宿から車で15分ほど、同じ東御市の「ヴィラデストガーデンファームアンドワイナリー」へ。オーナーは玉村豊男氏。ランチタイムまで農園を見学。2001年に夫婦で開墾しはじめたワイナリー。いまや300人ほどが働く規模までに。花々が咲き、野菜、果物も育っています。レストランのショップでは、食器、布製品、文具、パン、ワインが売られていました。

レストランの調理で使うトマト、ラズベリー、エディブルフラワーなどの栽培も。畝が三角形になっていてかわいい。

高台のほうでは果実の栽培。ブドウ、りんごの収穫ももうすぐ。農薬散布たっぷりめ?と思うが、きゅうりと同じブルームなのか?標高850mに広がるブドウ畑。ファンドには政財界、料理界、芸能界の方々が参加しているようで、建物地下のプレートにいろいろと名前が載っていました。

そしてランチ。農園を見ながら食事です。当日朝の予約でした。おそらく早めの予約であればサンルームのほうへ案内されたのでしょうが、そちらはぎっしりのお客様。こちらのほうが静かで助かりました。ちなみ予約は11時半、1時半開始のみ。予約なしであればその合間に通されるようで、12時半に出る頃には、平日にかかわらず少々行列ができていました。
まだ空席の隣のテーブルを。すぐ4人家族が案内される。 ラズベリーノンアルコールドリンクとヴィシソワーズ ヴィネガー漬けの野菜グラス、ゼリー寄せ、焼きとうもろこし入りサラダ
テーブルパン3種。玉葱パンがおいしい。地下で焼いている。 夏野菜仕立て信州牛のハンバーグ(もっとしゃれた名前でした。) 豚のミラノ風カツレツチーズ風味。

ランチコース、3500円。メイン料理を白身魚、牛・豚・チキンの4種類の中から選ぶ。

デザートとハーブティ。テーブルウェアはすべて玉村氏のデザイン。

本日の宿は松本近辺。どうしよう。上田?でも行きたい所が見つからない。南下して、高原地帯を回ってみることに。蓼科牧場ゴンドラリフト〜御泉水自然園へ。ゴンドラリフト・御泉水自然園セット券1,000円です。
ゴンドラに乗って見えるのは女神湖。高山植物のにぎやかなじきはやはり夏で、わずかに咲いている花を楽しみます。トリカブトが多い。カブトの形の花ビラがいくつか繋がっています。その根に毒があるとのこと。
遊歩道で軽い運動。 プチトレッキングを楽しむ。 池底には緑みどりの
コケのようなものが。
移動中。白樺湖を車で一周。 釣りをしている人もいる。 標高1400m周囲4km
ビーナスラインを進むます。

霧が峰伊那丸富士見台展台から「富士山」が見える!バイクライダー多し。実は車のEMPTY点灯。ずっとGSなんてない!あわや、と思うも霧が峰ドライブインで奇跡のGS。夏場だけの営業というだけあり、下界よりリッター20円近く高い。文句を言いつつ、でも命からがら助かる。10リットルのみ入れる。

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